◆ Once Upon a Time ◆ 2011年10月 アメリカ
Season1 1：物語のはじまり Pilot
【概略】
森に住んでいた、おとぎ話の登場人物達の「幸せな結末」が奪われたのが現代…。
昔々、継母である悪い女王に呪いを宣言された白雪姫は、未来を見通せるルンペルシュティルツキンを訪ねる事に。
ルンペルシュティルツキンから、悪い女王が呪いで時間を止め、全ての人達を閉じ込めてしまうと聞き、呪いを解くには白雪姫の子供を逃がし、28年後その子が呪いを解きに戻るのを待つしかないと教えられます。
黒い雲と共に現れる悪い女王の呪い…白雪姫とチャーミング王子はは産まれたばかりの赤ん坊を魔法のタンスに入れ逃がす事に成功するのでした。
現代、一人寂しく28歳の誕生日を迎えるエマ…そこに10年前に手放した息子ヘンリーが現れます。
突然の訪問に驚き、里親の居るストーリーブルックへとヘンリーを送り届けるエマ。
ですがヘンリーは里親レジーナの元に戻るのが嫌だと泣き、エマに自分の持っていた絵本の中の白雪姫の娘をエマだと話し、１週間だけでも町に留まってほしいとせがみます。
ヘンリーの事が気にかかり、ストーリーブルックに残るエマ…すると止まっていたストーリーブルックの時間が動き始めるのでした…。
【詳細】
昔々、おとぎ話の登場人物達が、森に住んでいた、彼らの「幸せな結末」が奪われたのが…我々の世界。
これは物語の始まり…。
慌てて馬を駆け森へ向かうチャーミング王子、森の中では７人の小人達が白雪姫の眠る棺を囲んでいます。
王子のキスで息を吹き返す白雪姫、２人はめでたく結ばれます。
お城での結婚式、皆に祝福され、王子と白雪姫が誓いのキスをしようとした時…白雪姫の継母である悪い女王が現れ、集う全ての者に、愛する者を全て失う呪いをかけると宣言し、去って行くのでした…。
現代、アメリカのボストン、絵本「Once upon a time」で白雪姫達の物語を読む少年は、一人でバスに揺られ、どこかへ向かっています。
探偵を仕事としているエマ・スワンは、今日が誕生日。
仕事を終え、家でカップケーキにロウソクを灯し、一人寂しく誕生日を祝うエマ…その時、玄関のチャイムが鳴り、エマの息子ヘンリーだと名乗る少年が現れます。
10年前養子に出した子供が自分だと話すヘンリー…驚くエマにヘンリーは一緒に家に帰ってほしいと伝えます。
エマは仕方なくストーリーブルック〈おとぎの町〉にヘンリーを連れて行く事になります。
車の中で熱心に絵本を読むヘンリー、エマが何の本か尋ねると、ヘンリーはこの本に書いている事は事実だと話します。
エマはヘンリーが物語を事実だと信じ込んでしまう問題児ではないかと気にかかります。
昔々、チャーミング王子との赤ん坊を身籠った白雪姫は、結婚式での悪い女王の言葉が気になり仕方がありません。
白雪姫と王子は、未来を見通せるというルンペルシュティルツキンに女王が何を企んでいるのかを尋ねに向かいます。
２人の赤ん坊の名前と引き換えに未来を教えると話すルンペルシュティルツキン、名前を教えると操られると注意されていたのですが、どうしても未来が知りたい白雪姫は承諾してしまいます。
ルンペルシュティルツキンは悪い女王が呪いで時間を止め、全ての人達をそこへ閉じ込めてしまうと話し、呪いを解くには白雪姫の子供を逃がし、28年後その子が呪いを解きに戻るのを待つしかないと告げます。
白雪姫はお腹の娘の名前はエマだと教え、ルンペルシュティルツキンの元を去るのでした…。
現代、ストーリーブルックに到着したエマは、時計台の時計が止まっている事に気付きます。
ヘンリーは、悪い女王が呪いで、時間の止まった町に魔法の森の全員を閉じ込めたと話します。
通りかかったヘンリーのカウンセリング担当医アーチー・ホッパーに、ヘンリーの家を教えてもらったエマは、ヘンリーを送り届ける事に…さらにアーチーをジミニー・クリケットだと話すヘンリーに、あきれるエマなのでした。
ヘンリーを家に送るエマ、家からはヘンリーの育ての母でもある町長レジーナ・ミルズが心配して出て来ます。
レジーナが悪い女王だと話すヘンリーを気にしながらも帰途につくエマ、ですが車の中にはヘンリーの忘れ物の絵本が…わき見をしたエマの前に突然狼が飛び出し…エマは看板に激突してしまいます…。
昔々、チャーミング王子は、悪い女王の呪いを防ぐために、妖精が持って来た魔法の切り株で、ゼペットお爺さんにタンスを造ってくれるようにお願いします。
とうとう産気付く白雪姫、それに合わせ森の奥からは不気味な黒い雲が城へと迫りくるのでした。
現代、留置所の中で目覚めるエマ…そこに再びヘンリーを探して警察に相談に来たレジーナが…。
エマはレジーナに自身が探偵業をしている事を告げ、ヘンリー探しを手伝うので留置所から出してほしいと話します。
ヘンリーの部屋でパソコンの履歴を調べ、ヘンリーの協力者である担任の先生メアリー・マーガレット・ブランチャードを見つけ出したエマ、エマとレジーナは学校へメアリーに会いに向かいます。
メアリーにヘンリーの居場所を尋ね、勝手にクレジットカードを使わせ事を注意するレジーナ、レジーナはエマに帰るように告げ学校を去ります。
エマはメアリーに、ヘンリーの為にと思い絵本を与えた事を聞き、ヘンリーが苦労をしていると知らされます。
昔々、不気味な黒い雲と共に悪い女王が城に向かっています。
白雪姫の赤ん坊は無事産まれ、産まれたばかりの赤ん坊を魔法のタンスに入れ逃がす決意をする白雪姫とチャーミング王子。
王子は赤ん坊を魔法のタンスに隠しますが、悪い女王の兵隊に刺されてしまいます。
意識が遠のく中、こじ開けられたタンスの中に、すでに赤ん坊の姿が無い事を確認する王子…。
チャーミング王子が倒れているのを見つけ泣き崩れる白雪姫、そこに悪い女王が現れ、私の幸せの為だけの世界が来るので、私の勝ちだと告げますが、赤ん坊は逃がしたので正義が勝つと答える白雪姫。
不気味な黒い雲の覆われ崩れて行く城…悪い女王の高笑いだげが響きわたるのでした…。
現代、メアリーにヘンリーの居場所を教えられたエマは、ヘンリーを迎えに行きます。
レジーナの元に戻るのが嫌だと泣くヘンリー、エマの事を絵本の中の白雪姫の娘のエマだと話し、１週間だけでも町に留まってほしいとせがみます。
再びヘンリーを家に戻すエマ、レジーナはこれ以上ヘンリーに関わるとエマを破滅させると脅します。
その冷酷な態度に、ヘンリーへの愛情を疑い出すエマなのでした…。
ヘンリーの事が気になりだし、ストーリーブルック内の〈おばあちゃんの宿〉に宿泊する事を決めるエマ。
宿に家賃を回収に来たミスター・ゴールドが、チェックインするエマの名前に反応します。
夜、ヘンリーは部屋の窓から、時計台の時計が動き出すのを見て、喜ぶのでした…。
【つぶやき】
おとぎ話の登場人物達が現代で繰り広げる物語です。
どんなキャラクターが出てくるのかとても楽しみ♪
エマが主人公なんだけど…おとぎ話の主人公にしては年齢が高い事が少し気になります…いいんですけどね(笑)
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