◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ

Season1 11:悲しき性 TARANTELLA

画廊の展覧会に出席したライアン・ショーウォーターは、同じく展覧会に来ていた女性に声を掛け、マンションに誘います。
マンションでショーウォーターに襲われる女性…女性は姿を蜘蛛に変え、毒でショーウォーターを殺し、泣きながらマンションを去るのでした。

グリムであるニック・ブルクハルトの家…悪戯でヴェッセン アイスビーバーの子供が家に生卵を投げつけて逃げて行きます…怒るニックをなだめる恋人ジュリエット。
モンローに相談すると、自分達ヴェッセンから見るとグリムは珍しく脅威的であり、気になる存在なので仕方がないと教えられます。
以前調べた住所から、自宅を探っていたと思われるアイスビーバーの家を訪ね、2度と自宅に関与しないように脅すニック。

事件で呼び出されるニックと相棒のハンク・グリフィン、被害者は証券アナリストであるショーウォーター、遺体は毒を盛られ干からびており、近くにはショーウォーターが噛み切ったと思われる加害者の指が落ちています…画廊の防犯カメラには女性を追って帰るショーウォーターの姿が…。
警察署、現場に落ちていた加害者の指から出た指紋より、5年前にも同様な事件があり、遺体からは蜘蛛毒であるラトロインセクトトキシンが検出された事を知るニック達。
帰宅後トレーラーハウスで、グリムの資料から日本語で書かれた蜘蛛毒を持つヴェッセンの記述を見つけるニック。

さらに犯行を重ねる蜘蛛型ヴェッセンの女…。
翌日、ホテルの客室係が遺体を発見、事件の知らせがニック達の元に入ります。

モンローに相談するニック…蜘蛛型ヴェッセンの名前はスピナトッドだと教えられます。
ニックはモンローに連れられて、同様の蜘蛛型ヴェッセンであるシャーロットの居るヴェッセンの介護施設を訪れることに…シャーロットから、スピナトッドは自身の壊死の進行を防ぐために、衝動で若い男の命を吸い生き延びると教えられます。
5年ごとに3人の殺害が続いているので、さらにもう1人殺される事を知るニック。

夫と娘を持ち、普通の生活を送るスピナトッドの女…最愛の夫にショーウォーターの着けていたロレックスをプレゼントします。

警察署に、被害者が着けていたロレックスを、中学校の学生が持っていたと知らせが届きます。
持ち主であった少女サリー・マルシンコの父親を、窃盗犯で拘束するニック…マルシンコの自宅で、妻リナがスピナトッドである事を知るニック。

娘を隣人に預け、最後の犯行に向かうリナ…駐車していた車から、リナがマリーナに居る事を発見したニックとハンクはリナの元へ向かいます。
クルーズ船に男と一緒に居るリナ、ハンクが男を保護し、ニックがリナを追い詰め捕まえます。
犯行が阻止され逮捕されるリナ…留置所の中で急速に老いて行くリナなのでした…。

【つぶやき】
今回のお話の元ネタは、小泉八雲の「化け蜘蛛」のようです。
ドラマの中では、ヴェッセン スピナトッドの資料として、日本の巻物が紹介されています。
冒頭で殺された男ショーウォーターがコレクションしていたのも、日本の妖怪画ってところも、こだわりが感じられますね。

ところでこのスピナトッド、自分の若さと命を守る為に、5年に1度のタイミングで3人の若い男から命を吸い取るらしく、それにより目を見張る美しさを保つようです。
なんとも画期的な美しさの保ち方…美魔女もビックリって感じですね。

ただ、今回のスピナトッドは、通常であれば繁殖後に男を殺すようですが、あまりにも夫を愛していた為に、殺さずに尽くしていたようです。
その為には、命も美貌も惜しい…なんとも女心にグッとくるお話でした…。

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