◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ
Season1 12：闘技場 LAST GRIMM STANDING
森の中の一軒家、ヴェッセンに襲われるウェラー老夫婦…ヴェッセンは追って来たカウボーイ集団に捕まえられてしまいます。
翌朝、一軒家に事件調査に入るニック・ブルクハルトとハンク・グリフィン…獣に襲われたように惨殺されている老夫婦…近くの森に謎の馬の足跡を見つける２人。
現場に残っていた血液より、薬物中毒で１年服役後釈放され、現在は保護観察中のディミトリ・スコントスが犯人として浮かび上がります。
ニックの家、家事をしていたジュリエットはタンスの中から、ニックが隠していた婚約指輪を見付け喜びます。
保護観察官レオ・ティモアから、ディミトリがおじパパスのボクシングジムで働いて居る事を聞き、パパスの元に聴取に向かうニックとハンク。
そこでディミトリと仲が良かったサイ型ヴェッセンのブライアン・クーニーに、ディミトリが最後に走ったトレーニングコースへと案内してもらいます。
ニックとハンクを案内後、そのままトレーニングコースを走っていたブライアン…突然現れたカウボーイ集団に捕まってしまいます。
ディミトリの車がリントンの廃倉庫で見つかったと聞き、急ぎ向かうニックとハンク。
倉庫の中を確認した２人は、そこに大量の血痕と闘技場のような跡を見つけます…そんな２人を見て逃げる謎の男…。
警察署でニックとハンクから、事件の捜査状況の報告を受けるショーン・レナード警部…その後レナードは、内密に保護観察官ティモアに会い、一般市民であるディミトリを闘技会に巻き込んだ事を厳重注意するのでした。
トレーラーハウスで、モンローと落ち合い、ヴェッセンの剣闘試合について調べるニック。
モンローは賭け事の窓口をしているヴェッセンの男ソウリーから、ヴェッセン同士を闘わせるローウェンの闘技会を案内してもらいます。
ローウェンの闘技場で闘わされ、殺されてしまうブライアン…。
警察署で、ブライアンの失踪届けが出た事を聞き、ブライアンの車が発見されたリントンの廃倉庫へ再び向かうニックとハンク。
車を調べていたニックの元に、ローウェンの闘技会への案内人との待ち合わせ中のモンローから電話が入ります…ですがモンローは電話中に何者かに誘拐されてしまいます。
ブルットバッドであった為に、掛けではなく、闘う為に闘技場へ運ばれてしまうモンロー。
慌てたニックは待ち合わせ場所に駆け付け、モンローの車に乗っていた男に、モンローの連れ去り先を尋問します。
失踪中のディミトリ同じく、ブライアンもまた保護観察官テイモアの保護観察下であった為、テイモアの自宅を調べるハンク…テイモア宅の倉庫の中で大量の闘技用武器を見付けます。
力ずくで闘技場へと引き出されたモンローは、そこに居たディミトリと闘う事になります。
モンローの居る闘技場に潜入するニック…モンローが闘っているのを見付け、ローウェンのヴェッセンである保護観察官テイモアを脅し、試合を辞めさせようとしますが、殺気だった闘技場はテイモアを抑えるだけでは冷静さを取り戻す事ができません。
仕方なくハンクの応援が来るまで、モンローの代わりに闘う事を決意するニック…。
教会…神父にテイモアの暴走を伝えるレナード警部。
闘技場でディミトリと闘うニック…ですがニックが優勢になった途端、闘技場内にニックを倒しに入り込んでくる主催者の仲間達…ルール無用でピンチを迎えるニックですが、そこにハンクが警官隊を連れ、駆け付けます。
家でニックの誕生日祝いの準備をして待ちくたびれているジュリエット…。
闘技場から逃げ出し、自宅へ闘技会の掛け金の回収に向かうテイモア…そこに現れるレナード警部…秩序を乱し暴走した制裁として、レナードと一緒に来たヴェッセンに殺されてしまうテイモア…。
【つぶやき】
今回のお話の元ネタは、ジョージ・バーナード・ショウの戯曲「アンドロクレスと獅子」のようです。
知らないなぁ…どうもライオンの恩返しみたいなお話のようです。
このお話で出てくるライオン型ヴェッセンはローウェン（ドイツ語でそのままライオンだそうです）、恩返しするライオンってゆーより、秩序を乱してしまい、裏を取り仕切ってるレナード警部に排除されたって感じです。
なにかと裏でコソコソするレナード警部っていったい何者なんだ～って疑問も沸いてきますね。
今回もまた気の毒だったのが、モンローです(笑)
ニックの力になりたいと思い、知り合いの賭け事屋のソウリーに、ローウェンの闘技場での賭け事を紹介してもらうはずが、自身がブルットバッドだったせいで掛ける方ではなく、掛けられる方に回されてしまうという…なんともお粗末な状態…可哀想だけど、なんだか笑ってしまうお茶目担当のモンローです♪
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