◆ FARGO  ◆ 2014年4月 アメリカ

Season1 9:狐と兎とキャベツ A Fox, a Rabbit, and a Cabbage

ミズーリ州カンサスシティ、殺し屋ローン・マルヴォは歯科医マイクになりすましています。
ホームパーティで歯科医の友人バートと仲良く話すマルヴォ…バートの弟は、減刑と引き換えにシカゴマフィアを裏切った為に、現在は証人保護プログラムでバートからも隔離されて生活をしています。
バートはマルヴォに弟を紹介しようと、マルヴォと週末のラスベガス行きを約束します。

ラスベガス、バーでくつろいでいるマルヴォと彼女ジェマ、そしてバートと妻ルイーズ。
そこに保険の催しで来ていたレスター・ナイガードが、マルヴォに声を掛けてきます…レスターだと気づくも人違いだと言い張るマルヴォ。
席を立ちエレベーターに乗り込むマルヴォを追いかけてくるレスター…マルヴォはエレベーター内でレスターを知っていると認めますが、その場で他の3人を銃殺してしまいます。
驚くレスター…マルヴォは半年前から、賞金首を狙って3人に張り付いていたのに、レスターのせいでしくじったと話し、殺した3人を運ぶのを手伝うようにレスターに告げます。
エレベーターが地下に着き、恐怖でその場から逃げ出すレスター…部屋に戻り、妻リンダを連れて早々にホテルから出て行きます。

ノースダコタ州ファーゴ、FBIの資料室勤務をしているバッジとペッパーは、マルヴォが起こしたファーゴの組織皆殺しに関連した情報が、ベミジー警察署のモリー・グレムリー副署長からあった事を知ります。

ミネソタ州、父の店ルーのダイナーで、家族と一緒に朝食を取るモリー。
モリーの元に、ラスベガスで起きた3人銃殺の目撃者とされる、レスターに事情聴取をするようにと、連絡が入ります。

マルヴォを警戒しながらリンダと家に戻り、すぐにリンダを連れてアカプルコへ逃げ出す計画を立てるレスター。
そこにモリーがラスベガスの事件についての事情聴取に現れます。

レスターを追ってミネソタに来たマルヴォ…レスターの元の家を尋ねますが、引っ越した後だと知り、レスターが経営しているナイガード保険事務所へと向かいます。

レスターにラスベガスの事について話しを聞くモリー…ですが、レスターは何も見なかったとしか話しません。
何も聞けずにパトカーに乗りこんだモリーの元に無線が入り、FBIから来た捜査官が、モリーのことをルーのダイナーで待っていると伝えます。

ルーのダイナー、店に入って来るマルヴォ…マルヴォは店主ルーにレスターの居所を聞きだそうとします。
用心して店にレスターが来たら伝えておくと話し、答えないルー…マルヴォは諦めて店を後にします。
マルヴォと入れ替わりで店にやって来たモリーとFBIのバッジとペッパー、モリーは彼らにマルヴォについて詳しく説明する為に、自身の捜査パネルを見せます…モリーの詳細な捜査に関心する2人。

郵便配達の仕事が終わり、自宅に戻るガス・グレムリー…ガスは、配達時にすれ違った車に乗っていた男が、マルヴォに似ていた事が気にかかります。

夜、アカプルコ行きの飛行機を予約したレスターは、保険事務所に現金とパスポートを取りに向かいます。
マルヴォに狙われているため、事務所へは妻リンダに行ってもらいますが、マルヴォにレスターと間違い射殺されてしまうリンダ…車から様子を伺ていたレスターは、マルヴォの姿に怯えるのでした。

【つぶやき】
モリーの努力が報われ、FBI捜査官がマルヴォを追いかけてミネソタにやって来ます。
でも、この2人は、目の前でマルヴォのファーゴ壊滅を見逃してしまった人達だよね…大丈夫かな?

マルヴォとモリーが入れ替わりでルーのダイナーに入ってくるシーンは
モリー達が来る前にマルヴォが暴れたらどうしようかと、ドキドキしてしまった!

レスターがマルヴォに声を掛けた事がきっかけで、再びレスターを追いかけてミネソタに入り込んでくるマルヴォ…なにやってんだよレスター!
しかも、事務所にパスポートを取りに行ったとき、もしかして、わざとリンダに自分のウェアを貸したんだよね?
何も知らないリンダがマルヴォに殺されちゃったのは、レスターのせい?だよね…?
ホントにひどいなレスター!

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