◆ スーパーナチュラル SUPERNATURAL ◆
－ シーズン1 － 2005年9月 アメリカ －
Season1 17：死を招く屋敷 Hell House
【要約】
幽霊屋敷〈ヘルハウス〉に肝試しに出かけた高校生４人が、吊るされた遺体を見つけ警察に届けますが、警察が駆け付けた時には、遺体が消え去ります。
ネットサイト〈地獄の番犬〉で事件を見つけたサムはディーンと共に調査する事に。
〈ヘルハウス〉を調査しますが特に異常はなく、同じく調査に来た〈地獄の番犬〉のサイト運営者と出くわした兄弟は、運営者達のでっちあげだと考えますが、その夜、肝試しに入った若い女性が吊るされ殺されてしまう事件が起こります。
再び調査に向かう兄弟、そこには悪霊モーデガイが、ですがモーデガイはネット情報と共に、さらにパワーアップしています。
最初の遺体発見事件の高校生グレイグから、事件はいたずらだったと聞き出した兄弟は、モーデガイがネットを見ている人々の想念によって作り出された事に気付きます。
運営者達に嘘の情報を流し、モーデガイを殺そうとする兄弟、ですが失敗…最終手段で、ディーンはモーデガイを〈ヘルハウス〉ごと燃やし、噂の元を消し退治するのでした。
【詳細】
2か月前…テキサス州 リチャードソン、夜、いとこから、幽霊屋敷〈ヘルハウス〉で女の子だけが狙われ吊るされると聞いた高校生のグレイグは、３人の友人を連れて、肝試しに〈ヘルハウス〉へ向かいます。
恐る恐る家の奥にある地下倉庫に入る４人…そこには吊るされた若い女性の遺体が…。
旅する兄弟、弟サムはネットサイト〈地獄の番犬〉から高校生の死体発見の情報を見て、兄ディーンに寄ってみようと提案します。
遺体を見つけた高校生クレイグに話しを聞くディーンとサム、1930年頃に〈ヘルハウス〉に住んでいたモーデカイが、貧困を苦に6人の娘を吊るし、自らも首を吊り自殺した事を噂で聞き、幽霊屋敷へ赴いたと話します。
ですが発見したはずの遺体は、警察が駆け付けた時には消えてしまっていたのでした。
〈ヘルハウス〉に向かう兄弟、家の中には様々な印が書かれていますが、その中のサルファーの印が60年代のものだった為、落書きだと見抜くサム、ですがディーンはそのうちの一つのマークが気になって仕方がありません。
２人が調査していると物音が…〈ヘルハウス〉で独自の調査をしていたネットサイト〈地獄の番犬〉の運営者エドとハリーに出会います。
自分たちはプロで調査をしていると話すエド達にあきれて〈ヘルハウス〉から撤退する兄弟。
兄弟は〈ヘルハウス〉の以前の持ち主と、失踪届けが出ている女性について調べますが特に問題はなく、〈地獄の番犬〉の運営者達のでっちあげだと考え、一晩ゆっくりしてから次の町へ行く事にします。
ですがその夜、罰ゲームで地下室のビンを取りに入った若い女性が、何者かに襲われ吊るされてしまいます。
翌日、事件を知った２人は再調査をする事に…。
夜、〈ヘルハウス〉に忍び込もうとした兄弟、ですが、保安官達が見回っていて入れそうにありません。
そこに現れた〈地獄の番犬〉の運営者達、ディーンは運営者達に保安官達の注意を引かせ、その隙に〈ヘルハウス〉に潜り込みます。
地下で調査をする兄弟、すると背後から忍び寄る男、気付いたサムが塩弾で男を打ちますが、一度がかき消されるもすぐに斧を手に襲いかかってくる男、ひとまず兄弟は退散する事に。
宿で情報を集める兄弟、悪霊にしては襲う手口が変わっている事に戸惑うディーン、サムはサイト〈地獄の番犬〉のモーデガイの情報が斧で殺すと変わっている事に気付きます。
ふとディーンはずっと気になっていたマークについて思い出し、もう一度最初の噂を出したクレイグの元へ向かう事に。
クレイグにマークの出どころはミュージシャンのレコードに記されていたマークである事を問い詰めるディーン。
クレイグは〈ヘルハウス〉で見た女性の死体は、いとこのデイナと共に仕組んだ冗談だった事を明かします。
ですが、嘘だったはずの怪奇現象が現実化されていると怯えるクレイグ…。
サムは〈ヘルハウス〉の落書きにチベット印があった事から、1915年チベットの僧侶が念じてタルパを作り出したのと同じく、ネットで〈ヘルハウス〉の話を見た者達の想念によって作り出されたのが、〈ヘルハウス〉に出てくる悪霊なのかもしれないと話します。
そこで、サイト〈地獄の番犬〉の運営者達にモーデガイは銃による自殺で銃を怖がると、嘘の情報を流す兄弟、思惑通りサイトは嘘の情報で更新されます。
夜、〈ヘルハウス〉に忍び込む兄弟、ですがまたもや〈地獄の番犬〉の運営者達も映画を撮ると言って〈ヘルハウス〉に忍び込んで来ます。
仕方なくモーデガイの退治を始める兄弟、噂通り銃でモーデガイを撃つディーン…ですが銃の効果はなく…サイトは更新したが、その後、機械の故障があり、うまく情報がアップできなかったと話す運営者達…。
斧を振りかざし４人に襲い掛かるモーデガイ、ディーンはモーデガイが家から出れない事に気付き、サムに運営者達を逃がすように伝え、〈ヘルハウス〉に火を放ちます。
焼け落ちる〈ヘルハウス〉と共に消えて行くモーデガイ…ひとまずは落ち着きを取り戻したかのようですが、サイト運営者達がまた悪い情報を流さないか気になる兄弟。
運営者達の元へ向かうと、ハリウッドからスカウトが来たので今から向かうと喜び話す彼ら、兄弟は黙って見送ります。
サムはディーンに、彼らにハリウッドだと偽って電話したのは自分だと白状するのでした…。
【つぶやき】
ネットで集まった人々の想念が、悪霊を作り出すお話…これって、実は本当にあるかもって思っちゃいますね。
日本でも都市伝説やら、お化け屋敷やら、いろいろと面白がって皆で噂をしますが、生きている人間の想念って、割と強いので、噂から本当にそこに悪霊を呼び寄せてしまうって、ありそうで怖いなぁ～。
お化け屋敷にも仲間だと思って本物の霊が集まりだすって言いますしね…(>_<;;;
この回、前回で父親と再開できて嬉しかったせいか、スタートから兄弟がお互いにイタズラを仕掛け合う姿が、いつも以上に仲良し？兄弟が見れて楽しいです♪
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