◆ SHERLOCK ◆ 2012年1月 イギリス

Season2 1:ベルグレービアの醜聞-2 A Scandal in Belgravia

数日後、何者かに呼び出されるワトソン…てっきりマイクロフトが自分を呼び出したものと思っていると、そこに居たのはアイリン…驚くワトソン。
シャーロックに渡した携帯電話を取り返してほしいとワトソンに頼むアイリン…ですが、ワトソンに断られ、仕方なく自身でシャーロックにメールを入れます。
すると、すぐそこでシャーロックのメール着信音が…シャーロックはワトソンの後を付けて来ていたのでした。

アイリンの無事を確認し、独りで自宅に戻るシャーロック…扉を開けようとしたシャーロックは扉と室内の異常に気付きます。
マンションの大家ハドソン婦人が何者かに捕まっていることを察したシャーロックは、そっと自室へ…
そこに居たのはハドソン婦人を人質にとるアメリカCIAの男達…男達はアイリンの携帯電話を渡すようにシャーロックに迫りますが、うまく出し抜いてハドソン婦人を助け出すシャーロック。
続いてワトソンがマンションに帰ってきます…室内の異常を見て驚くワトソン。
シャーロックは警察に連絡し、動けないように痛めつけたCIAの男を引き渡します。
ワトソンは、ハドソン夫人の怪我を手当てし労りますが、ハドソン婦人がちゃっかりアイリンの携帯電話を隠し持ち、CIAの男達から守っていた勇敢さに驚きます。

アイリンの携帯電話のパスワードロックを解除し、データを取り出そうと試みるシャーロック…ですが、なかなかパスワードを解く事ができません。

さらに数日後、シャーロックが外出から帰ってくると、そこにアイリンの姿が…
アイリン自身に携帯電話のパスワードロックを解除してもらい、アイリンが追われる原因となるデータを明かしてもらうシャーロック
アイリンは一通の謎めいた暗号画像をシャーロックに見せます、その暗号から明日6:30発の007便ジャンボジェット機の存在を導き出すシャーロック。

暗号の謎をシャーロックに解いてもらったアイリンは、シャーロック達に気付かれないように解読内容をジム・モリアーティに送ります。
アイリンからのメールが届いたモリアーティは、マイクロフトへ秘密を知った事をメールし…秘密が外部に漏れた事にショックを受けるマイクロフト…。

自身で解いた暗号にあった007便がどうしても気になるシャーロック…そこにシャーロックを迎えに一人の男がやってきます。
連れていかれた先は007便のジェット機の前…ジェット機の中に入ると座席に座っているのは全て死者…マイクロフトが現れ、シャーロックがアイリンの持っていた暗号を解いたために
機密情報が漏洩し、他国の裏をかくために、007便をわざと爆撃させようとしていた事がバレてしまったとシャーロックに伝えます。
そして2人の前に現れるアイリン…アイリンは、携帯電話の中にあるその他の機密情報データと引き換えに、大金と自分の身の安全をマイクロフトに交渉してきます。
アイリンの巧妙な交渉作戦に頭をかかえるマイクロフト…アイリンはこの作戦を考えたのはジム・モリアーティであることを2人に告げます。
モリアーティの名前を不快に感じるシャーロック…シャーロックはおもむろにアイリンの携帯電話を取り上げ、
アイリンの目前で暗号を解いて見せます…携帯電話内の機密データはマイクロフトのもとに渡り、アイリンの交渉は決裂してしまいます。
愕然とし、涙するアイリン…シャーロックはせめてもの慈悲にアイリンを厳重に拘束逮捕することをマイクロフトに提案するのでした。

数日後、マイクロフトからアイリンがテロ組織に殺された事を教えられるワトソン…
シャーロックの心情を考えると気の毒に思ったワトソンはシャーロックに、アイリンは証人保護プログラムを受けたので、もう会えないと、嘘の報告をします。
ワトソンからアイリンの携帯電話を受け取るシャーロック…シャーロックはアイリンと最後に会った日のことを思い出します。
テロ組織に殺される寸前、シャーロックに「さようなら」と最後のメールを送るアイリン…
ですが、シャーロックへのメール着信音は、アイリンのすぐそばで鳴ります…シャーロックはテロ組織の仲間に扮して、ちゃっかりアイリンを助け出していたのでした…。

【つぶやき】
アイリンとシャーロックの謎の掛け合い…かなりスリリングで面白い、アイリンの言葉通り、知性は新しいセクシーさって感じですね。

ハイカーの死の謎解きをアイリンとする場面などの、回想シーンや、シャーロックが考えにふける時の表現方法がカッコイイですね
このドラマはシャーロックの頭の回転の速さや、知的思考のシャープさをとてもよく画像で表現できてると感じます。

冒頭でのシャーロックの元に入ってくる、小ネタ集のような様々な謎解きが、物語の最後で繋がるところも面白い
マイクロフトはシャーロックに気付かなかったのか?って話してたけど
私も凡人なので全然気づかなかったよ(笑)

そういえば、マイクロフトがジェット機をわざと墜落させようとした事を、シャーロックがコヴェントリーの悲劇の再現だと言ってました
コヴェントリーの悲劇は、第2次大戦中にイギリスがナチスの暗号機エニグマの解読に成功した事を、ナチスに悟られないために、解読したナチスのコヴェントリー攻撃を、あえて阻止せず受けたとされるお話です。
そこでふと、思い出したのが映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」…そう、この映画にも
エニグマの暗号解読をした天才数学者アラン・チューリングの役をベネディクト・カンバーバッチが演じてましたね~!
わ~なんだか繋がってる~って興奮したのは私だけ?

シャーロックのドラマは何回見ても面白いなぁ~。
久々の更新でした!

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