◆ SUPERNATURAL ◆ 2007年10月 アメリカ
Season3 13:恐怖の館 Ghostfacers
4年に1度のうるう年にだけ現れる霊を探し、モートンハウスへと幽霊研究に出かけるエド・ゼッドモアとハリー・スペングラー。
自称超常現象研究家でありサイト「地獄の番犬」を運営していた彼らは、メンバーをさらに3人増やし「ゴースト・フェイサーズ」を結成、心霊映像を制作会社に売り込もうと企んでいます。
立ち入り禁止のチェーンを破り、モートンハウスへ侵入し、屋内を探索していたエドと新入のアラン・J・コルベットは、同じくモートンハウスを調査しに来た、ディーン・ウィンチェスターと弟サムに出会います。
モートンハウスの2階を調査していたハリーと撮影係ケニー・スプルース、情報係のマギー・ゼットモアは、スーツの男が殺される幻を見て驚きます。
エドとハリーにサイト「地獄の番犬」のせいで、苦戦を強いられた事があるウィンチェスター兄弟。
兄弟は再会に苛立ちながらも、モートンハウスで2月29日に一夜を過ごした人間は、皆亡くなってしまうと説明し、すぐにエド達を追い出しにかかります。
そこに幽霊を見たと興奮して2階から降りてくるハリー達…撮影した幽霊を皆で見ますが、これはただのデスエコー(ループにはまった霊)で支障はないと判断するウィンチェスター兄弟
ふとコルベットが居ない事に気付くエド…2階で勝手に幽霊探索をしていたコルベットの叫び声が聞こえ、助けに向かうエド達…ですが、コルベットの姿がなく、パニックになります。
ディーンはエド達を落ち着かせ、モートンハウスの外に出そうとしますが、時間は既に0時を超えており、悪霊に扉が全て塞がれ、外に出る事が出来なくなります。
騒然とするエド達の前に現れる列車事故で亡くなった男のデスエコー…銃で撃たれた男と列車事故で亡くなった男が、ここで亡くなった人物とは考えられず、頭を悩ます兄弟。
兄弟は仕方なくこのままの状態でモートンハウスの調査を続けます…モートンハウスの最後の持ち主であったフリーマン・ダゲットは病院勤務していた用務員で、剥製づくりが趣味…さらに持ち物の中に、銃殺と列車事故、自殺で亡くなった遺体のタグが出てきます…この家に彼らの遺体が閉じ込められているので、デスエコーとなって現れた事に気付く兄弟。
調査中に突然サムが悪霊に連れ去られてしまいます…別室で椅子に縛られるサムとコルベット…サムの前でコルベットが悪霊ダゲットに襲われ、殺されてしまいます。
2人を必死で探すディーンは、ダゲットが核戦争を恐れていた事から、地下シェルターに居ると直感し、地下を探る事に…エド達は1階に戻り塩で円陣を作り避難します。
地下に隠し部屋を見付たディーンは、ダゲットを塩弾で弾き飛ばし、サムを助け出します…そこには過去行方不明になった者達の遺体も集められているのでした…。
早々に地下から脱出しようとする兄弟…ですが、ダゲットが邪魔をしてきます。
避難しているエド達の前に現れるデスエコーとなったコルベットの霊…。
死の恐怖に怯えるコルベットに、助けたい一心で愛を込めて語り掛けるエド…コルベットはエドの呼びかけに答えて、エド達を助け出す為に、地下に居たダゲットの霊を自らと共に消し去ります…。
コルベットの働きで、モートンハウスから解放されるエドとディーン達…。
モートンハウスでの事件を編集したゴースト・フェイサーズの試写を観る兄弟…適当な感想を告げて早々に立ち去ります。
去り際に、置いて来た電磁波装置の影響でデータが全て消え、パニックを起こすエド達…軽はずみでよこしまなエド達の計画をこっそり葬り去る兄弟なのでした。
【つぶやき】
前回「地獄の番犬」のサイトでディーン達を混乱させた、主自称超常現象研究家エド・ゼッドモアとハリー・スペングラーが再登場です(笑)
今回は彼らが主役?でディーンとサムはそこに出てきた人って感じで、彼らの作ったプロモーションビデオを見ている設定です。
なかなか凝った作りで面白かった♪
迷惑だけど、なんだか憎めないエドとハリー…ですが、今回もまた、とんでもない失敗をしでかしてしまいます。
亡くなったエド達の仲間のコルベットが気の毒でしたね。
彼はエドの事が好きなゲイって設定ですが、本当にいいやつで、エド達を助ける為にダゲットの悪霊を自らで消滅させてしまったシーンは、ちょっとホロッときてしまいました。
B級イメージで作られていたエドとハリーのプロモーションビデオって設定でしたが、ちゃんと「スーパーナチュラル」として楽しめたところが良かったです。
リリスとの戦いが過激化して行く中の、ちょっと息抜き物語なのかな?
ビデオの中で、エド達に会って露骨に嫌な顔するディーンとサムが面白い
もう「アイスクリームおごってやるから外に出ろ」ってお子ちゃま扱いだもんね(笑)