◆ Vikings ◆ 2016年11月 カナダ・アイルランド
Season4 15：御使いたち All His Angels
イングランド ウェセックス、ラグナルの牢にエグバート王が訪れ、アイヴァーをスカンディナヴィアに帰す用意が出来た事を告げます。
アイヴァーに最後の別れをするラグナル…人と違う考え方をし、予測不可能なアイヴァーの考えが、皆を見返し、恐れさせる力となると言い聞かすラグナル。
自分の金の腕輪をアイヴァーに手渡し、兄弟と共にエラ王とエグバート王への復讐を託すのでした。
馬車に乗せられ船へと運ばれるアイヴァー…アルフレッドはアイヴァーとの友好の印に、一緒に遊んだチェスの駒を贈り見送るのでした。
敵であり友であるラグナルを死においやる事を嘆き悲しむエグバート王。
翌日、ノーサンブリア王国へと移送されるラグナル…ラグナルはアセルスタンの形見であった十字架を、アセルスタンの息子であるアルフレッドへと手渡します。
運ばれて行くラグナルを見送るエグバート王達…。
早朝、アセルスタンの法衣を来て一人出掛けるエグバート王。
道中、盲目の御者に話しかけられるラグナル…御者が盲目である事に気付きます…預言者の神の予言に対して、死に場所は人が自分で選ぶ事ができると、神の預言を否定するラグナル。
馬車はアセルスタンと初めて出会ったリンディスファーン修道院が見える丘に差し掛かり、アセルスタンの事を思い出すラグナル。
独り徒歩でノーサンブリア王国を目指して進むエグバート王。
馬車が見える丘の上で、ラグナルの馬車を確認するエラ王…ラグナルの馬車はノーサンブリアの城ではなく、処刑場へと運ばれます。
処刑場に着いたラグナルに、すぐには殺さないと話しかけてくるエラ王…。
エラ王と兵士達により、拷問され袋叩きに合い瀕死の状態に陥るラグナル…瀕死の状態の中、愛する者達との幸せだった日々を思い出します…。
翌朝、ラグナルの公開処刑を見る為にノーサンブリア王国の人々が集まってきます…その中に、修道士の服を着たエグバート王を見つけるラグナル。
木に吊るされたラグナルの檻の下には大きな穴があり、そこに大小様々な毒蛇を投入してゆく人々…エラ王はキリストの神に勝利の祈りを捧げます。
ヴァルハラに行き、オーディンの宴へ招かれ角杯でエールを飲み、息子達が武勇伝を聞かせてくれる日を待つと、最後の言葉を残し、檻から放たれるラグナル…毒蛇の穴へ落とされたラグナルは、皆が見守る中、毒蛇の毒で静かに死んでゆきます。
悲痛な面持ちでラグナルの死を見届けるエグバート王…ラグナルを残し閉じられる穴…エグバート王は皆が居なくなるまでその場で立ちすくみ、ラグナルの死を悼むのでした。
エグバート王の船でカテガットに戻って来るアイヴァー。
アイヴァーはウベとシグルズに、父ラグナルはエグバート王からエラ王に引き渡され死んだ事を告げ、復讐する事を誓います。
ウベとシグルズから、母アスラウグがラゲルサに殺された事を聞き、驚きを隠せないアイヴァー…徐々にこみあげてくる悲しみと怒りを必死で抑え込むのでした。
【つぶやき】
とうとうラグナルがエラ王に処刑されてしまいました～悲しい～(T_T)
預言者から自分の死ぬとされた日が、目に見えぬ者に見られる日だと告げられた事を思い出すラグナル…エラ王の城に着くのは翌日なので、翌日までは自分は死なないと神に逆らおうとしますが、ラグナルの処刑はエラ王の城ではなく、特別に創らせた処刑場だったので、その日に到着してしまうんですね…なんだか切ない！
ラグナルの死を最後まで見届けるエグバート王の姿がまた痛々しい…エグバート王と同じくラグナルロスになってしまいそうな私です…。
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