◆ Victoria ◆ 2016年8月 イギリス

Season1 1:若き女王 Doll 123

1837年イギリス国王ウィリアム4世が病気の末亡くなり、10代の姪アレクサンドリーナが王位継承者となります。
まだ若いアレクサンドリーナが住むケンジントン宮殿に、伯父ウィリアム4世の死亡の知らせが届きます。

自身が王位を継ぐ番が来たことを覚悟するアレクサンドリーナ。
母ケント公妃の側近ジョン・コンロイは、アレクサンドリーナの行動を仕切りたがりますが、母のようにコンロイに指図されたくないと考える自立心旺盛なアレクサンドリーナは、何でも自分で行うと言い周りを心配させます。
ケンジントン宮殿内では、アレクサンドリーナの家庭教師をしていたレーゼンがアレクサンドリーナの指示で宮殿を取り仕切り始めます。

王位に就くアレクサンドリーナに面会に来たメルバーン首相…コンロイはメルバーンに自身が秘書官になる事を伝えますが、それを聞いたアレクサンドリーナは拒否…誰からもサポートを受けない事をメルバーンに告げます。

大きなプレッシャーの中、各主要人との集会に出席するアレクサンドリーナ…不慣れなアレクサンドリーナをメルバーン首相がサポートします。
姪アレクサンドリーナの即位に嫉妬しながらも忠誠を誓う叔父カンバーランド公爵…アレクサンドリーナは自身の名前をヴィクトリアと改名し、王妃の務めを果たす事を宣言するのでした。

公務を始めるにあたり、なにかと口を出してくるコンロイ…ヴィクトリアは手伝いは不要だとコンロイをはねのけます。
母ケント公妃やコンロイからの干渉が気になるヴィクトリアは、バッキンガムハウスへの引っ越しを決めます。
さらにヴィクトリアは、さりげなくサポートをしてくれるメルバーン首相の人柄が気に入り、メルバーンに補佐役を依頼するのでした。
メルバーン首相が補佐役になった事をよく思わない母とコンロイは、メルバーンに圧力をかけたり、ヴィクトリアにメルバーンの悪評を流すなど、いやがらせを始めます。

新しくヴィクトリアの専属衣装係としてスケレットが雇用されます。
新しい事を取り入れる事を好むヴィクトリアは、流行の髪型を提案してくれる若いスケレットを気に入ります。

お披露目の舞踏会、ロシア皇太子に気に入られ迫られるヴィクトリア。
初めての舞踏会でもあり、ヴィクトリアはシャンパンを飲みすぎてしまいす…そんな時、女官フローラがコンロイと恋仲になり、妊娠したと耳打ちをされ、コンロイの母への裏切りだと怒りだすヴィクトリア…メルバーン首相はヴィクトリアをいさめて部屋へ戻すのでした。

翌日、母にフローラの妊娠の事を告げ、フローラとコンロイを側近から外すように忠告するヴィクトリア…ですが母はヴィクトリアの話を信用しません。
なんとかしたいと考えたヴィクトリアはフローラの元に医師を差し向け、妊娠の真相を明るみにするようにとフローラに迫ります。

ヴィクトリアの即位式が開かれます…正式に女王の座に就き、国民に祝福と歓迎されるヴィクトリア。

身の潔白を証明するために医師の診察を受けるフローラ…ですがフローラは妊娠ではなく、腹部の腫れは、腫瘍によるものである事が判明します。
今回の騒動は、ヴィクトリア女王による言いがかりであると騒ぎ出す反対派勢力…叔父カンバーランド公爵とコンロイは、ヴィクトリアには正式な指南役の摂政が必要であると結託し、密談を行います。

衣装係のジェンキンズがヴィクトリアの使用後の手袋を横流ししていた事がレーゼンに見つかってしまいます。
レーゼンに問い詰められるジェンキンズ…スケレットはジェンキンズをかばい、自身が罪をかぶります。
レーゼンから手袋の報告を受けるヴィクトリア…売れるのであれば売ってもいいと寛容な態度を示し、スケレットは解雇を免れるのでした。

新聞に書き立てられるフローラの騒動…問題はどんどん大きくなってゆきます。
メルバーン首相に背中を押され、死が近い病床のフローラに謝罪に向かうヴィクトリア…。

数日後、息を引き取るフローラ…ヴィクトリアは母から責められ、すっかり自信を無くしてしまいます…そんなヴィクトリアを励まし勇気付けるメルバーン…ヴィクトリアは覚悟を決め、罵倒とびかう閲兵式に出席、気丈な態度で批判を乗り切るのでした…。

【つぶやき】
イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王ヴィクトリアのお話です。
ヴィクトリア女王の治世は63年7か月続き、ヴィクトリア朝時代とされ、産業が栄えた華やかな時代のイメージがあるので、ヴィクトリアがどんな一生を送ったのかはとても興味のあるところです。

どうもお話ではヴィクトリアはよく小さい小さいと、身長が低い事を馬鹿にされています。小柄な人だったのかな? 
ヴィクトリア演じるジェナ・コールマンも小柄で、とってもチャーミングな女優さんです。
今回は、ヴィクトリアが即位するお話…この先、どんな風に進むかが楽しみです♪

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