◆ スーパーナチュラル SUPERNATURAL  ◆
- シーズン1 - 2005年9月 アメリカ -

Season1 15:血塗られた家 The Benders

【要約】
失踪事件が続出する町で、調査を始めるディーンと弟サムでしたが、サムが失踪事件に巻き込まれてしまいます。
副保安官キャスリーンの協力を得てサムを探すディーン、私道の先に佇む怪しい家を見つけますが、家を尋ねたキャスリーンが捕まってしまいます。
キャスリーンを追って家に忍び込むディーン、ですがディーンもまた捕まってしまう事に…父、息子2人、娘の4人家族で人間の狩りを楽しんでいると話す異常な父親。
サムとキャスリーンが、檻に入って来た父親と息子2人を必死の連携攻防で拘束し、助け出されるディーン。
同じく弟ライリーも異常者家族によって殺されていた事を知ったキャスリーンは、父親からその理由が楽しいからだと聞かされ、復讐にかられ撃ち殺してしまいます。
その後、州警察とFBIを応援に呼んだキャスリーンは、兄弟を解放し逃がすのでした…。

【詳細】
夜、少年が部屋で一人テレビを見ていると、外から怪物のうなり声が…気になりそっと窓から覗き、近所に住む男ジェンキンスが車の下に引きずり込まれるのを目撃してしまいます。

州警察に扮して少年に事情聴取を取るディーンと弟サム。
バーで失踪事件について話す兄弟、その後、先にバーを出たサムは駐車場で妙な声がするのに気づきます。
次いでバーを出たディーンでしたが、駐車場にも車にもサムの姿はなく…。

翌朝、ディーンは州警察のグレッグだと偽り、保安官事務所へサムの失踪届けを出し、情報が他にないか問い合わせますが、特に情報は無く…。

その頃…意識が戻ったサムは、檻に監禁されている事に気付きます。
隣の檻には失踪したジェンキンスの姿が。

ディーンは副保安官キャスリーンの協力を得て、監視カメラに映っていた、サム失踪時にバーから出て行った不信な車の情報を貰います。
その時、ディーン達の横を通り過ぎる車が、うなり声のような音をあげて通りすぎ、少年の話していたうなり声とは車の整備不良の音だと気づくディーン。

キャスリーンとサムの捜索を続けるディーン、ですが州警察に問い合わせたキャスリーンに偽の警察官だとばれてしまいます。
弟をどうしても救いたいとキャスリーンに話すディーン、自らの弟ライリーも失踪事件に巻き込まれていたキャスリーンは、ディーンの気持ちを考慮し、逮捕をサムの捜索後まで待つことにするのでした。

檻に閉じ込められているサムが、なんとか逃げようと試行錯誤していると、不意にジェンキンスの檻のロックが解除されます。
罠かもしれないと引き留めるサムを制して、助けを呼んでくると告げ、檻から外へ出て行くジェンキンス、外は暗く人影はなく、落ちていたナイフを手に森へ逃げ込みます。
ですがジェンキンスは森の中で、人間狩りを楽しむ男2人に捕まり殺されてしまいます。

サムを探し不信な車が入ったと思われる私道を見つけたディーン達、副保安官キャスリーンはディーンをパトカーに拘束し、一人で様子を伺いに向かいます。
私道の先にあった家を見つけたキャスリーン、中から出て来た少女ミッシーにサム見なかったかと尋ねますが、背後から忍び寄ったミッシーの父親に殴られ、捕らわれてしまいます。

パトカーに繋がれていた手錠を外したディーンは、キャスリーンを追って私道の先に潜り込み、納屋の檻に拘束されているサムとキャスリーンを見つけます。
ですが、牢が頑丈で逃がす事が出来ず、檻の鍵を探しに母屋へ向かう事に。

母屋に忍び込むディーン、突然背後から現れたミッシーに見つかり、騒がれ父親と息子2人に捕らえられてしまいます。
自分達家族は古くより狩人で、今は人間の狩りを楽しんでいると話す異常者の父親、さらに父親は息子リーに、牢に居るサムとキャスリーンを銃で撃ち殺すように告げます。

銃を構え牢に入ってくる異常者リー、サムは必死で反撃し、リーを抑え込みます。
しばらくして銃声がしたものの、リーが戻らない事が気になり、ディーンを娘ミッシーに見晴らせ、もう一人の息子を連れ牢へ向かう父親。
2人は銃を持ち牢へ入りますが、既に鍵を奪い解放されたサムとキャスリーンに拘束されてしまいます。

キャスリーンは父親の見張りを引き受け、サムをディーンの元へ向かわせます。
父親に弟ライリーを殺した理由を尋ねるキャスリーン…楽しいからだと悪びれる風もなく答える父親…復讐心にかられたキャスリーンは、父親を撃ち殺してしまいます。

無事ディーンを助け出し母屋から出てくるサム。
納屋から出て来たキャスリーンは、父親は逃げようとしたから殺したと告げ、州警察とFBIが来る前に逃げるようにと、兄弟を解放するのでした…。

【つぶやき】
今回の失踪事件の犯人は、悪霊とかではなく、異常な人間達だったお話…確かに、人間が一番怖いです。
ディーンはサムの失踪届けを保安官事務所に出すのですが、その際、副保安官キャスリーンからサムの履歴に、殺人犯である兄ディーンの死亡情報があると教えられ、微妙な顔をするディーンがなんともいえず(笑)
本当にいつもなんだか気の毒なディーン…がんばれ!

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