◆ SUPERNATURAL ◆ 2009年11月 アメリカ
Season5 9:リアル・ゴースト・バスターズ The Real Ghostbusters
預言者チャック・シャーリーの危機と聞いて、パインビューホテルに慌てて駆け付けるウィンチェスター兄弟
ですがそこでは、第一回スーパーナチュラル・コンベンションが開催されています。
兄弟にメールを送ったのはチャックのファンのベッキー…あきれながらも、催しに参加する兄弟。
チャックの新作発表の挨拶が終わり、駆け付けたスーパーナチュラル・ファン達と共に和やかに時間は流れ、
ラープ(ライブアクションRPG)が始まります…会場であるホテルを呪われた孤児院に見立てて、4人の少年孤児達を殺し自殺した悪霊レディシア・ゴア院長の骨を探すゲームです。
張り切って参加するファンたち…ですが、その最中に本物の少年の霊とゴアの悪霊を目撃する者が現れます。
悪霊が出た事を知り、気になり動き出す兄弟…
ホテルの支配人に事情を聴くと、実際にゴア院長の殺害事件が過去にあり、そこが今回の主催者のこだわりだと聞かされます。
少年達が殺されたとされる屋根裏へ調査に向かいますが、背後で兄弟の話を聞いていたファンの2人バーンズとデミアンもゲームの話だと思いコッソリ同行します。
兄弟が屋根裏を探している間、階段の踊り場で少年の霊に出会うバーンズ達…2人はディーンとサムになりきって、少年からゴア院長の墓の在りかを聞き、絵の後ろに隠された墓の古地図を教えてもらいます。
屋根裏で少年の霊を見た兄弟は、事件の裏を取り、町長の息子が実際殺された事を突き止めます。
ですが、肝心なゴア院長の墓の在りかが解らないと悩む兄弟…隣で墓の古地図を見ているバーンズ達に気付き、一緒に墓を探す提案をします。
兄弟とバーンズ達はゴア院長の墓を見付け、墓を掘り起こし始めますが、邪魔をしに来たゴア院長に襲われます。
急いでゴア院長の骨を焼却して清めるディーン…ゴア院長の悪霊は消え去ります。
会場であるホテルに戻り、チャックに挨拶をし、帰ろうとする兄弟…ですが、扉が開きません。
少年達の霊に襲われる1人のファン…ゴア院長が悪霊であったのは、1人の少年を虐め殺した3人の少年達を抑えるためだった事に気づきます。
兄弟はファン達をホールに避難させ、悪霊ゴアに扮していた女性に、ゴア院長になりきって少年達の悪霊を抑え込むように依頼します。
ゴア院長扮する女性が少年達を怒ると、開く扉…この場を守る兄弟に代わり、バーンズとデミアンが外に出て少年達の墓へと向かいます。
ですが女性の携帯電話が鳴り、少年達は女性がゴア院長でない事に気付き、再び暴れ出します。
女性を非難させ少年達に立ち向かうディーン
少年達の悪霊に襲われ苦戦するディーンとサム…その間、必死に墓を掘り、少年達の遺体を焼くバーンズとデミアン。
間一髪のところで悪霊が消え去り、兄弟は助かります。
一件落着後、兄弟はベッキーから悪魔のコルトの話を聞かされます。
悪魔のコルトを奪ったベスは、コルトをリリスではなくリリスの腹心クラウリーに渡したと本に書かれていた事を知ります。
とんだハプニングに見舞われましたが、ファンのおかげで思いもよらない収穫をし、ホテルを去る兄弟なのでした。
【つぶやき】
今回の名セリフ
「すごく怖いよ、でもみんなが危険なら何とかしなきゃ…サムとディーンならやるから」
by.バーンズとデミアン
ホテル会場で少年達の悪霊が暴れ出した際、スーパーナチュラルファンのバーンズとデミアンが、勇気を出してディーンに告げた言葉です。
時に、ドラマや小説の主人公は自分達に力を与えてくれます。
彼らならどうするか?それを自分に問いかける時、どこからか不思議な力が沸いてくるんですね。
今回は「スーパーナチュラル」のファンが集うファンサービスなストーリーとなっています。
ディーンとサムが会場に足を踏み入れると、そこに居るのは、ディーンやサム、そして周りのキャラクターに扮したファンたちです。
過去に出てきた怪物のコスプレをしている人や、彼らのセリフを一生懸命マネする人たちが面白い
サムファンのベッキーがまたいい味だしてます♪
初めは気持ち悪がってたディーンでしたが、ファンの熱い思いを知り、だんだん気分が良くなってゆく姿も面白い
最後はファンのおかげで次の糸口までつかめて、いたれりつくせりなストーリーでした♪