◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ

Season1 10:臓器ビジネス Organ Grinder

森の中、何者かから逃げる少年2人…1人は捕まり連れ戻され、1人は川に落ち流されて行きます。

モンローに恋人ジュリエットを守る為に、怪物〈ヴェッセン〉達の存在をジュリエットに明かしたほうが良いのではと相談するニック・ブルクハルト。

ニックの携帯に警察から連絡が入り、川で見つかった溺死死体の現場検証に向かいます。
川から上がった少年の遺体からは、貝殻のブレスレットと首筋に吸血鬼に噛まれたような跡が見つかります。

遺体の少年スティーブン・バムフォードの身辺を調査するニックと相棒のハンク・グリフィン…スティーブンが付けていたネックレスを売る少女グレイシーと兄ハンソンに会い、スティーブンが4週間程前に、牧場で仕事をすると話していた事、最後に会ったのはフォルター無料診療所だった事を教えてもらいます。
フォルター診療所でスティーブンを診察したレヴィーン医師に話を聞きますが、特に変わった事は聞けないニックとハンク…。

違法と思われる臓器を運んでいた車が、事故を起こし、現場から呼び出されるニック。
現場で助け出された事故を起こした男が怪物〈ヴェッセン〉である事に気付きます。

トレーラーハウスで事故を起こした男が、ガイアーである事を知ったニックは、モンローの元へ相談に向かいます。
ハゲタカの怪物〈ヴェッセン〉であるガイアーは人間から臓器を取り出し、それを売買している可能性があると話すモンロー。
人間の臓器を漢方にして販売していると思われるスパイスショップに行き、モンローに証拠の薬を入手してもらうニック。

警察署、事故を起こした車に積まれていた臓器の中に、スティーブンのDNAと一致した血液あがる事が解ります。
それ以外の臓器からも複数のDNAが見つかり、スティーブンが路上生活をしていた事から、身寄りのない若い少年達が犠牲になっている可能性に気付くニックとハンク。

ニックは直接スパイスショップに向かい、店主であるフクスバウの男リチャードを脅し、入手先の電話番号を聞き出します。
ジュリエットと一緒に、グレイシーとハンソンを食事に誘い、グレイシーから他にも連れていかれた少年がいないかを確認するニック…グレイシーはケヴィン・スタンディッシュもまたスティーブンと共に、仕事を貰い白いバンに乗せられて行った事を話します。

その夜、雨が降り体調を崩したグレイシーはフォルター診療所へ行き、レヴィーン医師に刑事からスティーブンの死亡事件について協力を求められた事を話します。
診療所からねぐらへと戻るグレイシーとハンソン…途中で白いバンに乗って来た男に声を掛けられ、誘拐されてしまいます…警察に自分達の居場所が分かるようにネックレスの貝殻を目印に落とすハンソン。
連れて行かれた小屋の中で血液を抜かれているケヴィンに再会するグレイシー…レヴィーン医師が少年達の臓器を取り出しています。

警察署、スパイスショップから教えられた電話番号から見つけた住所と、事故を起こした男の持っていた携帯の連絡先の住所が一致し、関連がある事に気付くニック。
割り出した住所に家宅捜査に向かうニック達…そこにあったトレーラーハウスには、人間の臓器を乾燥させ、漢方にする作業所が設置されており、トレーラーハウスに居た男の携帯には、フォルター診療所からの着信履歴が…。

急ぎフォルター診療所に向かうニック達、診療所に居たガイアーの看護師をグリムとして脅し、少年達の搬送先であるアジトを聞き出すニック。

ガイアーのアジト、落ちていた貝殻から少年達が拘束されている小屋を見つけるニック。
グレイシーにメスを向けるレヴィーン医師…ニックとハンクが小屋に押し入り、ニックは逃げるレヴィーン医師を追いかけます…ガイアーとなってニックに襲い掛かるレヴィーン医師でしたが、ニックに焼却場に追い込まれ自滅します。
無事、助け出されるグレイシー、ハンソン、ケヴィン、そして囚われていた少年達…。

事件が解決し、警察署に戻ったショーン・レナード警部…デスクの上にグリムの死神の耳が入ったギフトボックスを見つけます。
自分達のやる事に手を出すなと脅しの電話が、グリムの死神からレナードの携帯に入るのでした…。

【つぶやき】
今回のお話のネタは「ヘンゼルとグレーテル」ですね~。
ハンソンが誘拐された後に貝殻を落として、小屋まで連れて行かれるところとか、そのままでわかりやすかったな♪

ジュリエットに、グレイシー達から買ってあげた貝殻のネックレスをプレゼントして、グレイシー達との食事について来てもらうニック…ジュリエットも刑事が彼だと大変だね~。

今回の怪物〈ヴェッセン〉ガイアーは、モチーフがハゲタカなだけあって、人間の臓器を生きたまま取り出す残忍さを持っているようです。
しかしその職業が臓器売買とは、ブラックながら、なかなか面白い発想だよね。

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