◆ Victoria ◆ 2016年8月 イギリス

Season1 4:運命の再会 The Clockwork Prince

ヴィクトリアの叔父レオポルド国王陛下(ベルギー国王)がバッキンガムハウスに、甥のアルバートをヴィクトリアの夫候補として呼び寄せます。
ですが幼馴染の従兄弟アルバートは素っ気なく、面白くないヴィクトリア。

イギリスの市場へ観光に行く兄エルンストと弟アルバート…アルバートはマッチ売りの少女からマッチを買い上げる優しさを見せます。

バッキンガムハウスでの夕食会の後、エルンストにアルバートとのピアノの連弾を進められるヴィクトリア…ピアノを弾いた後に、アルバートに練習不足だと言われ腹を立て、翌日からピアノの練習時間を取るヴィクトリア。
ヴィクトリアは叔父レオポルドにアルバートとの婚約を進められますが、性格が合わないと拒絶します。
アルバートもまた、エルンストにヴィクトリアと早く仲良くなるようにと言われますが、ヴィクトリアの奔放な性格が理解できないと難色を示します。

衣装係スケレットの元を知人の女が訪ねて来て、スケレットに金の無心をします。
スケレットはヴィクトリアの部屋の掃除中に、思わず髪飾りを盗んでしまいます。

ヴィクトリアと庭を散歩中に、ヴィクトリアの母ケント公妃に優しく接するアルバート…それを観ていたヴィクトリアはアルバートの意外性に驚きます。

アルバート達の歓迎ダンス会を開くヴィクトリア…髪飾りを盗み、心苦しかったスケレットは、ドレスの着付けの際に髪飾りをこっそり返します。
ダンス会でアルバートとワルツをダンスするヴィクトリア…ヴィクトリアが着けていたメルバーンから貰った花に、亡き母が着けていた花だと興味を示すアルバート。
ヴィクトリアは花をアルバートにプレゼントします…花を大事に自分の懐になおすアルバート。

翌朝、ヴィクトリアはアルバートが行きたがっていた森の多いウィンザー城へ行く事を決めます。
急な決定に驚きながらも、ウィンザー行きの準備をするレーゼン達…。

ウィンザー城で森の中へ散策に出るヴィクトリアとアルバート。
森の中で散策するうちに仲良くなる2人…ヴィクトリアの愛犬ダッシュが怪我をしてしまい、慌てて助けるアルバート…アルバートはダッシュがケンジントン宮殿に居た間のヴィクトリアの唯一の友人だった事を聞かされます。
友人の話からメルバーンの話になる2人…メルバーンの事を聞き、機嫌が悪くなるアルバート。
街中でマッチ売りの少女を見ていたアルバートは、メルバーンが民の事を本当は理解していないのではと疑い、メルバーンを擁護するヴィクトリアと喧嘩になってしまいます。

ウィンザー城からバッキンガムハウスに戻ったヴィクトリア達でしたが、アルバートは機嫌を損ねてドイツに帰ると言い出します。
慌てたケント公妃とレオポルドはヴィクトリアに求婚する事を進めますが、求婚しても断られるかもしれないと話すヴィクトリア。

衣装変えの時に、スケレットの着け襟がなくなっている事に気付くヴィクトリア…スケレットは知人の女に、お金の代わりに自分の着け襟を渡してしまっていたのでした。
ヴィクトリアに失くしたと嘘を付くスケレット、不憫に思ったヴィクトリアは自身の着け襟を何着かスケレットに与えます。

スケレットは知人の女の元に、ヴィクトリアに貰った着け襟のお裾分けに訪れます。
実は知人の女はスケレットの従妹イライザであり、本来であればイライザがヴィクトリアの衣装係として勤める予定だったのですが、イライザは子供を育てる為に自分の従妹でもあるスケレットに仕事を譲ったのでした。

夜…アルバートの好きな花を用意して、アルバートを呼び出すヴィクトリア…ヴィクトリアはアルバートに結婚を申し込みます…ヴィクトリアに惹かれていたアルバートはヴィクトリアとの結婚を受け入れるのでした。

【つぶやき】
つれない男前キャラのアルバートが登場します。
最初はなんだこいつって思っていたヴィクトリアも、アルバートの優しい一面を知り、徐々に心を開き、アルバートに惹かれてゆきます。
アルバートもまた、奔放な性格のヴィクトリアに驚きながらも、素直なヴィクトリアに惹かれてゆきます。
なんだかんだいって、上手くくっつく2人、今回はとってもラブリーなお話です。

やっぱメルバーンにこだわってなくて良かったよね、アルバートもいい人そうで、ヴィクトリアも幸せになれそうだ♪
レオポルド叔父様もこれまで胡散臭い感じもしたけど、今回いい感じな人に見えました(笑)

密かに裏で進んでいたスケレットの話…娼婦街をうろついていたり、自分の素性を隠したがったりしていたスケレットでしたが、どうも本来は従妹のイライザが与えられた仕事を、こっそりスケレットが受け継いでいたって事だったんですね。
やけに謎めいて引っ張っていたので、何があるのかと思ってたけど、そこまで変な話でなくて安心しました。

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