◆ The Halcyon  ◆ 2017年1月 イギリス

Season1 4:居るべきところ 

第二次世界大戦の戦況が激しくなっているイギリス。
トビー・ハミルトンンの元に、兄フレディの居る392中隊の飛行機が1機墜落したと知らせが入ります。
誰の飛行機かまでは解らず支配人リチャード・ガーランドに相談し、兄ではないかと心配するトビー…話を耳にした副支配人エマ・ガーランドもまた驚き気に病みますが、皆の前では仕事があると気丈にふるまいます。

1940年8月、ホテルに宿泊中のアメリカ人ニュースキャスター ジョー・オハラの元にラジオ局のプロデューサー ディレーンが訪れ、新番組「ジョー・オハラのアメリカは今」をニューヨークで始めるので、アメリカに戻ってくるようにと声がかかります。
イギリスが戦地に変わって行く中、アメリカへ帰るためにチェックアウトする人々が増え、ジョーもまたリチャードに帰国を告げるのでした。

バーのスタッフ アディル・ジョンがトビーを心配して、部屋にコーヒーを差し入れします。
ホテル専属歌手ベッツィ・デイの元に母が訪ねてきます…男マーティンと別れたので一緒に暮らしたいとベッツィに話す母。

局で帰国準備をするジョー、スタッフから後任は来ず、イギリスの近況放送は打ち切る事になると聞かされます。

ホテルに現れるフレディ、顔を見て安心するトビーとエマ。
フレディとの貴重な時間、客室でお互いの愛を深めるエマ…ですが、客室係のマネージャー ホッブスが部屋のチェックに現れます。
慌てて扉の後ろに隠れるエマ、フレディが挨拶をし、退散するホッブスでしたが、部屋にあったエマのストッキングを見つけてしまいます。

交換手のペギーにフレディとエマの事を相談するホッブス…会話を聞いていたリチャードが噂を立てないようにとホッブスに注意します。
身分違いの恋であり、さらに戦地へ行き明日も知れぬ命であるフレディとの恋にエマの事を心配するリチャード。

エマに別れを告げに来るジョー…エマはジョーをパブへと誘います。
ですが、エマに連れられジョーが向かった先は、フレディの隊で負傷したスタン・ラディムスキー少尉が入院する病院…ジョーはスタンに負傷した際の話を聞かされます。
ジョーにラジオでイギリスの戦況をアメリカに伝えてもらい、アメリカ参戦のきっかけの一つになればとエマが考えていた事を知るジョー…悩むジョーでしたが、エマに力にはなれないと告げ病院を去ります。

ホテル、金の無心をする為に、ベッツィに母が会いに来たのではと、心配するバンド仲間のソニー・サリヴァン。
ホテルの外で、ドイツ軍の戦闘機を追い払うイギリス軍の戦闘機を目にするジョー…トビーからドイツ軍がイギリスへの宣戦布告ビラを撒いている事も聞き、戦況が悪化している事を肌で感じ苛立ちます。
バーに現れたトビーはアディルにコーヒーを部屋に届けるのは不要だと言い、一線を超えた付き合いをする気はない事を告げます…謝りながらもショックを受けるアディル。
カフェでベッツィの母に会ったソニーは、母の事を信じているベッツィに金の無心をしないようにと釘を刺し、ベッツィには内緒で金を手渡します。

スタンが飲みたがっていたウォッカを手に、再び病院へ見舞いに来るジョー。
ジョーに明日ニューカッスルから妻が来る事を話すスタン、ですが急に容態が悪化し…。
病院の廊下でふさぎこむジョー…スタンを見舞いに来たフレディに会います…ジョーはフレディにスタンが敗血症性ショックで急に亡くなった事を告げるのでした。

伯爵の付き人を辞めたダーバヴィルと映画館を訪れるプリシラ。
映画を楽しみますが、上映の休憩中、客席にホテルスタッフが居る事に気付き、慌てて席を立ち映画館から去るプリシラ。

ホテル、バーでベッツィのステージを見守る母、ですが我慢できずに席を立ちホールで騒ぎ立てます…慌てて後を追うベッツィ。
エマとベッツィは客室で眠る母を見つけます…母に対しての感情に悩むベッツィ。

ホテルに戻ったジョーはディレーンに、イギリスの今の状況を誰かがアメリカに伝えなければならないと訴えかけます…顔をしかめるディレーン。
翌日、ジョーを残しホテルをチェックアウトするディレーン…エマはジョーにスタンの死をきっかけに、イギリスに残る事を決めたと聞かされます。

客室で目覚めるベッツィの母…ベッツィの元に行き、昨晩の失態を謝り、男の元に帰る事を伝えます。
帰る為の金を用意しようとするベッツィに、ソニーの言葉をくみ、金ではなくベッツィに会いに来たと話し、ベッツィからは金を受け取らずに帰るのでした。

プリシラは、映画館で会ったスタッフ(客室係ケイト、副料理長ロビー、ドアマン ビリー)を部屋に呼び出します。
お茶を用意してにこやかに話しながらも、軽率なおしゃべりは命に関わると告げ、映画館で見た事を口止めします…承知した事を頷く3人。

フレディの事を気にしてエントランスを見つめるエマ…父リチャードは、そんなエマに戦争は全員無傷では終わらないと告げ覚悟が必要だと告げます。

イギリスでの最後の放送をオンエアするジョー。
亡くなったスタンの事実をアメリカのリスナーに伝えます…アメリカに戻る飛行機に乗らず、放送を聞いていたディレーンは、ジョーの言葉に胸をうたれ、放送を続ける事を指示すると伝えるのでした。
予算は削られてしまいますが、イギリスに滞在し放送を続ける事になり、ホテルに戻るジョー…そんなジョーを仲間として温かく迎えるリチャード達なのでした。

【つぶやき】
とうとうフレディの隊で負傷者が出てしまいます。
イギリス国内にドイツ軍が頻繁に現れだした為、アメリカに帰国を始める人々。
ジョーも例にもれず、局から引き揚げ命令が出るのですが、フレディの隊で負傷したスタンの死をきっかけにイギリスに残る事になります。
今回はジョーの温かさが伝わってくるお話でした…戦争が酷くなって行くようですね、第二次世界大戦では日本はドイツとつるんでいたので、イギリスやアメリカとは敵対国…ちょっと気が重いなぁ。

密かに気になるのがトビーにちょっかいを出すバーのスタッフ アディル…きっと彼はトビーの事が恋愛対象として気になるって感じなんだろうなぁ…トビーはそっちの人かもってのはアディルの勘なのかしら?
さらに新しい恋の予感がするプリシラも気になりますね~。
スタッフ達に口止めしながらも、映画の続きが気になって仕方がないプリシラが、なんだか可愛らしいです。

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