◆ Vikings  ◆ 2014年2月 カナダ・アイルランド

Season2 9:選択 The Choice

【要約】
ホリック王が使者を殺した為、エグバート王との交渉は決裂、エグバート王とエラ王の連合軍と戦う事になったラグナル達…結果は惨敗、負傷した兄ロロがエグバート王の捕虜となります。
エグバート王の策略もあり、改めてラグナル達と交渉をするエグバート王は、双方に有利な条件で和解へと進めます。
エグバート王からの提案でマーシア王国のクウェンスリス王女に戦士を遣わす事になるも、金銀と土地を獲得、兄ロロ、そしてアセルスタンと共にカテガットに戻るラグナル達なのでした。

【詳細】
イングランドのウェセックス王国、アセルスタンはエグバート王に古代ローマ戦記を読み聞かせています。
エグバート王は、ラグナルの陣に送った使いが、息子のエセルウルフ以外全て殺された事により、宣戦布告ととらえラグナルと戦うとアセルスタンに話します。
自分が交渉に向かうとアセルスタンに、エグバート王は殺されるかもしれないと言い却下するのでした。

ラグナルとエグバート王を戦いに心を痛め、2人の無事をキリストに祈るアセルスタン。

ラグナル達の陣営、ホリック王の指示により息子エルレンドゥールが使者を殺した為、交渉が出来なくなったと話すラグナル。
ですがホリック王は、エグバート王に復讐する為に戦いたいの一点張りです。

翌日、ホリック王の強引な指示で戦いの場に赴くラグナル達…エグバート王はエラ王の軍隊と合同でラグナル達の軍を迎え打ちます。
ラグナル達の戦いは劣勢となり、多くの仲間が死に、ラグナルの兄ロロが敵の騎馬兵に襲われ倒れてしまいます。
撤退を決断し全員に指示するラグナル…ラグナルはロロを救い出そうとしますが、敵に阻まれロロに手が届かず、息子ビヨルンに助けられ悔しくも引き下がるラグナル…。

ラグナル達の撤退後、救助者を確認するエグバート王達、アセルスタンは瀕死の状態で倒れるロロを見つけ、エグバート王に助けてもらいます。

敗北を喫し自陣に戻るラグナル達…伯父ロロが死んだかもしれないと、やり場のない怒りをあらわにするビヨルン…ラグナルは息子ビヨルンをなだめ、無傷だったのはオーディンの加護だと話し、ビヨルンは〈剛勇のビヨルン〉だと皆に告げます。

明日にでも襲撃を諦めここを去るのか、早急に決めるべきだと告げるラゲルサ。
ラグナルは、ホリック王に今後の方向性を問いただすのでした…。

ウェセックスの城では、エグバート王とエラ王達が勝利の祝宴を開き喜びあいます。
ロロの容態を心配し様子を見に行くアセルスタン…意識を取り戻したロロは、修道士姿のアセルスタンに、ホリック王が裏切り者だと話していたのは事実だったのかと激怒するのでした…。

勝利に勢いづいたエラ王は、一気にラグナル達を攻め潰そうと話しますが、エグバート王は、それでは永遠に戦いが続くと告げ、
戦いを終わらせるには、双方の利益のある協定を結ぶ事が重要であり、上手く行けばヴァイキング達の力で隣国マーシア王国を手に入れる事ができると策を話します。

エセルウルフの意見でアセルスタンが交渉人としてラグナルの陣へ向かう事になります。
ラグナルの陣へ赴いたアセルスタンは、ロロの無事を知らせ、エグバート王が交渉を求めている事をラグナル達に伝えます。
アセルスタンに、交渉を受ける事を告げるラゲルサ…罠だと話すホリック王に、ラグナルと自分だけで交渉に赴くとなだめます。

交渉の受け入れをエグバート王へと知らせに戻るアセルスタン。
ラグナルは、再度のホリック王の交渉妨害による使者殺害を防ぐために、アセルスタンを守り森まで同行します。

ウェセックスの城、無事にアセルスタンが戻った事に、胸をなでおろすエグバート王。
その後、すぐに城を訪れるラグナル達、エグバート王は次の交渉の為の人質をエラ王に指名、エラ王を人質にとり、ラグナル達は城に招かれます。

エグバート王はアセルスタンに習ったラグナル達の言葉で和解の提案を話します。
略奪しない事を条件に、金銀と20平方キロメートルの農業に適した土地を与え、さらにマーシア王国よりクウェンスリス王女に仕える戦士には十分な謝礼を支払うと告げます。
さらに提案に承諾する事と、エラ王を無事に返す事を約束したなら、ロロもラグナルの元へ返すと話します。

提案に応じるラグナル達…ロロの身柄と約束の金銀がラグナルの陣に運び込まれます。
同行したアセルスタンに、自分達の元へ戻るように説得するラグナル…。

スカンディナヴィアのカテガット、ポルンはビヨルンと共に戦う為に、戦いの訓練を始めます。
ラグナルの妻アスラウグは、ポルンを使用人から自由人へ変わる事を許し、自由人としてラグナルの屋敷で働く事を勧めます。
ポルンは、身を清め、新たな服を身に着け、心身共に自由になった喜びを噛みしめるのでした…。

ウェセックスの城、アセルスタンが残して行った十字架を見て、アセルスタンが去ってしまった事を残念に思うエグバート王…。
城の広場でクウェンスリス王女に紹介される、ヴァイキングの戦士達、
クウェンスリス王女はラグナルが居ない事にがっかりしますが、ワイルドな戦士達を自分好みだと話し、ヴァイキングの戦士達を歓迎するのでした。

カテガット、ロロを連れ帰還するラグナル達…アセルスタンは再びカテガットに戻れた事に心躍らせます。
ラゲルサやアセルスタン達を温かく迎え入れるアスラウグ、ポルンが自由人となった事を聞き、喜ぶビヨルン。
重傷のロロを心配するシギーは、すぐに皆でロロの傷の手当をします。

皆がラグナル達の帰還を喜び合う中、ホリック王はウェセックスで共に戦ったフロキに、提案があると声を掛けるのでした…。

【つぶやき】
肉食系ツワモノ女子のクウェンスリス王女…凄いの一言、目力がなんだか怖い…(^_^;;;
ホリック王のお陰で、散々なラグナルでしたが、ロロとアセルスタンを取り返す事が出来て良かった~!

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