◆ Game Of Thrones ◆ 第六章 冬の狂風 2016年4月 アメリカ

Season6 10:冬の狂風 The Winds of Winter

キングズランディング、レッド・キープ〈赤の王城〉、ベイラー大聖堂で行われる裁判へ向かう準備をする、サーセイと王トメン。
ベイラー大聖堂では、ハイ・スパロー〈雀聖下〉立ち合いの元、ロラス・タイレルの罪の告白が始まります。

〈赤の王城〉から王トメンがベイラー大聖堂に向かおうとしますが、サーセイの騎士グレガー・クレゲインによって足止めされます。
ベイラー大聖堂に、まだ現れないサーセイを、〈赤の王城〉まで迎えに行くように、〈雀〉であるランセル・ラニスターに指示するハイ・スパロー。

〈赤の王城〉、〈小鳥〉の子供から王トメンが呼んでいると研究室まで呼び出されたグランド・メイスター〈上級学匠〉のパイセル。
しかしそこには王トメンの姿はなく…クァイバーンは、古きものを始末しなければ新しいものが採用されないと告げ、〈小鳥〉の子供達に刃物を持たせ、パイセルを殺してしまうのでした。

ベイラー大聖堂から出て来たランセルを見て、逃げ出す1人の子供が…不信に思ったランセルは子供を追いかけます。
どんどん地下へ入って行く子供を追いかけるランセルですが、暗闇の中で子供に刺されその場に倒れ込んでしまいます。
何が起こっているのか分からず、辺りを確認すランセル…そこはベイラー大聖堂の地下…一面にワイルドファイア〈鬼火〉の壺が並び、壺から漏れた〈鬼火〉の上にはあと少しで燃え尽きるロウソクの炎が…。

ベイラー大聖堂、王トメンとサーセイが、いまだこの場に来ない事に不安を感じたマージェリーは、ハイ・スパローに裁判の延期と、この場からの解散を訴えますが、断固として裁判を行うと告げるハイ・スパロー。
事態に焦りを覚えたマージェリーは、堂内の皆にここから離れるように伝え、自らもロラスを助け堂内より立ち去ろうとしますが、〈雀〉達によって人々はベイラー大聖堂からの退出を遮られるのでした…。

ロウソクに這って近づき火を消そうとするランセル…でしが時すでに遅し…ロウソクは燃え尽き〈鬼火〉はその火を引き継ぎ、大きな炎へと変わります。
さらに〈鬼火〉は大爆発を伴い、ベイラー大聖堂と人々を飲み込みます…瞬く間に煙りをあげ崩れ落ちるベイラー大聖堂…。

〈赤の王城〉から、〈鬼火〉に飲み込まれるベイラー大聖堂を見て、満足気に微笑むサーセイ…。
さらにサーセイは地下牢に捕らえた、セプタ〈女祭司〉にハイ・スパロー達を殺した事を告げ、残虐な騎士グレガーにこれまでの復讐を指示します。
燃えて崩れ落ちるベイラー大聖堂を自室から見ていた王トメンは、心が壊れ、窓より飛び出し自らの命を絶ってしまうのでした…。

オールドタウンのシタデル〈知識の城〉に到着したサムウェル・ターリーとジリ、ジリは女人禁制の為に図書館に入る事を禁じられてしまいますが、サムウェルは念願かない〈知識の城〉の巨大図書館を目にする事が出来るのでした。

ウェスタロス大陸、ウィンターフェル、〈紅の女祭司〉メリサンドルと話すジョン・スノウの元にダヴォス・シーワースが現れ、スタニス・バラシオンの娘シリーンに贈った牡鹿の人形をメリサンドルに渡し、シリーンを火あぶりにした罪をジョンの前で告白させます。
ジョンにメリサンドルの処刑を求めるダヴォス、メリサンドルはジョンに自分の選択は間違っていたが、〈夜の王〉への勝利に貢献できると訴えます。
ジョンはメリサンドルを南へ追放し、再び戻って来た際には処刑すると告げるのでした…。

アリン軍を連れて来てくれたお陰でボルトン軍に勝てたとサンサに話すジョン、サンサはピーター・ベイリッシュについて話しておくべきだったと謝罪し、お互い信頼しあおうと話します。
サンサはジョンに、〈知識の城〉より白い鴉が、ウィンターフェルに「冬来たり」の知らせを持って来た事を伝えるのでした。

ドーン、大公ドーラン・マーテルを殺しマーテル家の支配者となったエラリア・サンドが、オレナ・タイレルをドーンの城に招待します。
ラニスター家に対抗する為に共に手を結ぼうとオレナに話すエラリア、そこにはヴァリスの姿もあるのでした…。

エッソス大陸、ミーリーン、デナーリス・ターガリエンはウェスタロス大陸へ渡るにあたり、愛人である騎士ダーリオ・ナハーリスをミーリーンに残し、平和維持を任せる事を決めます。
ウェスタロスへ渡り玉座を手に入れる気持ちが固まったデナーリスはティリオンを〈女王の手〉として改めて任命するのでした。

リヴァーランド、ツインズ〈双子城〉、息子達の帰りを待つウォルダー、食事の為に出されたパイを前にし、侍女に息子達はまだかと尋ねます。
「もうここに来ている」と話しパイを指さす侍女…理解できないウォルダーに、侍女は顔を剥ぎ真の顔をさらけ出します。
自分は「アリア・スタークだ」と告げる侍女…ウォルダーの首を掻き切り、アリアは母と兄の復讐をとげるのでした…。

ウィンターフェル、城の森にあるウィアウッドの下で考え事をするサンサの元にピーター・ベイリッシュが現れます。
ベイリッシュはサンサに自分の夢は、鉄の玉座に座る事とその隣にサンサが居る事だと話し、サンサにウィンターフェルを継ぐのは、落とし子のジョンではなく、嫡出子であるサンサがふさわしいとささやくのでした。

壁の北側、カースル・ブラック〈黒の城〉に近いウィアウッドまで、ミーラ・リードと甥ブランドン・スタークを連れて来た、ベンジェン・スターク。
ベンジェンは、自身は死者であるので壁の外へは出れないと話し、2人を馬から降ろし、自分は生者の為に力の限り戦うと告げ、再び森の奥へ去って行きます。

ブランドンはその場でウィアウッドに手をかざし、〈三つ目の鴉〉として知るべき過去への瞑想を始めます。
ドーンにある塔の中へ入る若き日の父エダード、塔の中には大量の血を流しベッドに伏せるエダードの妹リアナの姿が…リアナに駆け寄るエダード。
自らの命がこのまま消える事を知っているリアナは、産まれた自分の赤ん坊をエダードに託すのでした…。

ウィンターフェル、ジョンは広間に北部の諸家を集め、ボルトン家からウィンターフェルは奪回したが、北の脅威が近づいており、まだ戦いは続くと皆に話します。
冬は身を守り動かず過ごそうと言う者がいる中、若きモーモント家の長リアナは、今回参戦しなかった諸家を非難し、改めてモーモント家はスターク家に忠誠を誓うと勇敢に告げます。
リアナの堂々とした姿に心を動かされ、非難された諸家は、自らの選択を恥じ、今後は改めてスターク家に忠誠を誓うと宣言するのでした。

キングズランディング、リヴァーランの遠征から戻ったジェイミー・ラニスターは、ベイラー大聖堂が煙を上げ崩れ去っているのを見付け、慌てて城へ戻ります。
皆が集まる王の広間に入ったジェイミーは、新たな七王国の女王として戴冠し、鉄の玉座に座るサーセイの姿を目にするのでした…。

グレイジョイの姉弟ヤーラとシオンの船団と共に、大軍となってウェスタロス大陸へ渡るデナーリス・ターガリエン軍。
空には3頭のドラゴンが舞い、デナーリスは鉄の玉座を手に入れる為の新たな一歩を踏み出すのでした…。

↓おススメ海外ドラマどんどんアップします! クリックお願いします♪
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ