◆ Vikings  ◆ 2013年3月 カナダ・アイルランド

Season1 8:生贄の儀式 Sacrifice

イングランドの遠征からスカンディナビア、カテガットに戻ったラグナルは、妻ラゲルサが赤ん坊を流産した事を知り、神の怒りに触れたのかと悩み、9年に1度のウプサラ神殿の参拝を行う事を決めます。
村の民の供え物を持ち、山の上にあるウプサラ神殿へ仲間達と共に向かうラグナル。

ウプサラ神殿では神殿に祀られている北欧の神々に参拝し、生贄と貢ぎ物を備え、キャンプを張り夜ごと飲み騒ぎ、神々を称えます。
神殿へ入り血で清められるラグナル達、ラグナルに同行したキリスト修道士であったアセルスタンは手に十字架を隠し持ち参拝をします。
ラゲルサはフレイヤに子宝を祈り、息子ビヨルンはオーディンに自身の成長を祈り、ラグナルはオーディンに息子を授けてくれるのは誰かと問いかけるのでした…。
夜が更けるにつれ、幻覚性のあるキノコと酒を取り、トランス状態に入る人々、アセルスタンもまた彼らの習慣に従います。

ウプサラ神殿の参拝に参加する為に訪れたデンマークのホリック王に会うラグナル、ラグナルはホリック王に忠誠を誓うと共に、西への遠征の加勢を願い出ます。
ラグナルの噂を耳にしていたホリック王は、喜んでラグナルを受け入れ西への遠征の加勢を約束します。
ホリック王はさっそくラグナルに、イェータランドのボルグと土地の権利でもめている事を話し、ラグナルに自身の使いとして、ボルグを説得しにイェータランドへ行ってもらえないかと相談を持ち掛けるのでした。

ウプサラ神殿を散策するアセルスタンは、神への生贄の柵の中に、家畜達と共に人間が居る事に気付き驚きます。
預言者に呼ばれ神殿の中へと入ったアセルスタンは、司祭に今でもキリスト教徒なのかと尋ねられます。
ラグナル達の前では、神を手放していたアセルスタンは、自身はキリスト教徒ではないと答えますが、司祭に生贄として連れて来られたと聞き動揺してしまい、手に隠し持っていた十字架を司祭に見られてしまいます。

アセルスタンがキリスト教を捨てきれていないとを感じた預言者は、彼では神は喜ばない為、誰か他の者を生贄に捧げなければ、皆に災いが降りかかるとラグナルに告げます。
神を信じるラグナル達は、それぞれ自らがと心に浮かぶのですが、皆を遮り仲間の一人レイフが生贄になると名乗りを挙げます。

ホリック王の立ち合いの中、生贄の儀式は厳かに始まり、家畜達と共に、人間の生贄であるレイフ達9人の血が次々と神に捧げられてゆくのでした…。

【つぶやき】
今回は北欧の神が残酷と言われている原因かな~って思う人間を使った生贄の儀式のお話です。
この生贄の儀式、実は生贄にされている人間は、しっかりと北欧の神を信仰している人でないと無理なんですね。
北欧の神を信じ、自らの犠牲で仲間に富と繁栄を願う気持ちがなければ、生贄として神に受け入れられないとされています。
でも確かにそのほうが、神に強い祈りの力が届くと考えられるのも自然な事かと思いますね。
日本でも昔は人身御供をして神の怒りを鎮めた話がありますし、自然に近い神ほどハイリスクハイリターンなのかもしれないですね。

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