◆ SUPERNATURAL ◆ 2009年9月 アメリカ

Season5 4:5年後の世界 The End

宿に居たディーンの元に天使カスティエルから連絡が入ります。
悪魔を殺せる伝説のコルト銃はまだこの世に存在していると噂を聞いたので、ルシファーを殺す気があるならば、手に入れる必要があると話すカスティエル。
すぐにもコルト銃を探しに行きたがるカスティエルに、疲れていたディーンは4時間だけ休憩を頼み眠りにつきます。

朝、サムからディーンに連絡が入ります。
ルシファーから、自身がルシファーの器である事を告げられた事をディーンに打ち明け、もう一度共に狩りをしたいと申し出るサム…ですがディーンは、一緒に行動する事は、強みではなく弱みになると話し、サムの申し出を断り電話を切ります。

再び眠りについてしまうディーン…次に目が覚めると、そこは荒廃した町…何が起こっているのか確認する為に、外を探索するディーンでしたが、ゾンビと化した町の住人達に襲われてしまいます。
ゾンビ駆除の軍隊に助けられ、その場から逃げ出すディーン…エリアを囲む金網には、「2014年8月1日 クロアトアン汚染区域」の注意書き看板が…。
ひとまず車を手に入れ、ボビーの元へ向かうディーン…車の助手席に天使ザカリアが現れ、ここはディーンがミカエルの器である事を拒んだ5年後の世界だとディーンに説明します。
3日間、この世界で起こる事を見学するようにとディーンに告げ消えてしまうザカリア…。

ディーンはボビーの家にたどり着きます。
家の中は荒れ果て、ボビーの姿が見当たりません…ボビーの手帳からキャンプ・チタクワで活動しているボビーの写真を見つけるディーン。
家の外に出たディーンは、自分の愛車インパラを見つけますが、そこで何者かに背後から襲われてしまいます…ディーンを襲った何者かは未来のディーン…。

気が付くと、目の前に自分がいて驚くディーン…2014年のディーンに、自分は2009年からザカリアに連れて来られた事を説明します。
2014年は、2年前クロアトアン・ウィルスにより、人間が化け物になってしまい荒廃した状態だと説明するディーン2014…さらに、サムにはずっと会っておらず、デトロイトの戦いでは勝てなかったと噂を聞いたとディーンに教えます。
ディーンを手錠で縛り付けたまま任務へと出かけてしまうディーン2014…

手錠を外し、外の様子を伺いにでたディーンは、預言者のチャック・シャーリーを見付け、カスティエルの居場所を尋ねます。
カスティエルはディーンが、2014年のディーンでない事を見抜き、状況を理解してくれますが、いつもの誠実さは消え失せてしまっています。
そこに任務から戻ってくるディーン2014…ディーンが勝手に出歩いていた事に腹を立てますが、自分は今回の任務で悪魔のコルトを手に入れた事をディーンに教えます。

悪魔のコルトを手に入れた事で次の作戦会議が開かれます。
敵の拠点に特攻し、ルシファーを撃つ計画…あまりにも無謀な作戦ですが、他に手だてがなく作戦は実行される事に
ディーン2014はルシファーの正体がサムであることをディーンに明かします…サムがルシファーを受け入れる事を承諾したと聞き、呆然とするディーン。
さらにディーン2014は、今、ミカエルを受け入れるのかどうかを悩んでいるなら、受け入れるべきだとディーンに忠告するのでした…。

ルシファーの本拠地に向かうディーン達…カスティエルは天使の力がなくなり人間となり、退廃的な考え方をするようになってしまっています。
本拠地に到着したディーン2014の指示は、カスティエル達に正面から攻撃をさせる事…仲間であるカスティエル達を囮にし、自身とディーンは裏からルシファーの元へ向かう作戦である事を聞いたディーンは、ディーン2014の病んだ思考に愕然とします。
ディーンは、ディーン2014に抗議しますが、殴られ、その場で気絶してしまいます。

気が付くディーン…既に作戦は始まっており、後を追うディーン…そこにはルシファーと化したサムの姿が…。
ルシファーはディーンに、自分が堕天使になったのは、愛していた神に裏切られ、神が愛す人間に尽くすようにと指示され、それに背いたからだと話します。
ディーンはルシファーに、今ここで殺せと詰め寄りますが、ディーンはこの後、どんな選択をしようと、必ず5年後ここに来るので、その時に会おうと告げ、去ってゆくのでした。

ザカリアに現代に戻されるディーン…ザカリアは、見てきた事を教訓に、ミカエルを受け入れるようにとディーンに詰め寄ります。
考え込むも、受け入れないと返事をするディーン…ザカリアは再度、ディーンを未来に送り込もうとしますが、カスティエルに呼び戻されるディーン。

ディーンは現在の誠実なカスティエルを見て安心し、サムの元へ電話をかけます。
サムと落ち合うディーン…ディーンはサムに謝罪し、どんな事があろうとも、兄弟として前に進む事を望みます。
サムは心から喜び、再び共に歩む事を選ぶ兄弟なのでした…。

【つぶやき】
世界の終わりが来た5年後の兄弟の姿のようです。
サムはしっかりルシファーとなってしまっており、ディーンは頑なにミカエルを受け入れず、仲間と共にルシファーと戦っています…ここらへん、ディーンの父親譲りの意思の強さが現れてますね。
でもディーンは、今回の経験でディーンの現在の考えが、独りよがりだったことを考えさせられたようですね。
再び共に歩む事になる兄弟…やっぱりね…って感じですが、ひとまずは良かったねってことで…。

ところで、未来のカスティエル、なんだか怖すぎ…壊れすぎてて気持ち悪い人になってしまってる!
ディーンが一歩間違うと、みんなあんな風になってしまうのね…負けるなディーン

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