◆ SUPERNATURAL ◆ 2008年9月 アメリカ
Season4 5：モンスタームービー Monster Movie
バンパイア事件を聞きつけペンシルベニアに来たディーンと弟サム。
ペンシルベニアではオクトーバフェストの真最中、保安官は兄弟に首筋に噛みキズのあるメリッサ・ライトの遺体を見せ、目撃者エド・ブリューワーがバンパイアが犯人であると証言している事を説明します。
兄弟は、エドに目撃証言を聞きますが、女性はマントを羽織ったドラキュラに襲われたと言い張るエドに、眉唾を感じ捜査を諦めます。
車でのデート中に、狼男に襲われるカップル…生き残った女性から、狼男に襲われたと聞く兄弟…亡くなった男性の遺体は狼男に襲われたように引き裂かれています。
ドラキュラに狼男…まるで昔の映画のような事件に頭を悩ます兄弟。
夜、キャノンズバーグ歴史博物館に棺が届きます…中から出てきたミイラに殺されてしまう警備員。
駆け付けた兄弟が現場を調べると、棺がフェラデルフィアの撮影小道具店のものである事がわかります。
ビールバーの店員ジェイミーとデートの約束をしていたディーン。
ジェイミーは、なかなか現れないディーンにしびれを切らし帰ろうとしますが、突然ドラキュラに襲われてしまいます…タイミング良く駆け付け、ジェイミーを助けるディーン…ドラキュラと格闘したディーンは、ドラキュラの耳をはぎ取ります…バイクに乗り逃げて行くドラキュラを呆然と見送るディーン。
ビールバーでサムと落ち合ったディーンは、ドラキュラの剥がれた耳をサムに見せ、ドラキュラの衣装がレンタルであった事から、犯人は何にでも姿を変えるシェイプシフターである事を指摘します。
ドラキュラがジェイミーに執着していた事もあり、最近ジェイミーの前に現れた怪しい人物、事件の目撃者でもあるエドが、シェイプシフターであると考える兄弟。
エドが映写技師をしている名画座へ向かうサム…エドを拘束したサムでしたが、エドの耳は簡単には取れず、エドがシェイプシフターではない事に気付きます。
ビールバーに残ってジェイミーと呑んでいたディーンは、店に現れたジェイミーの同僚ルーシーを一緒の席に誘います。
３人で呑んでいると、突然めまいを覚えるディーン、その場に倒れ込むジェイミー…飲み物に薬を盛られた事に気付いたディーンはルーシーがシェイプシフターである事を確信します。
シェイプシフターに闘いを挑みますが、薬の影響で倒れてしまうディーン…。
意識が戻ったディーンは、ドラキュラに扮したクラッシック映画マニアなシェイプシフターに捕まって居る事に気付きます…ディーンを電気ショックで殺そうとするシェイプシフター。
名画座からバーに戻ったサムは、ディーンとジェイミーが居ない事に気付きます。
店内は荒れており、テーブルの上にはルーシーの口紅が付いたナプキンが…ルーシーがシェイプシフターだと気づくサム。
シェイプシフターの家、ジェイミーに思いをつげますが、嫌われてしまうシェイプシフター。
シェイプシフターはジェイミーに、自身が怪物なのは、人々に殺されかけた事から、映画の中の強いモンスターになろうと思ったと話します。
家に忍び込むサム…拘束されていたディーンを助けますが、気配に気付き様子を見に来たシェイプシフターと格闘になる兄弟。
ディーン達を助けようとシェイプシフターを銃で撃ち殺すジェイミー…シェイプシフターは美女に来れされる結末に満足し死んでゆくのでした。
【つぶやき】
今回のスーパーナチュラルは、モノクロ映画仕立ての凝った作りになっています。
ちょうど中盤で休憩タイムまで入る凝りようが面白い♪
スーパーナチュラルではたびたび出てくる、兄弟と相性の悪い怪物シェイプシフターが今回も登場します。
ですが、今回のシェイプシフターは一味違って、クラッシック映画マニアらしく、映画に出てくる怪物達のように、自身も強くなりたいという憧れから、クラッシックモンスターに扮して、人々を襲います。
そんな、なんだかよくわからないシェイプシフターの事件に巻き込まれてしまう兄弟ですが、最後にはシェイプシフターは思いをよせるジェイミーに殺されてしまいます。
でもそんな最後も、美女に殺されるなら、モンスターとして本望…と満足気に死んでゆくシェイプシフター…ひょっとして、元々は割といいやつだったのかな？
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