◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ
Season1 19：目撃者 LEAVE IT TO BEAVERS
グラッドストーン橋の建築現場、人殺しの現場を見てしまうアイスビーバーのアーノルド・ロザラット…慌てて警察に通報しますが、犯人に見つかるアーノルド…怯えながら現場から車で逃げ出し、仲間のアイスビーバーの家へ逃げ込みます。
翌日、通報のあったグラドストーン建築現場へ向かうニック・ブルクハルトとハンク・グリフィン…被害者の建設会社の社長であるロバート・グロッサーンはコンクリートに漬けて殺されています。
次に目撃者アーノルドの家に向かったニックとハンクでしたが、アーノルドは不在…家の中で、以前家に冷蔵庫修理に来た修理工バドと一緒に写っている、アーノルドの写真を見つけるニック。
車に残されていたロバートの携帯の予定から、仕事でよく揉めていたらしい都市計画委員会のサルヴァドール・ブトレルに辿り着くニックとハンク。
昨夜は仲間とトランプゲームをしていたと話すサルヴァドール…ニックはサルヴァドールがヴェッセンである事を見抜きます。
サルヴァドールもまた、刑事であるニックがグリムだと気づき、仲間と警戒するのでした。
修理工バドの元を訪れ、アーノルドの行方を尋ねるニック、バドは自分達アイスビーバーの多くは建設現場に勤めており、橋の事では数百年前からオーガであるヴェッセン ヘスリッヒとよく揉める事をニックに教えます。
ニックの家、以前命を救ってもらったモンローを食事に招待したいと言い出す恋人のジュリエット…ニックはモンローに伝え、ジュリエットにグリムだとばれないように口裏を合わす相談をします。
ニックの家に呼ばれるモンロー…なんとかニックと話しを合わし食事を楽しみます。
バドはアーノルドが隠れていると思われるアイスビーバー仲間のオブリンガーの家に向かいます。
案の定、隠れていたアーノルドに、グリムであるニックが助けてくれるので、証言者として出てくるようにと説得するバド。
バドはニックに電話し、明日の夜にアイスビーバーの集会を開き、そこにアーノルドを呼ぶ事を伝えます。
ヘスリッヒ仲間とグリム対策を相談するサルヴァドール…自分達の身と今の地位を守る為に、グリムを退治する為にグリムの死神を呼び出そうと決断します。
ドイツ マンハイム、ヘスリッヒの依頼により、動き出す２人のグリムの死神…。
アイスビーバーの集会、ニックはアーノルドに目撃証言をさせる事を求めますが、大半のアイスビーバーがヘスリッヒの報復を恐れ、アーノルドの証言は得る事ができませんでした。
集会の決定に残念がるバドとオブリンガー…２人の話を聞いていたアーノルドは勇気を振り絞り、ニックの元へ向かう覚悟をします。
ポートランドに到着したグリムの死神…死神達は、依頼者であるサルヴァドールを呼び出し捕らえてしまいます。
サルヴァドールをグリムの仲間ではないかと疑う２人の死神…サルヴァドールは死神達にけしかけられ、ニックをクラブへと呼び出します…クラブに居たサルヴァドールを殺人容疑で逮捕するニックとハンク。
警察署、勇気を出したアーノルドの証言により、サルヴァドールをグロッサーン殺害で再逮捕します。
事件解決後、アーノルド達を安全な隠れ家ドームへ送り届けるニック…ですが、背後から尾行してくる車が…慌ててニックに連絡するバド達。
ドームにバド達を隠れさせ、追跡者を迎え撃つニック…それは２人のグリムの死神。
ニックは突然の襲撃に驚きますが、死神を相手に戦い返り討ちにします。
モンローを現場に呼び出し、グリムの死神達の死体を見せ、事情を話すニック…グリムの死神に釘を刺す為に、ドイツに２人の死神の首を送り付ける事を決めるニックとモンロー。
警察署に戻ったニックは、留置所に居るサルヴァドールに２人のグリムの死神の首を刎ねた事を報告し、観念させるのでした。
ドイツ マンハイム、ニックから送られてきた２人の生首を見て驚く死神…。
【つぶやき】
ヴェッセンであるアイスビーバーとヘスリッヒの深い因縁を持つ事件に巻き込まれるニックのお話です。
ここで以前冷蔵庫修理に来た修理工のバドが大活躍します。
騒がしいアイスビーバーのバドですが、なんだかいいオジサンって感じで好感がもてます。
アイスビーバーとは因縁深い相手ヘスリッヒ…ヘスリッヒはトロールの事のようです。
物語の元ネタはペテル・クリスティン・アスビョルンセンの「三びきのやぎのがらがらどん」、昔絵本で読んだことがあるので、お話は知っていましたが、これってノルウェー民話だったんですね～。知らなかった！
トロールがどうしても、いかりや長介に見えて仕方がないです。
そして今回、グリムの死神２人を相手に脅威の身体能力を見せるグリムのニック…グリムってだけで、身体能力が大幅アップするようです…そういう意味では刑事職は適職だよね。
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