◆ Vikings  ◆ 2016年11月 カナダ・アイルランド

Season4 14:夜明け前 In the Uncertain Hour Before the Morning

スカンディナヴィア カテガット、ラゲルサの襲撃が成功し、勝利に沸くラゲルサの戦士達。
アスラウグが王の剣を持ちラゲルサの前に現れます…抵抗せず全てを放棄すると告げるアスラウグ…その代わりに自分を無傷で解放して欲しいとラゲルサに交渉します。
アスラウグの願いを聞き入れたように見えたラゲルサでしたが、去り行くアスラウグを背後から弓で射て殺してしまうラゲルサ…。

ヘゼビューに拘束されていたウベとシグルズを解放するマルグレーテ…兄弟にすぐにカテガットに戻るように伝えます。

イングランド ウェセックス、ラグナルはアイヴァーを連れ城へ向かいエグバート王への謁見を願います。
兵士に呼ばれて来たエセルウルフは、ラグナルを捕まえるように指示、袋叩きに合うラグナル…アイヴァーは父ラグナルの言葉通り怒りに耐えます。
檻に入れられ目覚めたラグナル…エセルウルフにエグバート王に合わせるようにと話します。

城に戻ったエグバート王はラグナルが拘束された事を聞き、すぐに会いに行きます。
檻に入れられたままエグバート王と食事を共にするラグナル…アイヴァーの無事も確認する事ができ安心します。
ラグナルに移民地を焼き払った事を謝罪するエグバート王…さらにラグナルをクウェンスリス王女との息子マグヌス王子に引き合わせます。
ラグナルと会えて喜ぶマグヌス王子、ですがラグナルはクウェンスリス王女とは何もなかったとマグヌス王子を否定します。

スカンディナヴィア カテガット、アスラウグの葬儀を盛大に行うラゲルサ。
ヘゼヴューより戻ってきたウベとシグルズでしたが、カテガットは既にラゲルサに占領されています…女王の椅子に座るラゲルサの元へ向かう兄弟。
母アスラウグを殺した事をラゲルサの口から聞いたウベは、ラゲルサへと敵意をむき出しますが、すぐに回りの戦士に押さえつけれられてしまいます。

ラゲルサについて話し合うウベとシグルズ…シグルズは自身の幼少期に、アスラウグが自分をほってアイヴァーやハーバードに夢中だった事もあり、あまりアスラウグを母として慕っていない為、今回の事は母の自業自得だと言い放ちます。

イングランド ウェセックス、ラグナルと共に酒を飲み会話を楽しむエグバート王…移民地を焼き払った理由について、孫アルフレッドの時代であれば上手くいったかもしれないが、時代に受け入れられなかったと答えるエグバート王。
酔ったエグバート王は、ラグナルを檻から出してしまいます…ラグナルは自分を殺すべきだとエグバート王に伝えますが、ヴァイキングの死の概念が理解できないと告げるエグバート王。
生涯の敵として友として、話が尽きない2人なのでした…。

ラグナルに息子ではないと否定されたマグヌス王子を、雨の中、城から放り出すエセルウルフ…外は獣が居ると嫌がるマグヌス王子に、獣は城の中に居ると告げ追い出します。

それぞれの宗教の死後の世界感について語るエグバート王とラグナル…アセルスタンの死について話は向かいます。
アセルスタンの死に心を痛めたと話すエグバート王、ラグナルはアセルスタンの死については負い目を感じていると正直な気持ちを伝えます。
さらに、ラグナルを殺す事によって自身が負い目を感じる事になると告げるエグバート王…ラグナルを愛するが故に殺す事をためらいます…それでも自分を殺せと語り掛けるラグナル。

翌朝、昔のように仲良く玉座に座るラグナルとエグバート王。
ジュディスがアセルスタンとの息子アルフレッドを連れてきます…このうえなく喜ぶラグナル…愛おしくアルフレッドを胸に抱きます。

神に祈り、ラグナルへの処分を考慮するエグバート王…自分の処分を静かに待つラグナル…。

再びラグナルと向き合うも悩むエグバート王…ラグナルはエグバート王に自身をエラ王に引き渡すように告げます。
アイヴァーを無事に国へ戻してくれれば、エグバート王の元には被害を及ぼさないようにアイヴァーに兄達へ伝言させると話すラグナル。
深く悩むエグバート王…ラグナルはエグバート王の手を取り、恐れるなと語り掛けるのでした…。

【つぶやき】
生涯の友であり敵であるラグナルとエグバート王が再会し、会話を楽しむシーンが印象的です。
敵でありながらも、同じ世界観を持つ似た者同士の2人…他の人には理解できない話も、2人であれば通じる事をお互い理解していて、心おきなく自分達の意見を交換しあう事ができる…とても不思議な縁で結ばれている2人。
自分を殺せと告げるラグナルに、友を失う事が辛くて嫌だと断るエグバート王…これまでラグナルとエグバート王の戦いを描きながら、最後にこのシーンを作り上げたのは凄いなと感じます。

アイヴァーにカテガットには戻らないと告げたラグナル…きっと彼は自分の事や値打ちを最も理解してくれるエグバート王の元に、ヴァイキングらしい名誉ある死を求めてやって来たんですね…。

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