◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ

Season1 6:宿怨 The Three Bad Wolves

家でくつろいでいるブルットバッドのハップ・ラッサー…煙草を吸いながら外に出ると、今まで居た家が爆発して吹き飛んでしまいます。
翌日、刑事のニック・ブルクハルトとハンク・グリフィンが現場検証に訪れます…兄と弟の家も同じように爆発してしまったので、身を寄せる先がないと嘆くハップ。
警察署で事情聴取を受けているハップの元に、ハップを引き取ると旧友だと話すブルットバッドのモンローが現れます。
放火捜査官オーソンに出火原因の確認を取るニックとハンクは、今回の火災は放火ではなく事故だと報告を受けます。

ハップが狙われている可能性もあり、モンローの家にハップの様子を見に行ったニックは、突然現れたハップの妹ブルットバッドのアンジェリーナに襲われます。
慌てて2人を引き離すモンローとハップ…ですがニックの中に、アンジェリーナに対しての疑惑がわきます。

ニックはトレーラーハウスでブルットバットの歴史を調べます。
その後、アンジェリーナが不在の間に家へ調査に向かうニック…ですが、そこで何者かに襲われてしまいます。

モンローの家、元彼女アンジェリーナに誘われ酒を飲み、寝ているハップを家に残し、夜の森を走り回るモンロー…朝、目を覚ますと無意識にウサギを食べた事に気付き罪悪感に苛まれます。
同じ頃、寝ていたハップの元に、宅配ポークを偽った暗殺者が現れ、ハップはサイレント銃で撃ち殺されてしまいます。

通報を受けモンローの家に駆け付けるニックと警官達…そこにモンローとアンジェリーナが戻り、ハップが殺された事を知り驚きます。
警察署で事情聴取を受けるモンローとアンジェリーナ…ニックはモンローに、アンジェリーナの家で何者かに襲われた事を伝え、用心するようにと忠告します。
警察署からの帰り、モンローの忠告も聞かず、自宅に戻るアンジェリーナ…自宅に到着したアンジェリーナは、室内にバウアーシュヴァインの臭いがある事に気付き怒りだします。

警察署、アンジェリーナの指紋が2年前ユージーンで起こったオーソン兄弟惨殺事件の指紋と一致する事を見つけるハンク。
被害者の兄弟は放火捜査官オーソン警部補の身内であり、事故火災を装ったオーソンの復讐殺人である可能性が強い事に気付くニックとハンク。

モンローの家、モンローにバウアーシュヴァインが犯人である事を告げ、報復の為に飛び出して行くアンジェリーナ。
モンローは ニックに犯人を伝え、アンジェリーナを警護してほしいと依頼します。
警察署、オーソン警部補に事実の確認を突きつけ、バウアーシュヴァインである事を確認するニック。

ニックはアンジェリーナを探しモンローの家に行きますが、行方不明のアンジェリーナ…。
警察署ではアンジェリーナが、オーソン警部補に復讐する為に現れますが、オーソンは不在、騒ぎを起こし逃げ出します。

オーソン警部補の家を訪れるニック…そこにアンジェリーナが現れ、オーソンを襲います。
オーソンを助けようとアンジェリーナを引き離すニックでしたが、アンジェリーナはオーソンに撃たれて逃げ出します。
救急車で運ばれる負傷したオーソン…アンジェリーナはそのまま行方知れずとなってしまうのでした。

【つぶやき】
狼であるブルットバッドの宿敵でもある、豚型の怪物〈ヴェッセン〉バウアーシュヴァイン、彼らの対立のお話です。
元はと言えば、バウアーシュヴァインであるオーソンの一族を襲った、血気盛んなブルットバッドのアンジェリーナが悪いのでしょうが、先祖からの恨みがバウアーシュヴァインにはある為に、過剰の復讐劇になってしまったって感じです。

今回のお話の元ネタは「三匹の子豚」ですね。
身を守れず、殺されてしまった子豚のその後って感じかな?
もしくは三匹の子豚が三匹の狼に入れ替わったって感じでしょうか。

被害者になってしまった、アンジェリーナの兄ハップがブルットバッドにしては良いやつで…ってモンローも良いやつだから、個体差があるんだろうな。
ハップはすごく前向きで明るい人物、本人は意図せずに他人に迷惑をかけまくってるみたいだけど、なんだか憎めないやつです…いるよね、こういう人、周りにも(笑)

面白かったのがバウアーシュヴァインの泥潜り! 
何故かナウシカの巨人兵を思い出してしまった…知らなかった~、豚って泥遊びが好きなんですね~。

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