◆ Vikings  ◆ 2015年4月 カナダ・アイルランド

Season3 10:死者 The Dead

【概略】
フランク王国、シャルル皇帝からの金銀が運ばれるものの、体調のすぐれないラグナル…勝利の宴が開かれる夜、ラグナルは息子ビヨルンにある事を依頼します。
金銀を与えてから1カ月経つのに撤退しないラグナル達の様子を伺いに来るオド伯…ビヨルンはオド伯に、父ラグナルの最後の願いとしてキリスト教式の埋葬を申し出ます。
数日後、ラグナルの遺体は船の棺に入れられ、パリの町にある大聖堂へと運ばれます。
シャルル皇帝達が見守る中、静かに始まるミサ…突然、棺からラグナルが出てギスラ皇女を人質にとります。
ギスラ皇女を盾に橋門の解放を要求するラグナル、橋門を開けると、待っていたビヨルン達がパリの町へとなだれ込みます。
預言者の「パリを征服するのは生者ではなく死者」の預言通り、死者としてパリを制したラグナルなのでした。

パリ襲撃後、再度の襲撃に備えロロを残しカテガットへと帰還するラグナル達。
シャルル皇帝は、苦肉の策として、パリに残ったロロへ、フランク王国北部の広大な土地と公爵の地位、ギスラ皇女との結婚を与える代わりに、弟ラグナルからパリを守る事を交渉します。
喜んで皇帝の交渉を受け入れるロロなのでした…。

【詳細】
フランク王国 ラグナルの陣、シャルル皇帝から金銀が運ばれ、即時撤退を要求する兵士達。
ロロはラグナルの元に金銀が届いた事を伝えますが、ラグナルの体調は悪く、もうすぐアセルスタンに会えると話すだけなのでした。

パリの教会、ヴァイキングを追い払った事で満足気なシャルル皇帝、ですが娘のギスラ皇女は金銀を渡し追い払った事に不満気です。

ラグナルの陣、勝利の宴が開かれます。
フロキがアセルスタンを殺した事が納得できなずフロキを避けるヘルガ…。
ラグナルの体調を心配するビヨルンに、ラグナルは次の王はお前だと話し、ビヨルンだけに頼みたいことがあると告げます。
ロロは良い事があると言っていた預言者の言葉を思い出しています…。

パリ城内、オド伯に近づく女、女はオド伯に興味を持たれるにはどうすればいいかと尋ね、サディズムな面を持つオド伯は女を鞭で打ち楽しみます。

ラグナルの陣、ラグナルを弔う為の船の棺を造るフロキ…。

金銀を与えてから1カ月経つのに撤退しないラグナル達の様子を伺いに来るオド伯。
ビヨルンは父ラグナルが衰弱しているので航海できないと話し、ラグナルの最後の願いとしてキリスト教式の埋葬を申し出、それが叶うなら撤退すると交渉します。
仕方なく、非武装での大聖堂への遺体搬入を許可するオド伯…。

数日後、フロキの造った船の棺に入れられるラグナル…ビヨルンは皆にラグナルとの別れをするように告げます…深く悲しむ仲間達…。

ヴァイキング達は行列をなして、ラグナルの遺体をパリの城へと運びます…遺体は橋門を通り抜け、町に入り、大聖堂へと運ばれます。
静かに大聖堂でのミサが始まります…大司教が祈り始めた時…突然ラグナルの棺の蓋が開き、棺から這い出してくるラグナル…驚く参列者。
シャルル皇帝にナイフを向け、大司教を殺し「俺の勝ちだ」と告げるラグナル…父である皇帝を助けようとラグナルに掴みかかるギスラ皇女…ですがラグナルに捕まってしまいます。
ギスラ皇女を人質にしたラグナルはそのまま門へと移動、手が出せないオド伯達…
ラグナルは橋門をすべて開けさせ、ギスラ皇女を解放します…橋門の外で待っていたビヨルンは、開門と同時に戦士達を町へと攻め込ませます。

預言者の「パリを征服するのは生者ではなく死者」の預言通り、死者としてパリを制したラグナルなのでした。

大聖堂、ヴァイキング達が町で略奪を行い去って行ったと報告を受けるシャルル皇帝、町が汚されたと悲しみ失意に暮れます。

ラグナルの陣、ラゲルサ達に今回の策を黙っていた事を責められるビヨルン…ビヨルンはラグナルの頼みで行ったと話します。
さらに、明日カテガットへと撤退し、さらに春の再襲撃に備え、誰かがこの地に残らねばならないと告げるビヨルン。
ロロが希望者と共に残る事になり、帰還するラグナル達の船を見送ります…。

パリ城内、この先も襲撃があるとギスラ皇女に話すシャルル皇帝…兄への救援も断られ、万策尽き果てた皇帝は、ギスラ皇女にヴァイキングと結婚するように指示します。
オド伯の入れ知恵だと泣いて嫌がるギスラ皇女でしたが、皇帝の意思は強くパリを守る為に犠牲になれと、皇帝として命令するのでした。

ラグナルの陣、留守を預かるロロの元に皇帝からの使者が訪れます。
フランク王国北部の広大な土地と公爵の地位、ギスラ皇女との結婚を与える代わりに、弟ラグナルからパリを守る事を交渉されるロロ…。

パリ城内、皇帝の元を訪れるロロ…ギスラ皇女は自分は絶対に結婚しないと告げ、口汚くロロを罵ります。
ですが言葉が通じず、中傷に気付かないロロは…皇帝に交渉を受ける事を喜んで承諾するのでした。

カテガットへと帰る船…ラグナルはフロキを呼び、アセルスタンを殺した事を責めるのでした…。

【つぶやき】
とうとうパリ制圧を果たすラグナル…ラグナルの奇策は見ていて楽しいです。
預言者の言葉「パリを征服するのは生者ではなく死者」を逆手に取ったラグナル、面白いです♪
でも今回、新たな問題が勃発しましたね…ロロの再度の裏切り!…って再度どころじゃないけど(^_^;;;
兄弟の対立がどうなって行くのかとても気になります。

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