◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ

Season1 16:金の卵 THE THING WITH FEATHERS

警察署 、ニック・ブルクハルトは休暇を取り、ジュリエットに結婚を申し込むために、ジュリエットとウィスパリング・パインズ遊びに行きます。

ウィスパリング・パインズ、ヴェッセンの女ロビンが、恋人のヴェッセン ティモシーの元から秘密の恋人ゲーリーと逃亡を図ろうとしますが、うまく行かず再びロッジに戻ってきます。

ウィスパリング・パインズに到着するニックとジュリエット…自分達のロッジの場所がわからず、手近なロッジの住人に場所を尋ねるニック。
戸口に出てきたティモシーがヴェッセンである事に気づくニック…ニックは自分達のロッジが隣であること教えてもらい車に戻ります…様子を見ていたジュリエットは、ティモシーと一緒にいたロビンの様子がおかしいことに気づきます。

自分達のロッジに入るニックとジュリエット…ジュリエットは窓から、ティモシーがロビンに暴力を振るっているところを見てしまいます…ジュリエットの訴えで地元の保安官にDVの通報をするニック。

ポートランド、ヘクセンビーストのアダリンド・シェイドの魔法のクッキーのせいで、アダリンドに夢中になり、ストーカーになってしまっているハンク…アダリンドの家にたずねて来た男を、近づくなと銃で脅します。
アダリンドに執着するハンクの状態を見て満足気なレナード警部。

ウィスパリング・パインズ、ロビンに無理やり食事を流し込むティモシー、そこにニックの通報を受けた保安官が様子を見に訪れます。
何事もなく隣のロッジから帰る保安官を見て、気を揉むジュリエット…ジュリエットは隣人のDVが気になり休暇を楽しむことができません。

深夜、モンローに電話をし、自分が見たヴェッセンの特徴を話し、隣の男が女たらしで性悪なヴェッセン クラウストライヒであることを教えられるニック。

翌日、ジュリエットとスーパーに買い物に行くニック…ジュリエットはそこでロビンを見つけ、何かあったら連絡してほしいとメモを渡します。
ロビンはスパーの店員でもあるゲーリーに、次の逃亡予定を教えられます… 一緒に来ていたティモシーに怯えながらも、逃亡を承知するロビン。
ロビンの様子を見ていたニックは、ロビンが黄金の鳥型のヴェッセンであることに気づきます。

ロザリーのスパイスショップを手伝うモンローの元に、ニックから電話がかかってきます。
モンローに電話でロビンがゼンテンフォーゲルであることを教えられるニック…ゼンテンフォーゲルは生涯に一度、体内に金の卵を宿すことがあり、クラウストライヒはゼンテンフォーゲルの金の卵が目当ての可能性があること教えられます。

ティモシーのロッジ、ティモシーが外出したタイミングを狙い、ロビンは家から抜け出します…その様子を目にしたニックは心配になり、ロビンの後を追いかけます。
待ち合わせ場所に到着したロビンは、ゲーリーがティモシーに殺されているのを見つけて驚きます…そのままティモシーにロッジに連れ戻されるロビン。
ロビンを追ってきたニックは殺されているゲーリーを見付け、保安官に通報します。

ロビンがロッジに戻った事をジュリエットに教えられ、ティモシーのロッジに侵入するニック…ティモシーが無理矢理ロビンに食事を流し込んでいるのを見付け、ティモシーを倒しロビンを助け出し、自分達のロッジにかくまいます。
ニックの通報で駆け付けてくる保安官…ですが保安官はティモシーの従兄弟、ティモシーは保安官と共に、ロビンを取り返しにやってきます。
怯えて逃げ出すロビン…ニックはロビンを追い、ジュリエットはこっそり抜け出し、州警察へ通報をします。

森の中で、苦しんでいるロビンを見つけるニック…ロビンは喉に出来上がった金の卵を取り出さなければならないとニックに懇願します。
ニックはロザリーに連絡をし、卵の取り出し方を教えてもらいます…無事取り出し、窒息の危機を脱するロビン。
そこに現れるティモシーと保安官…彼らは金の卵を差し出すようにニックを脅します。
金の卵を投げ、その隙に保安官を拘束するニック…さらに金の卵を持って逃げたティモシーの後を追います。
逃げる際に不注意でこけてしまい、金の卵を割ってしまうティモシー…失意の中ティモシーはニックに捕まってしまうのでした。

ポートランドの自宅に戻り、改めてジュリエットに指輪を渡し結婚を申し込むニック…ですがジュリエットは、自分も気持ちは同じだが、ニックは何か隠している事があるので、心を開いてくれなければ、結婚できないと話すのでした…。

レナードの支持でハンクに連絡し、夕食の約束をするアダリンド…何も知らないハンクはアダリンドと食事を楽しむのでした…。

【つぶやき】
せっかくジュリエットに結婚を申し込もうと思い、バケーションに誘ったのに、それどころではなくなってしまうニック…気の毒です。

今回のヴェッセン、ゼンテンフォーゲルは生涯に一度、体内に金の卵を宿すという珍しい種族のようです。
ネコ型ヴェッセン クラウストライヒのティモシーが、金の卵を太らせようとロビン(ゼンテンフォーゲル)に、食べ物を流し込むシーンがとっても苦しそう…。
鳥の雛ってスポイトで餌を流し込んで食事させたりしますもんね…そんな感じなのでしょうか…。
でも見ているだけで、こっちまで苦しくなって仕方がないです。

ストーリーの元ネタは、王様の為に歌を歌うナイチンゲールのお話、アンデルセンの「ナイチンゲール」のようです。

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