◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ

Season1 3:警告 Beeware

路面電車に乗って来る乗客達…しばらくすると乗客の一人がオーディオプレーヤーを持ち出して音楽をかけ、踊り出す乗客達…フラッシュモブを楽しんだ後、次の停車駅で降りて行きます。
残された乗客の一人が死んでいる事に気付き驚く運転手。

運転手からの通報で駆け付ける刑事ニック・ブルクハルトとハンク・グリフィン。
被害者女性はバーマン法律事務所に勤めるセリーナ・ダンブルック…女性の顔面は無残にもはれ上がっています。

亡くなったセリーナを解剖調査したハーパーは、セリーナが蜂の毒であるアピトキシンによるアナフィラキシー・ショックで死亡した事が解り、ニック達に報告します。
セリーナの勤め先バーマン法律事務所でセリーナの評判を確認するニック達、セリーナは人望もあり、特に恨みをかっている様子はありません。
養蜂家に今回の毒についての意見を聞きますが、スピネラ教授は毒の成分はこれまでにない未知の成分だと意見します。

警察署に現場で踊っていた人々を呼び出し、事情聴取を行うニックとハンク…皆、どこからともなく来たツイートの情報で集まったと話します。
ですが、その中の一人ダグが、携帯を必要以上に隠す事に気付くニック…タグの顔が蜂に変わり、さらに別の蜂仲間ジョンと会話するところを目撃してしまいます。 

タグが怪しいと考え、タグの尾行を始めるニックとハンク…タグは廃工場になったプリムローズ製紙工場へと入って行きます。
そこでジョンと共に女性に合い、何かを相談するタグ…様子をうかがっていたニック達でしたが、突然蜂の大群に襲われてしまいます。
ニックの家でジュリエットに蜂に刺された手当をしてもらうハンク…蜂には伝達能力があり、仲間を呼ぶと話すジュリエット。

フォレスト・ヒルズ保管所に置いてある、叔母マリーのトレーラーハウスで、蜂の怪物メリファーについて調べるニック…モンローにサポートを頼み、再びプリムローズ製紙工場へと向かいます。
メリファーの跡を、モンローの嗅覚で追ってもらうニック…工場の事務所で資料を見付け、タグ達の会っていた女が製紙工場のオーナーであるメリッサ・ウィンクロフトだと知ります。
メリッサの自宅へ向かうニックとモンロー…そこには大量の蜂の巣が…。

翌日、メリッサの自宅へ警察を呼び、現場を押さえるニック…ハンクにセリーナのせいで他社に買収されたプリムローズ製紙工場のオーナーがメリッサであった事を伝えます。
さらにフラッシュモブによる殺人が起き、現場へ駆け付けるニックとハンク…被害者はセリーナの同僚であるカミラ。
買収の件に関わったのは3人…残る1人アダリンド・シェイドを警察で保護します。

署に戻りアダリンドに挨拶をして驚くニック…アダリンドは叔母マリーを病室に殺しに来たヘクセンビーストなのでした。
メリファーの天敵はヘクセンビートだと調べていたニックは、慌ててハーパーの元へ遺体確認に向かいます…殺された女性達の舌に、ヘクセンビーストの印である月形のアザを見つけるニック。

わざとタグを呼び出し、皆に伝達させ、アダリンド襲撃の現場を押さえようと動くニック達…アダリンドをガードしタグ達の出方を待ちます。
ホテルにアダリンドを匿うニック…アダリンドにヘクセンビーストである事を知っていると話し、叔母を襲った黒幕を聞き出そうとしますが、何も答えないアダリンド。

アダリンドへの襲撃を始めるメリッサとスピネラ教授…蜂の大群をアダリンドの元へ送り込みます。
逃げるアダリンドを地下へと追い詰めるメリッサ…そこに駆け付けるニック…ヘクセンビーストがニックへの自分達の警告発信の邪魔をしたとニックに話すメリッサ。
自分は味方なのでグリムとして信じてほしいと話すメリッサでしたが、現場にハンクが駆け付け、アダリンドを襲うメリッサを撃ち殺すニック…。
メリッサは彼が来るので注意するようにとニックに告げ息を引き取ります…。
ニックはメリッサの事をどうする事もできなかった自分を責めるのでした…。

【つぶやき】
今回は蜂の怪物〈ヴェッセン〉メリファーのお話です。
メリファーは人々の敵がと思いきや…殺しているのはヘクセンビーストばかり…実はグリムの味方だったという話なのですが…ニックはまだ右も左も分からないグリム状態。
もうちょっとグリムに対する知識があれば、さらに、ヘクセンビーストを殺す前に一声かけてくれれば、こんな結末にはならなかったかもしれないですね…。
面白いのがメリファー達の着ている服や小物が、黄色と黒が多かった事…そうです阪神タイガースカラーです!
違います蜂カラーですね…設定が細かくって楽しいです。

今回の物語のモチーフは「蜂の女王」らしいのですが、知らないなぁ…3人の兄弟王子が難題を解決して、姫を助け出すお話、末っ子が蜂に協力してもらい姫を助けるようです。

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