◆ Once Upon a Time  ◆ 2013年9月 アメリカ

Season3 10:新たなネバーランド The New Neverland

ストーリーブルックの港、漁師をしているエリックと再会する人魚のアリエル。
ネバーランドから港へエマ・スワン達を乗せてジョリー・ロジャー号が帰ってきます…ミスター・ゴールド(ルンペルシュティルツキン)はベルと、ウェンディ・ダーリングは弟達と、それぞれの再会を喜び合う面々。

昔々、結婚式で悪い女王に幸せを壊すと宣言された白雪姫とチャーミング王子…白雪姫は悪い女王を倒す為の秘策を手に入れる事を兼ねて、避暑地へハネムーンに向かう事を思いつきます。
避暑地に着いた白雪姫とチャーミング王子は、見た者を石に変える怪物メドゥーサの首を手に入れる為に、近くの洞窟へと出かけます。

現代、ヘンリーが閉じ込められている事を知らずに、ゴールドの店の床にパンドラの箱を封印してしまうゴールド達。
カフェ〈おばあちゃんの店〉、レジーナ・ミルズ(悪い女王)に付き添われ、マザー・スペリアー(ブルーフェアリー)に再会するティンカー・ベル。
レジーナは自分を助けたのでティンクの羽根を戻して欲しいとブルーフェアリーに願いますが、ティンクが自分の事を信じないので魔法が使えなくなっていると答えるブルーフェアリー。

夜になり、今夜はレジーナの家に泊まると言い出すヘンリー(中身はピーター・パン)…レジーナは喜びヘンリー(ピーター)を連れて帰りますが、そんなヘンリーの様子に違和感を感じるエマ。
レジーナの家に戻ったヘンリー(ピーター)は、ベッドを抜け出し、ピーター・パンの影を船の帆から解放し呼び出します。

翌朝、カフェで朝食を取るメアリー・マーガレット・ブランチャード(白雪姫)とデヴィッド・ノーラン(チャーミング王子)…そこにゴールドが現れ、約束していたドリームシェードの解毒剤を届けてくれます。
解毒剤を飲み、デヴィッドから毒が抜け喜ぶ2人。

町でブルーフェアリーがピーターの影に襲われ、影をはぎ取られ死んでしまいます…駆け付けたエマ達は、影が操れるのはピーターしかいないと警戒を強めます。
エマ達は影を捕まえる為に動き出し、レジーナはヘンリー(ピーター)を連れ、安全な魔法の蔵に隠れます。

昔々、メドゥーサの迷宮に入った白雪姫とチャーミング王子は、メドゥーサをおびき出し、首を切断しようと試みますが、剣は砕け失敗に終わります。
首を諦め、逃げ出そうとしますが、白雪姫を逃がす為にメドゥーサに捕まり、石にされてしまう王子…。

迷宮に落ちていた、磨かれた盾から、白雪姫の失態を見て、自分で自分の幸せを壊したとあざ笑う悪い女王…ショックを受ける白雪姫でしたが、鏡の代わりとなる楯を使い、メドゥーサにメドゥーサ自身を見せて、石に変え倒す事を思いつきます。
無事、メドゥーサを倒し、元に戻るチャーミング王子…白雪姫は自分の愚かさを反省します。

避暑地の城に戻った白雪姫とチャーミング王子…白雪姫は王子にレジーナの脅威に怯えるだけでなく、幸せに過ごす事を約束するのでした。

現代、影を操っていると考えられるピーターを永遠に追放する為に、ゴールドにパンドラの箱を再び開けて欲しいと依頼するエマ。
エマと共に町の境界線まで向かい、境界線の向こう側でパンドラの箱を開けて、ピーターを解放するゴールド…ですが、出て来たピーターは自身がヘンリーだと言い張ります。
ヘンリーしか知らない思い出を尋ね、ピーターがヘンリーだと確認するエマ…ヘンリーに違和感があったのも、ヘンリーとピーターが入れ替わっていた為だと気づきます。

魔法の蔵にレジーナと隠れていたヘンリー(ピーター)は、蔵にあった魔法でレジーナを眠らせてしまいます。

急ぎ、ヘンリー(ピーター)が居る魔法の蔵へ向かうエマ達…蔵の中ではレジーナが倒れており、ヘンリー(ピーター)はレジーナの隠していた、ストーリーブルックを作った呪いの魔法を盗み姿を消しています。

ストーリーブルックの町を見渡す事のできる丘、町に呪いをかけ、この町をネバーランドにして征服する事を、フェリックスと共に企むヘンリー(ピーター)なのでした…。

【つぶやき】
ネバーランドから戻って来たと思ったら、ヘンリーと入れ替わっていたピーターが暴走を始めます。
皆ヘンリーがピーターだとは疑っていなかったので大混乱…ブルーフェアリーが殺され、事態は大変な事になって行きます。
真実の中身がオッサンなだけあって、本当に悪知恵の働くピーター…ストーリーブルックを乗っ取って、夢の国ネバーランドと称するハーレムを作ろうと考えている不埒な野郎のように思えてきました。

今回の昔話は、白雪姫とチャーミング王子が、悪い女王を倒す為にメドゥーサの首と取りに行くお話です。
白雪姫のマイナス思考?に付き合わされて、石になってしまう大災難に遭うチャーミング王子…白雪姫は、悪い女王が何もしていないのに、自分で自分を破滅させてゆくと、悪い女王に笑われてしまいます。
女王に笑われて、かなりテン下げな白雪姫…でも、この女王のあざ笑いはきっと、窮地を脱出させる為の白雪姫へのヒントでもあったのではないでしょうか。
だって、白雪姫を陥れるのは自分だって思ってるはずだしね…(笑)

なんとか無事助かった白雪姫は、王子を復活させ、甘く幸せなハニームーンを続ける事ができるのですが、そこでの白雪姫の一言
「困難な時も幸せな瞬間を見付けなきゃ」
いいですね~前作に続き、なんだかグッとくる一言です。
大変だからって不幸に陥ってたら駄目よねって、白雪姫は感じたんでしょうね…いい一言でした。

ところで、今回なんだか気になったのが、アリエルの恋人エリック王子…王子なので、クルーズ船の船長でもしているのかと思ってたら、ストーリーブルックでまさかのフィッシャーマン…!
しかもめっちゃ、近所の魚屋のお兄ちゃんって感じ…ある意味、アリエルが探しても見つからないよね…なんて納得しちゃいました。

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