◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ
Season1 20：幸せの余波 HAPPILY EVER AFTERMATH
資産家のアーサーは、詐欺師エイディコフに全財産を投資として預けてしまい、破産に追い込まれます。
なんとかしようと、後見人であるスペンサーとともに、妻ルシンダの継母である資産家メイヴィスの元に融資を願いに訪れるアーサーでしたが、相手にされず追い返されてしまいます。
その夜、メイヴィスが寝室で眠っていると奇妙な物音が…ベッドの下を確認すると、そこには怪物が…驚いて屋敷の中を逃げ惑うメイヴィス。
吹き抜け階段に追い詰められたメイヴィスは、怪物の怪奇音で意識を失い、階段から転落して死亡してしまいます。
翌日、母メイヴィスの屋敷を訪れた娘ティファニーから通報を受け、屋敷に駆け付けるニックとハンク…
ニックはティファニーとテイラーの姉妹から、経済難に陥った義弟アーサーが母を殺したのではと聞かされます。
アーサーの屋敷を訪れるニックとハンク…アーサー、妻のルシンダ、スペンサーにメイヴィスの死を伝え、警察署で事情聴取をします。
その際、スペンサーがコウモリ型のヴェッセンである事に気付くニック。
さらにルシンダの実父ヘンリーが亡くなった際、継母メイヴィスが実娘のティファニーとテイラーに財産を分け与えたが、継娘ルシンダには何も与えなかった事を知ります。
ニックの自宅、両親の死の悪夢にうなされるニックの為に、ニックの両親の事故を担当したラインベック警察のガブザー刑事に事件の真相を教えてもらおうと連絡をするジュリエット。
ニックの携帯にガブザー刑事から連絡が入ります。
両親の事故の犯人が、ソレダッド・マルケーサ、ハンス・ロス、イアン・フリン、アキラ・キムラの４名だと話すガブザー刑事…マルケーサ、ロス、フリンは前回の事件で死亡していますが、キムラの名前を初めて耳にするニック。
継母メイヴィスが亡くなり、遺産相続の話が持ち上がります…義姉ティファニーの元に交渉に向かうルシンダ…交渉を聞き入れてくれないティファニーの前に、コウモリの姿をあらわにするルシンダ…。
トレーラハウスで、モンローとコウモリ型ヴェッセン ムルシエラゴについて調べるニック…ムルシエラゴの破壊的な超音波を妨げるには、グリムが持つ機械ムルシエラゴ・マトラカが有効である事を知る２人。
超音波で人が殺せる事を確信したニックは、ムルシエラゴのスペンサーが犯人だと思い目星を付けます。
ティファニーの屋敷、アーサーからルシンダがティファニーの元に向かったと聞いたスペンサーは、慌てて駆け付けます…ですが、そこにはルシンダに殺されたティファニーの遺体が…。
スペンサーが試案していると、ニックが現れます…ニックに疑われ現行犯として逮捕されてしまうスペンサー。
警察署、スペンサーはニックに犯人はルシンダである事を告白します。
ニックが目を離した隙に、ルシンダの次の犯行を止める為に、警察署を抜け出すスペンサー…ニックもまたハンクと共に次の被害者だと予測されるテイラーの屋敷へと向かいます。
テイラーの屋敷、テイラーの元に現れるルシンダ…テイラーは怯えて逃げ出します…そこに駆け付けるニック…ルシンダは車庫に逃げ込みます。
ニックから連絡を受け、トレーラーハウスに格納してあたムルシエラゴ・マトラカを持ち出しテイラーの家に駆け付けるモンロー。
ニックと共に、車庫に逃げ込んだルシンダをムルシエラゴ・マトラカで追い詰めます。
車庫から逃げ出すルシンダ…そこにスペンサーが現れます…ルシンダに謝り、超音波でルシンダを殺してしまうスペンサー…ですがルシンダは最後の力を振り絞りスペンサーを殺してしまいます。
ルシンダを追って駆け付けるニックとモンロー…そこにはルシンダとスペンサーの遺体が…。
事件は終結を迎えますが、警察署に戻り、犯行の道具として苦し紛れにムルシエラゴ・マトラカを提出するニックなのでした…。
【つぶやき】
今回の元ネタはさすがに分かりました、シンデレラです♪
ですが通常のシンデレラとは異なり、継母の連れて来た姉達をいじめていたのは、どうもシンデレラ（ルシンダ）のようでしたね…(^_^;;;
そりゃ、継母も自分の娘達を保護するのに必死で、財産も渡したくなくなるよね。
しかし、超音波で人を殺してしまうコウモリ型ヴェッセンのムルシエラゴ、性格は二重人格だそうですが、このコウモリの性格って童話の中のイソップ物語の「卑怯なコウモリ」的な発想なのかな？
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