◆ SUPERNATURAL ◆ 2005年9月 アメリカ

Season2 13:復讐の天使 Houses of the Holy

ロードアイランド州 プロビデンス、夜テレビを見ているグロリア…テレビから神のお告げがあり、天使が現れます。

職員に扮したサムは刑務所に入っているグロリアに面会し、殺人のきっかけを聴取します。
天使の殺人を指示されたと話すグロリア…精神的に不安定さはなく、むしろ満足気に服役している様子です。

宿に戻りグロリアの様子を兄ディーンに報告するサム。
被害者のC・ガリーは信心深い図書館員で特に悪と思われる事もなく…さらに深く調べるために被害者宅へと向かう兄弟。
グロリアが天使の啓示を受けたと話す被害者宅前…地下への扉があり、兄弟が中を調べてみると、地下室からは白骨化した遺体が…。

夜、一人で部屋で酒を呑むザック…急に部屋が揺れ出し、現れる光…その後、散歩に出るザック…ある家の前で光が輝いています。
天使からの啓示だと理解したザックは、その家の主を呼び出し、刺し殺してしまいます。

ザックの事件を知り、被害者宅を調べる兄弟…部屋のパソコンからは未成年者と不純な連絡を取り、会おうとしていた形跡が…。
部屋にあった聖天使教会のチラシを見つけるディーン…ガリーも同じ教会の信者であった事から、聖天使教会へ話しを聞きに行く事に。

聖天使教会で神父に話しを聞く兄弟…信者が殺人犯だった事について残念がる神父。
教会の前に、車泥棒に撃たれて亡くなったトーマス・グレゴリー神父への献花を見つけた兄弟は、神父達の祈りや信仰が天使とされる何者かを呼んだのかと考えます。

教会の地下にあるグレゴリー神父の墓へ確認に向かう兄弟…サムは天使の石像が揺れると同時に天使の光を見てしまいます。
倒れたサムを起こすディーン…サムは興奮気味に天使が罪人を倒すようにと告げたと話します…天使を信じないディーンは、霊の仕業だと証明してみせると告げます。
改めてグレゴリーの墓の確認をする兄弟…墓にはさまよう霊につくとされるニガヨモギが巻き付いており、やはり神父の霊が怪しいと話すディーン。
ディーンは、真実を確かめる為に、グレゴリーを降霊術で呼び出す事を考えだします。

降霊術に必要な品物の買い出しに向かう兄弟…サムはそこで通行人の男に天使の啓示を見てしまいます。
特にサムの言っている光は見えないディーン…男の悪事を止めたがるサムに降霊術を託し、独りで男を車で追いかけることに。
男は女性を迎えに行き、そのままドライブへ…ですが男を追跡の途中で見失ってしまうディーン。

教会、グレゴリー神父の墓の前で降霊術を行うサム…そこへ、昼に話を聞かせてもらった神父が現れ、慌てて説明をするサム…2人の前に現れる強い光…天使だと驚く神父、しかしサムはグレゴリーである事を見抜きます。
光が弱まり姿を現すグレゴリー…自分は天使となって皆を救いに来たと話します。
神父はグレゴリーが殺人を指示した本人だと知り、神は人を殺すなかれと告げているので、それは信仰ではなく報復だとグレゴリーに神の真理を説きます…。
神父に説得され、天へと戻る事を納得するグレゴリー…神父はラファエルを呼びグレゴリーは永遠の眠りにつきます。

人気のない路地で車を止めた男は、助手席に乗っていた女性に襲い掛かります…危ないところで追いついたディーンは女性を助けますが、再び車で逃げ出す男。
男の車を追いかけるディーン…交差点で車をよけようとした男は、前方にいた車の荷台から落ちて来た鉄棒にささり亡くなってしまいます…天罰のような偶然の死にショックを受け宿に戻るディーン。

ディーンに天使の正体はグレゴリー神父であった事を報告するサム…天使を闇雲に信じたのは、自分の状況があまりにもつらくて、天使に頼りたかったと本音を話すサム…。
ディーンもまたサムに男の死の報告をし、その死が天意であったかのように感じた事を話すのでした…。

【つぶやき】
天使の啓示により殺人を犯す信者について調べる兄弟ですが、サムが天使から啓示を受けてしまいます。
結局天使の正体は、亡くなったグレゴリー神父によるものだったのですが、グレゴリーに現職の神父が信仰ではなく報復だと諭しているのが印象的でした。
得てして、神の裁きの正義だと感じていたものが、行き過ぎて傲慢になってしまう事ってあるのではと思いますね。
このところ、悪魔に翻弄されてたので、天使に救いを求めたかったと話すサムの気持ちもわかりますね。
自分を信じる事ができるディーンは強い~!

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