◆ ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon a Time  ◆
- シーズン1 - 2011年10月 アメリカ -

Season1 12:臆病者の愛 Skin Deep

【要約】
昔々、モーリス卿から鬼との戦いの勝利と引き換えに、娘ベルを奪い取った闇の王ルンペルシュティルツキン。
優しいベルにより人間の心を取り戻しかけるが、魔力を奪われる事に拒絶しベルを城から追い出す。
現代、レジーナの策略により、モーに大事なティーカップを盗まれるゴールド、モーを誘拐するが、保安官エマに阻止され逮捕される。
ゴールドは留置所に現れたレジーナに本当の名前ルンペルシュティルツキンを教える事になる。

【詳細】
昔々、土地を守る為に鬼と戦うモーリス卿、戦いは劣勢となり闇の王ルンペルシュティルツキンに助けを求めます。
ルンペルシュティルツキンは、鬼との戦いに勝たせる事を条件にモーリス卿の娘ベルを自分の召使いとしてもらい受ける事を提案します。
激怒し、ルンペルシュティルツキンを追い払うモーリス卿、ですがベルは皆を守る為にルンペルシュティルツキンの元へ行く事を決断するのでした。

現代、ミスター・ゴールドは借金の返済が滞った花屋のモー・フレンチから、返済の代わりとして花屋の車を没収します。
一部始終を見ていたレジーナはゴールドに話しがあると声を掛けますが、ゴールドは拒否し立ち去ります。

カフェ、メアリーはエマ・スワンに、エマの産みの息子ヘンリー・ミルズの学校での近況を報告します。
2人の会話を聞いていたアシュリー・ボイドが、産まれた子供の世話の息抜きをしたいと話し、会話に加わります。
カフェの店員ルビーが、バレンタインだし気晴らしに女だけで遊びに出ようと提案し、誘われるメアリー。

昔々、恐る恐るルンペルシュティルツキンの家事を手伝い始めたベルは、恐ろしさのあまりティーカップを落としてしまいます。
欠けたティーカップ…ですが怒らず冷静なルンペルシュティルツキン…意外な一面をベルは知るのでした。

現代、携帯に通報が届き、ゴールドの家に向かうエマ…家に戻ったゴールドは、通報が来て駆け付けたエマに会います。
家財を盗まれたゴールドは、エマに犯人と予想される花屋のモーを教えます。
エマはモーからゴールドの盗品を取り返しますが、大切な物がまだ取り返せていないと話すゴールド…。

昔々、ベルが来て、少しづつ生活に変化が現れ始めるルンペルシュティルツキン…。
そんなルンペルシュティルツキンに興味を持ち始めるベル、ですがルンペルシュティルツキンは自身の弱点を探す為だと警戒します。
そこにベルを助ける為にガストンが城を訪ねてきます…ルンペルシュティルツキンはこっそりガストンを薔薇の花に変え、ベルに贈ります。
ガストンの事を訪ねるルンペルシュティルツキンに、ガストンとは政略結婚なので興味がないと話すベル…ルンペルシュティルツキンは町へ行き藁を取り城へ再び戻るのであれば、自分の話をするとベルに告げるのでした…。

現代、ゴールドは、モーを誘拐し、町外れの小屋へ連れ込みます…。
モーに盗んだ品をどこに隠したのか、誰に言われ盗んだのかを、暴力で聞き出そうとするゴールド。
話さないモーに、彼女の愛を失ったのは父親であるお前のせいだと罵り出し、杖でぶちます。

昔々、町へ急ぐベル…途中、悪い女王に出会ったベルは、愛する者のキスで呪いが消えると悪い女王に教えられます…。

藁を持ち城に戻ったベル…喜び、ベルに心を開き始めたルンペルシュティルツキン、ベルはルンペルシュティルツキンの話が知りたいと近づき、キスを…するとルンペルシュティルツキンの魔力が弱まり始めます。
驚いたルンペルシュティルツキンは、ベルが悪い女王にそそのかされた事を知り、ベルを牢屋に閉じ込めてしまいます。

ベルに騙されたと感じ、部屋で暴れるルンペルシュティルツキン。
ベルが割ったティーカップも壊そうと手に取り…ですが、出来ずにそっとトレーに戻すのでした…。

現代、町の酒場で女子会をするメアリー、アシュリー、ルビー。
張り切って遊びに来たのに、夫ショーンの事が気になり楽しめないアシュリー…そこに薔薇の花を持ち仕事を抜け出して来たショーンが…。
アシュリーに薔薇の花と指輪を差し出し、正式に結婚を申し込むショーン、感動したアシュリーは結婚の申し込みを受け、ショーンと共に家に戻るのでした。

幸せそうなアシュリーを見て寂しくなるメアリー…家に戻ろうと外に出ると、そこにはデヴィッドが…バレンタインカードをメアリーに手渡すデヴィッド、ですがそのカードには妻キャスリンへのメッセージが…気を悪くしたメアリーは、奥さんの元へ帰るべきだと告げるのでした…。

ゴールドを追いかけて小屋に現れたエマ。
モーに暴力をふるうゴールドを止め、救急車を呼びモーを保護します。
エマはゴールドに同情するも、傷害の罪で逮捕するのでした。

翌日、保安官事務所にレジーナがヘンリーを連れて訪れます。
エマはレジーナに30分だけヘンリーを連れて席を外すように告げられ、ゴールドを気にしながらも退出します。

レジーナは大事な盗品を返して欲しければ、本当の名前を教えるようにとゴールドに詰め寄ります。
モーに盗みをさせたのがレジーナだと確信するゴールド…警戒しながらも本当の名はルンペルシュティルツキンだと告げるゴールド…レジーナは持って来たベルが割ったティーカップをゴールドに手渡します。
本当の名を知ったところで、これからもこの力関係は変わらないと話すゴールドに、レジーナは不適な笑みを見せ去って行くのでした…。

昔々、ベルを牢屋から解放し城から出て行くように告げるルンペルシュティルツキン。
ベルは愛情より魔力を選んだルンペルシュティルツキンを臆病者だと怒り、永遠に後悔すると、泣きながら去って行くのでした…。

数日後、悪い女王がルンペルシュティルツキンの城を訪れます。
悪い女王は、城から追い出されたベルが、家に戻り父に疎まれ、塔に閉じ込められ投身自殺したと話します。
ルンペルシュティルツキンは悪い女王の話しを信じ、ベルが割ったカップを見て悲しみに暮れるのでした…。

現代、病院の地下病室を訪れるレジーナ、暗い病室の中には捕らわれているベルの姿が…。

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