◆ Game Of Thrones ◆ 2014年4月 アメリカ
Season4 2：獅子と薔薇 The Lion and the Rose
北部ドレッドフォート城、ルース・ボルトンの落とし子であるラムジー・スノウは従者の女性ミランダとリークと名付けられたシオン・グレイジョイを連れて森の中で狩りを楽しんでいます。
標的は同じく従者の女性タンジー、弓でタンジーを射て動きを鈍らせ犬に襲わせるラムジー…シオンは、ラムジーの残酷な行為に怯えるのでした。
キングズランディング、ティリオン・ラニスターの部屋に兄ジェイミーが訪れ、キングズ・ガード〈王の楯〉総帥を務めるも、利き手である右手を失った辛さを打ち明けます。
ティリオンはジェイミーの左手での剣の鍛錬の為に、自らの従士ブロンを相手にと推薦します。
ドレッドフォート城に帰還するルース・ボルトン、ルースは息子ラムジーに傷物にされたシオンを見せられ、ラムジーに失望しますが、ラムジーはシオンをリーク名付け自らに従順にさせた事をルースに見せつけます。
ラムジーとルースの会話より、ロブ・スタークが死んだ事を知るシオン…。
ルースは騎士ロックにカースル・ブラック〈黒の城〉へ向かったと思われるブランドンとリコンを探させ、ラムジーにはシオンの父ベイロンが制圧した要塞ケイリンを取り戻すように指示します。
キングズランディング、ジョフリー王とマージェリー・タイレルの婚礼の日、諜報長ヴァリスがティリオンにシェイが摂政太后サーセイに見つかってしまったと教えに来ます。
父タイウィンにシェイの存在を告げ口するサーセイ、タイウィンは披露宴の後シェイを呼び出すように指示します。
〈王の手〉タイウィンは孫であるジョフリー王に婚礼の祝いに、ヴァリリア鋼で造った剣を贈ります。
シェイの命を守る為に、ティリオンは苦渋の決断でシェイの心を傷付け、ペントスへ向かうように指示…泣いてティリオンの元を去るシェイ…。
ストームランド、ドラゴンストーン城、〈紅の女祭司〉メリサンドルはスタニスを王にする為に、ロード・オブ・ライト〈光の王〉に生贄の儀式を行います。
生贄はスタニスの妻セリースの兄アクセル・フロレント…セリースは自らの兄を率先して生贄とし、メリサンドルと共に〈光の王〉を崇めるのでした。
身内を生贄にしてしまう事に対してスタニスに異議を唱える騎士ダヴォス・シーワース。
セリースはさらに〈光の王〉を称えず七神正教を信仰する自分の娘を嫌い、ムチ打つべきだと話すのですが、スタニスは娘には手を出すべきではないとセリースの言動をいさめます。
壁の北側、三つ目の鴉を探すブランドン・スターク達、飢えと寒さから頻繁にダイアウルフのサマーへウォーグ〈狼潜り〉し魂を逃避させるブランドンを見てジョジェン・リードは魂が狼に則られてしまうと注意します。
道中、森の中でウィアウッド〈神木〉を見つけるブランドン、ブランドンはウィアウッドに手をかざし三つ目の鴉からのメッセージを受け取り、三つ目の鴉が居る場所を知ります。
キングズランディング、ジョフリー王の結婚の儀は順調に終わり、披露宴が開かれます。
ティリオンの従士ブロンは、シェイを心配するティリオンにシェイは無事船に乗せたと伝えます。
披露宴を盛り上げる為に芸を披露する道化師達、元騎士ドントス・ホラードの姿もそこに…ですがジョフリー王は面白くないと次々と退場さてしまいます。
ジョフリー王は自らが企画した余興として、小人達にラニスター家がスターク家他の諸家を制圧した悪趣味な喜劇〈五王の戦い〉を披露させ大笑いしますが、それを見て傷つくサンサやロラス・タイレル、そして不快に思う出席した各家の面々。
さらにジョフリー王は叔父であるティリオンに喜劇に交じって戦うように指示しますが、辛辣に断ったティリオンに腹を立て、ティリオンの頭にワインをかけます…緊張が走る宴席。
その場を収めようと乾杯を進めるマージェリー、ジョフリー王はワインがないと言ってティリオンに酌を指示しますが、わざと盃を落としティリオンを困らせます…一触即発の状態に再び緊張が走る宴席。
マージェリーは大きな鳩のパイが来たと場を盛り上げ、ジョフリー王が鳩のパイに剣を入れると、パイより沢山の白い鳩が飛び立ち驚きに沸く会場。
この機に席を離れようとしたサンサとティリオン、ですがまたもやジョフリー王がティリオンに酌をしろと絡み始めます。
パイをほおばり、ティリオンが渡したワインを飲むも、喉を詰まらせるジョフリー王、慌てて駆け寄る〈王の楯〉ジェイミーとサーセイ、ですがジョフリー王は血を吐きそのまま帰らぬ人となってしまいます。
会場が騒然とする中、サンサにドントスがここから逃げ出すように密かに声を掛け連れ出します。
ティリオンが手渡したワインを呑んだ直後にジョフリー王が倒れ、ジョフリー王が苦しみながらティリオンを指さしたため、サーセイはティリオンが毒で殺したと騒ぎ立てるのでした。
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