◆ FARGO  ◆ 2014年4月 アメリカ

Season1 2:おんどり王子 The Rooster Prince

ヘス&サンズ運送会社にサム・ヘスが死亡した真相を尋ねにファーゴの銃密輸組織メンバー ナンバーズとレンチが訪れます。
マックス・ゴールドが応対し、額に傷のある男がサムの死亡前に訪ねてきた事を伝えます。

レスター・ナイガードの家、自宅の様子を見に訪れるレスター…妻パールの遺体は警察によってすでに片づけられています。
そこに警察官のモリー・ソルヴァーソンとビル・オズワルトが、事情聴取の為に訪ねてきます。
事件当日の様子と病院で出会った男についてレスターに質問をするモリー。
レスターは事件当日、帰宅するとパールがすでに殺されており、洗濯機の音で犯人の気配に気づかず、自分も襲われ、ヴァーン・サーマン署長が襲われた件は分からなかった、病院で出会った男とは何を話したか覚えていないと話します。
さらに詳細を聞きたがるモリーでしたが、ビルはレスターと同級生だった為、レスターを庇い早々に退散します。

次の仕事依頼を郵便局で受け取った殺し屋ローン・マルヴォは、スーパーマーケット王スタヴロス・ミロスが経営するフェニックス・ファームへと向かいます。
スタヴロスから金銭要求の脅迫状を送り付けて来た犯人を見つけて殺して欲しいと依頼されるマルヴォ。

ダルース警察署で、レスター事件の会議が行われます。
自身が逃がした暴走車の男の事を思い出し、気にかかるガス・グレムリー巡査。

サムの殺されたストリップバー ラッキー・ペニーを訪れるナンバーズとレンチ、サムを殺した相手を店員に聞き出し、常連客のレニーをゴールドの元へ連れて行きます…ですが人違いだと告げるゴールド。

弁護士助手フランクと名乗り、スタヴロスの妻ヘレナの元へ偵察に訪れるマルヴォ…ヘレナとスタヴロスの仲は悪く、ヘレナは離婚して財産を半分取り込もうとしています。
宿に戻り、脅迫状を調べていたマルヴォは、脅迫状の裏にヘレナのスポーツトレーナー チャンフの使っていた日焼けオイルが付着しているのを見つけます。
そこにスタヴロスの警備部長であるセメンコが部屋を訪ねてきます…マルヴォにスタヴロスの警護は自分がするので、余計な手出しをするなと忠告し立ち去るセメンコ。

ベミジー警察署、ビルが新たな署長となります…モリーにレクター事件は、強盗での事故と処理するように指示するビル。
亡くなったヴァーン署長の死の真相を知りたいモリーは、不満に思いながらも指示を受けます。

レスターの家、地下にある洗濯機の中に隠してあった、パールを殺した凶器のハンマーを回収するレスター。
レスターは散弾銃で負った手の傷が痛むため、薬局に傷薬を買いに行きます…そこでモリーに会い、モリーから再び事情聴取を受けます。
殺されたサムとは高校以来会ってないと話し、モリーから逃げるように立ち去るレスター
モリーはレスターの車が女性の物だった為、他人の車ではと尋ねます…自分の車は修理に出しているとレスターは言い、これ以上話すことはないと怒って去ってゆきます。

捜査がうまく行かない事を元警察官であるカフェ ルーのダイナー店主をしている父ルーに話すモリー。
ルーはモリーの見解通り行きずりの強盗ではなく、凶悪殺人鬼の仕業であると考えますが、そうであるほどモリーの事を心配し、モリーに無理をしないように言い聞かせるのでした。
店にビルが現れます…ビルはレスターから苦情が入った事をモリーに告げ、モリーをこの捜査から外し、車で凍死した男についての捜査に就くようにと指示をします。

レニーを雪で覆われた湖に運ぶナンバーズとレンチ…2人は厚い氷に覆われた湖に穴を開け、レニーを凍った湖に沈めてしまうのでした。

【つぶやき】
わわわ、レスターはこの機に乗じて、パール殺害までもをマルヴォの仕業に仕立てあげようとしています。
え~どうなんだ、それ~。 
なんかしっぺ返しをくらいそうだな…。

割と頑張って捜査を続けるモリー
でもレスターとビルが同級生であった事から、捜査を外されてしまいます。
だけど、凍死した男の事件の犯人もマルヴォだもんね、どっかでまた事件が絡み合うのかな?
しかしルーのダイナーを経営している、元警察官のモリーのお父さんが、いい味だしてるなぁ。

注目はサムが殺された事で、ファーゴから殺し屋ナンバーズとレンチがやってきます。
サムの事業はマフィア ファーゴも関連しているって事なんでしょうね。
ナンバーズとレンチが個性的すぎて、恐ろしい殺し屋なのに興味がわいてくるのが不思議…

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