◆　Game Of Thrones　◆　第七章 氷と炎の歌　2017年7月　アメリカ

Season7 5：イーストウォッチ　Eastwatch

デナーリス・ターガリエンとの戦いでドラゴンに焼き殺されそうになったジェイミー・ラニスターはブロンに助けられ、川を伝い対岸へ逃げ延びます。
ドラゴンの炎により焼野原となった戦場に佇むティリオン・ラニスター…ドラゴンを従えデナーリスは捕虜を集め、忠誠か死の選択を迫ります。
恐怖でラニスターの兵士が忠誠を誓う中、ランディル・ターリーと息子ディコンは反発の意を見せます。
デナーリスは、ティリオンが止めるのも聞かず、２人をドラゴンの炎で処刑してしまうのでした…。

キングズランディング、ジェイミーは女王サーセイに戦況を報告に戻ります。
ドスラク兵は強く、ドラゴン用に用意したバリスタ〈大型弩砲〉スコーピオン〈蠍〉もあまり効果がなく、勝てる戦いではない事をサーセイに伝えるジェイミーでしたが、サーセイは戦って死ぬか服従して死ぬかだと告げます。

ドラゴンに乗り、ドラゴンストーン城へ戻ったデナーリス、岬に立っていたジョン・スノウにドラゴンが興味を示し、大人しく顔を突き出すドラゴンを、怖がりながらも撫でるジョン…ドラゴンの意外な行動にデナーリスは驚きます。
ジョンに戦況を伝えるデナーリスの元に、ドスラク兵が騎士ジョラー・モーモントを連れてきます。
グレイスケール〈灰鱗病〉の病を治し、再び戻ってきたジョラーを心から歓迎するデナーリスなのでした。

ウィンターフェル、鴉に魂を乗せ、ホワイト・ウォーカー〈白き魔物〉率いる死者の軍の侵攻状況を偵察するブランドン・スターク。
イーストウォッチ〈東の物見城〉に侵攻する死の軍団を見たブランドンはメイスター〈学匠〉ウォルカンにこの状況を諸国に伝えるよう指示します。

オールドタウン、シタデル〈知識の城〉にウィンターフェルからの文が届きます。
死の軍団が迫っているなど信憑性のない話だと文の内容を疑う学匠達、偶然会議に居合わせたサムウェル・ターリーは、自らが死の軍団を見たので文の内容は本当だと訴えます。
さらに〈知識の城〉の学匠達が真実だと告げれば、皆信じてくれると話し、学匠達で〈長き夜〉の事を調べれば、死の軍団を葬る術が見つかるかもしれないと必死で願います。
アーチメイスター〈大学匠〉はサムウェルに、学匠ウォルカンに確認を取ると告げますが、大きな進展には至らないのでした…。

ストームランド、ドラゴンストーン、デナーリスがターリー親子を処刑してしまった事に、問題を感じるティリオンとヴァリス、良き相談者がいないと狂王のようになってしまうと感じ、説得する術を見つけなければと悩むのでした。
ジョンの元にウィンターフェルより文が届き、死の軍団への対策会議を開くデナーリス達…。
女王サーセイとの休戦を画策するティリオンは、サーセイにホワイト・ウォーカーを信じさせる為に、死の軍団から死人を捕まえ、サーセイの元に送り付ける事を提案します。

ウィンターフェル、ジョンの不在を守るサンサ・スターク、アリン家の騎士達がサンサが王にならない事に不満を伝えます。
一部始終を見ていた妹アリアは、ジョンへの侮辱を黙って聞くサンサに不信感を抱き、サンサに指摘するのでした。

ダヴォス・シーワースと共に兄ジェイミーに会う為に、キングズランディングを訪れたティリオン。
ブロンは剣の稽古だと偽りジェイミーを地下に呼び出しティリオンに会わせます。
ティリオンはジェイミーにデナーリスからの休戦要求を提示します。

ティリオンがジェイミーに会いに行く間、ダヴォスは以前スタニス・バラシオンの元から逃がした、ロバート・バラシオンの落とし子であるジェンドリーを探しに蚤の溜まり場を訪れます。
鍛冶屋で働くジェンドリーを見つけるダヴォス、再び旅立たなければならない事を理解していたジェンドリーは、戦鎚を持ちダヴォスと共に鍛冶屋を後にします。

ジェイミーはサーセイに、ティリオンに会い、デナーリスが休戦を申し出ている事を聞いたと伝えます。
サーセイはデナーリスをいずれは倒すと告げながらも、今は和解がラニスター家の為であると柔軟な姿勢を示し、さらにジェイミーとの子供が出来た事を伝えるのでした。

ドラゴンストーン、ジョンは死人を掴まえる為にウィンターフェルへと向かう準備に追われています。
キングズランディングから戻ったダヴォスは、ジェンドリーをジョンに紹介します。
ジェンドリーから自身がロバートの落とし子だと聞き、ジョンは驚きますが、お互いの父の交友が深かった事を考慮し、共にウィンターフェルへ向かう事を歓迎します。
デナーリスの騎士ジョラーも同行し、ジョン達はウィンターフェルへと出発するのでした。

オールドタウン、ジリと共に〈大学匠〉に指示された書物の清書をするサムウェル。
文字を読めるようになったジリは、書物よりたどたどしくハイセプトン〈総司祭〉メイナードの記録を読みます。
そこにはレイガー・ターガリエンがエリア・マーテルとの婚姻を無効にし、ドーンで別の女性と結婚したとの記録も…。
サムウェルは学匠達が自身の話を受け入れず、〈長き夜〉の事を調べさせてくれない事にしびれを切らし、夜、〈知識の城〉に忍び込み、図書館の制限区域から大量の本を借り、ジリと子供を連れ〈知識の城〉を離れます。

ウィンターフェル、ピーター・ベイリッシュの行動を監視するアリアは、ベイリッシュの部屋へ忍び込み、サンサからの内密の手紙を見つけ出します。
ですがベイリッシュもまた、自身の部屋から出て来たアリアの姿を見張っていたのでした。

死の軍団が近づく〈東の物見城〉へ到着したジョン達は、野人のトアマンドに壁の北側へ行き、死人を捕まえる計画を話します。
他にも志願者が居ると話し、ジョンを牢へ案内するトアマンド…そこには北側へ行こうとしたブラザーフッド〈旗印なき兄弟団〉面々が…神の導きで来たと話すべリック・ドンダリオンに警戒するジェンドリー。
ですが目的が同じだと感じたジョンは〈旗印なき兄弟団〉と共に壁の北側へと向かうのでした…。

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