◆ Once Upon a Time  ◆ 2013年9月 アメリカ

Season3 9:渡した心臓 Save Henry

昔々、魔法の森へ呪いをかけた悪い女王はルンペルシュティルツキンに、自分の願いが叶ったと勝利を宣言します。
そんな悪い女王を見て、ルンペルシュティルツキンは、この呪いは自分の思い通りでもある事を告げるのでした…。

現代 ネバーランド、ピーター・パンに自分の心臓を差し出し倒れてしまうヘンリー…ピーターは、パンドラの箱にミスター・ゴールド(ルンペルシュティルツキン)を閉じ込めた事をエマ・スワン達に教え、勝ち誇り、消え去ります。
ヘンリーの遺体に保存の魔法をかけ、必死に時間を稼ぐレジーナ。
エマはロストボーイズ達に、一緒に国に連れて帰り、家族を与える事を約束し、ピーターの居場所を教えてもらいます。

11年前 ストーリーブルック、魔法の森から新しい町を造り、幸せな人生を手に入れたはずのレジーナ・ミルズ(悪い女王)でしたが、その後、心の虚しさに苛まれます。
そんな時、精神科医のアーチー・ホッパー(ジミニー・クリケット)から、子供が心の穴を埋めてくれる事を教えられ、レジーナは養子縁組の手伝いをゴールドに指示します。

レジーナはゴールドの手配で、すぐに養子に出来る赤ん坊を見つける事ができ、ボストンで赤ん坊の男の子に出会います…名前を愛する父の名ヘンリーと名付け、迎え入れる事を心から喜ぶレジーナ。

一生懸命にヘンリーを育てるレジーナですが、なかなか泣き止まないヘンリーに困り果て、病院に連れて行きます。
特に異常はないが、もっと詳しく遺伝子検査をしたいのであれば、母親の情報が必要だと言われ、新聞記者のシドニー・グラス(ジーニー)に、ヘンリーの産み親の情報を調べるように指示します。
ですがメアリー・マーガレット・ブランチャード(白雪姫)に預けたヘンリーが泣き止むのを見て、自分の愛情が足りない事に気付くレジーナ…。

現代 ネバーランド、ピーターがピクシーの森にある瞑想の木に居る事をロストボーイズ達から聞き出したエマは、レジーナ、メアリーと共にピーターの元へと向かいます。
ですがエマ達は、瞑想の木から出た蔓によって、ピーターに捕まってしまいます…後悔のある者を蔓は放さないと話すピーター。
これまでの様々な後悔の念で蔓に苦しめられるエマ達でしたが、レジーナは今まで悪事を働いたが、ヘンリーが居るので後悔はないと告げ、易々と蔓を引きちぎってしまいます。
レジーナの予想外の行動に驚いたピーターは、レジーナに心臓を抜き取られてしまいます。
ピーターからヘンリーの心臓とパンドラの箱を取り戻したレジーナは、意気揚々とヘンリーの元へ戻るのでした。

11年前 ストーリーブルック、さらに心を込めてヘンリーの世話をするレジーナ…キスをすると泣き止むヘンリー…レジーナは喜びます。
そこにシドニーからヘンリーの母親が分かったとの連絡が…。
ヘンリーの母親が18年前に森の近くで捨てられていた子=呪いの救世主だと知り、激怒してゴールドに店に駆け込むレジーナ…母親をこの町に呼び込む為にワザとヘンリーと養子縁組させたのかとゴールドに怒りますが、記憶がないゴールドは、何故レジーナが怒っているのかが理解できません。

ボストンの養子縁組事務所へヘンリーを返す為に連れて行くレジーナ…既に次の養子先が決まっていると話すスタッフ…最後の別れをヘンリーにするレジーナ。
ですがレジーナは、間際で心変わりし、ヘンリーを再び家へと連れ帰る決心をします。
スタッフは次の養子先に断りを入れます…残念がるピーターの指示で来ていたジョンとマイケル…。

ストーリーブルックに戻ったレジーナでしたが、救世主である母親にヘンリーを取り上げられ、町を壊されてしまうのではと不安が残り、再びアーチーに相談します。
先の事を不安に思うより、今の時間をヘンリーと楽しむ事が大切だとアドバイスするアーチー…レジーナは不安を消す為に、ヘンリーの産みの親の事実を忘れる魔法の薬を飲みます…不安を全て忘れてヘンリーとの生活を楽しむ事をはじめるレジーナ。

現代 ネバーランド、ジョリー・ロジャー号に寝かされていたヘンリーに心臓を戻すレジーナ…ヘンリーは無事息を吹き返します。
2度と心臓を取られないように魔法をかけ、ヘンリーを船室のベッドで寝かしつけるレジーナ…レジーナの愛情に感謝するヘンリーなのでした。

船の甲板、パンドラの箱からゴールドを解放するニール・キャシディ(ベルファイア)…ゴールドが命懸けでヘンリーを守ってくれた事に感謝します。
船室、ヘンリーの前に再び現れるピーター・パン…今度はヘンリーの影を奪おうとします。
ピーターともみ合いになるヘンリー…そこにゴールドがパンドラの箱を持って現れます…ゴールドはピーターを箱に吸い込みますが、箱に吸い込まれる寸前にヘンリーと中身だけ入れ替わってしまうピーター。

ジョリー・ロジャー号の帆にピーターの影を魔法で封じ込めるレジーナ…ピーターの影の力により、船はストーリーブルックへと出発します。
ウェンディは持っていたピクシーの粉をティンカー・ベルに手渡します…ティンクが自分自身を信じた時に光るピクシーの粉…ティンクは妖精に戻る希望を持ち喜びます。
ふてくされているフェリックスに食事を差し出すヘンリー…ヘンリーはフェリックスに、自身がピーターである事をあかします…それを聞き喜ぶフェリックス…ピーターはフェリックスと共に今後の戦略を立てるのでした…。

【つぶやき】
ネバーランドから脱出して、ようやくストーリーブルックに戻る事ができるエマ達…。
ですが、知らない間に入れ替わってしまったピーターとヘンリー…ってゆーか、ヘンリーがパンドラの箱に入れられてしまったって、悪人でもないのに可哀そうすぎだ…!

今回の物語では、ヘンリーとレジーナの出会いが描かれています。
レジーナの愛情深い一面がうかがえる素敵なストーリーで、私的にはとても気に入っています♪
ヘンリーの産みの母親が救世主であるリスクを跳ね除けてでも、ヘンリーを引き取る決心をするレジーナ…レジーナの中では既に、ヘンリーが自分を理解してくれる唯一の存在として、かけがえのない者となっていたんですね。
「先の事を不安に思うより、今の時間をヘンリーと楽しむ事が大切」ってアーチーからのレジーナへのアドバイスもいいですね…これは確かにとても大切な事だと思います。

しかし、ピーターに捕まった時のレジーナが男前すぎ
後悔のある者を放さない蔓…エマやメアリーは良心の塊なので、後悔しまくりでしたが、反面、徹底して自分の思い通りに生きて来たレジーナは
「後悔はしてないの、息子が手に入ったから」の一言で蔓を引きちぎってしまいます。
良くも悪くも後悔がないって言うのは凄いですね(苦笑)

↓おススメ海外ドラマどんどんアップします! クリックお願いします♪
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ