◆ Once Upon a Time ◆ 2012年9月 アメリカ
Season2 16：粉ひきの娘 The Miller’s Daughter
昔々、働かない飲んだくれの父を持つ、粉ひきの娘コーラは、お城へ小麦粉を届けます。
城で、来賓の北の国のエヴァ姫に故意に足を引っかけられ、粉まみれになりその場に倒れるコーラ…王はコーラにエヴァへの謝罪を求めます。
不本意ながらも、権力に屈しエヴァに謝るコーラ…。
現代、キリアン・ジョーンズ（フック船長）に刺され、毒で瀕死状態に陥っているミスター・ゴールド（ルンペルシュティルツキン）を、キリアンの船ジョリー・ロジャー号に乗せストーリーブルックへと運ぶエマ・スワン、ヘンリー、ニール・キャシディ（ベルファイア）。
ストーリーブルックに到着したエマ達は、ヘンリーをルビー（赤ずきん）に預け、ゴールドを店へと運びます。
昔々、ドレスを盗み城の舞踏会へと忍び込むコーラ…ヘンリー王子に声を掛けますが、王に見つかってしまいます。
苦し紛れに、自分は麦を紡ぎ金へと変える事ができると言うコーラ…王は塔に一晩閉じ込もり、その間に金を紡ぐ事ができればヘンリーと結婚させる、出来なければ死刑だとコーラに言い放ちます。
塔に閉じ込められたコーラの前にルンペルシュティルツキンが現れます。
コーラの最初の子供と引き換えに、麦藁を金に紡ぐ事を教えると契約を勧めるルンペルシュティルツキン…コーラはさらに魔法を自分に教える事を条件に、ルンペルシュティルツキンと契約をします。
ルンペルシュティルツキンに皆への恨みの力を魔力に変える事を教えられ、麦藁を金に紡ぐ事に成功するコーラ。
王の前でも披露し、王はコーラにヘンリーと結婚する事を許します。
現代、エマに店の出入り口に見えないチョークでラインを引かせ、守りの魔法をかけさせるゴールド。
さらにメアリー・マーガレット・ブランチャード（白雪姫）に、命を交換できる闇の魔法のロウソクを手に取らせ、そのロウソクでコーラと自分の命を交換するように指示するのでした。
母の死の際にも魔法のロウソクを使わなかったのにと悩むメアリー…ゴールドは家族を守る為だと説得します。
ゴールドの店に襲撃してくるコーラと娘レジーナ・ミルズ（悪い女王）…エマ達が応戦している間に、こっそり店を抜け出すメアリー。
コーラ達の勢いは強く、店の奥に後退するエマ達…その時、コーラが霊廟に隠していた自らの心臓に異変を感じます…レジーナにすぐに様子を見に行くように告げるコーラ。
霊廟に忍び込むメアリー…コーラの心臓を探し出し、ためらいながらも心臓の上でロウソクに火を灯し、コーラの名前を告げます。
昔々、婚礼の準備をするコーラの前にルンペルシュティルツキンが現れます…ルンペルシュティルツキンに邪魔者を殺す為の心臓の奪い方を教えてもらうコーラ。
さらに自分が王妃になるまでには多くの障害があると話すコーラ、ルンペルシュティルツキンはコーラに自分の子供を産むのであれば願いを叶えると話し、コーラはルンペルシュティルツキンの愛が欲しいと承諾します。
金の糸を勘定する王の元を訪れるコーラ…ルンペルシュティルツキンの存在に気付いていた王は、コーラにルンペルシュティルツキン（愛）かヘンリー王子（力）のどちらを選ぶのかと尋ねます。
力を選ぶには心臓が邪魔だとつぶやくコーラ…。
ルンペルシュティルツキンとの駆け落ち場所に現れるコーラ…ですが現れたコーラは、ヘンリー王子と結婚すると告げます。
愛よりも力を選んだコーラ…コーラは愛を選ぼうとする自らの心臓を取り出し、宝石箱に閉じ込めてしまったのでした。
現代、死を覚悟したゴールドはベルに電話をし別れを告げ、息子ニールとの別れを惜しみます。
霊廟でメアリーを見つけるレジーナ…メアリーはレジーナにコーラの心臓を差し出し、コーラに本当の愛がないのは心臓がないからだと話します。
レジーナにコーラの心臓を戻す選択を預けるメアリー…。
ゴールドの死期が訪れ、闇王の剣に刻まれていたルンペルシュティルツキンの名前が消えて行こうとしています。
とうとう守りの魔法がコーラによって消し去られ、店の奥へと入ってくるコーラ…ゴールドを守ろうとするエマとニールはコーラによって森へと飛ばされます。
ゴールドに闇王の剣を向けるコーラ…その時背後からレジーナが忍び寄り、コーラに心臓を戻します。
驚いてレジーナを見つめたコーラに蘇る愛の記憶…レジーナが産まれ、皆にひざまずかれ祝福された事を思い出します。
ですが次の瞬間、ゴールドと命をすり替えられたコーラが倒れます…コーラは、レジーナが産まれただけで十分だったとつぶやき、レジーナの腕の中で息を引き取るのでした。
何が起きているのか理解できず、悲しむレジーナ…そこにレジーナを止めに来たメアリーが…。
レジーナは母コーラの命が亡くなったのは、メアリーが細工したからだと気づくのでした…。
【つぶやき】
最強最悪なおかんコーラがとうとう亡くなります。
でもコーラがあんなに無情だったのは、心臓がなかったからなんでしょうね…皆には嫌われ者の母でもレジーナにはかけがえのない母、レジーナもまた母の呪縛から逃れるのかもと思いながらも、ちょっと可哀想ですね。
なんでもいいけど、一番の諸悪の根源はやっぱりルンペルシュティルツキンだよね。
ベル曰くルンペルシュティルツキンの弱さが悪の元のようですけど…。
ルンペルシュティルツキンとコーラのカップルは、あんまり想像したくないわ…。
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