◆ Vikings  ◆ 2016年11月 カナダ・アイルランド

Season4 16:交錯 Crossings

イングランドから戻ってきたアイヴァーからラグナル・ロズブロークの死を聞きますが、認めたくないラゲルサ…もし死が本当なら、ラグナルが重荷と感じた王の座を、ラグナルや自分を指示してくれている皆の為にも自分が立派に引き継がなければいけないと感じます。

イングランド ウェセックス、ラグナルの息子アイヴァーをスカンディナヴィアに帰した事で、ヴァイキング達がラグナルの復讐に来ると父エグバート王に訴える息子エセルウルフ。
ラグナルが亡くなり、すっかり覇気を失ったエグバートは国の守備をエセルウルフに任せます。

スカンディナヴィア カテガット、父ラグナルが亡くなった事で自分達の身の振り方の心配を始めるウベとシグルズ。
アイヴァーは独り父ラグナルと母アスラウグの死を深く悲しむのでした。

ラグナルが亡くなった事になった今、ノルウェーの主要貿易地となっているカテガットは、周りの国からも狙われる存在となりますが、今まで何も防衛措置を行ってきていないカテガットの守備は手薄な状態です。
ラゲルサは館に皆を集めて、改めて女王としてカテガットの防衛を強固なものにする事を宣言します。
集会の場に現れたアイヴァーは、ラゲルサに母アスラウグを殺した事を非難し、いつかラゲルサを殺すと言い放ちます。

地中海を彷徨う遠征に出たビヨルン達一行…海は霧が深く何も見えません、予想ではスペインの近くに居るはずなのに、港も見つからず、それぞれの想いを胸に新たな大陸を待ち望むビヨルン達。

霧が晴れ、とうとうスペインの港を見つけだしたビヨルン達は、夜に奇襲をかけます。
港では市場が開かれており、突然のヴァイキング達の襲撃に驚き逃げ惑う人々…。

フロキは、アラーの神を称える不思議な歌が町に流れている事に気付きます。
祈りの声を辿り、神殿へと入るフロキ…そこにはフロキが入って来た事も気に留めず、一心に神に祈りを捧げる人々が…。

ハーラルの略奪に抵抗する母娘、幼い娘の前で母を殺すハーラル…それを見ていたヘルガは思わず逃げた娘を追いかけます。
娘が逃げ込んだ扉の前で立ちすくむヘルガ…そんなヘルガを見つけたロロ達は、扉を壊し屋敷の中へと入り込みます。

フロキに続きハーラル達が神殿に入って来ます…それでも一心に神アラーに祈りを捧げる人々…ですが祈りの対象が神殿内に見つからず奇妙に思うフロキ…。
ハーラルが気味悪がり信者を殺しますが、殺すなとハーラルを制止するフロキ…そんなフロキを置いて、ハーラル達神殿から出て行きます。

屋敷の中で、逃げた娘を探すヘルガ…。
屋敷の奥へと向かったロロ達は、部屋の前で自害している屋敷の主人を見つけます…屋敷の主人の後ろにはさらに扉が…扉を開けた部屋の中には女達が隠れていたのでした。
ロロ達を追って来たハーラル達も大勢の女達を見付け喜びます。
逃げた娘を見付るヘルガ…亡くなったアングルボザが生きていたら同じ年くらいだと喜び、親を亡くしたので連れて行くとフロキに告げます。ヘルガに止めるように注意するフロキでしたが、フロキの言葉を聞かずに娘を連れて行くヘルガ…。

スカンディナヴィア カテガット、深夜…人の気配に気づき目を覚ますラゲルサ…ラグナルだと思い、話しかけるラゲルサ…自分に憑りついてもいいので、一緒に居て欲しいと泣きながら願います…。

預言者のところへラグナルを見た事を告げに訪れるラゲルサ。
ラゲルサは自分がラグナルの息子達に殺されるかどうかを預言者に伺いをたてます…しばらく間を置き、殺されると答える予言者…。
玉座の前でラゲルサを殺す事を心に誓うアイヴァー…。

スペイン、高台から海を眺め、地中海に来た事を改めて実感し、喜ぶビヨルン達…ふと、背後にカラスの群れと異様な気配を感じるビヨルンとヴィトゼルク…「雄豚の苦しみを知って子豚はどんなに鳴くだろう」死の間際にエラ王に告げたラグナルの言葉が2人に届けられます…。

スカンディナヴィア カテガットにカラスの群れと共に降り立つ片目の男(オーディン神)…
熱心に刀を打つアイヴァーの元に現れた片目の男は、アイヴァーにラグナルは毒蛇に噛まれ死に、冷たい土の中に眠ると告げます…父の死の知らせに悲しむアイヴァー…。
ウベとシグルズの元にも同様に片目の男がラグナルの死を告げに訪れます…。

スペイン、そしてビヨルンとヴィトゼルクの前にも現れる片目の男…2人は父の死を悟るのでした…。

【つぶやき】
地中海遠征中のビヨルン達はとうとうスペインに辿り着きます。
今回はフロキとヘルガの行動が興味深かったですね。
フロキはいつになく自分達の神以外であるアラーの神に興味を抱いています。
単純に、どこに向かってこの人達は拝んでるんだ???って感じなのかしら?
ヘルガは、しきりにフロキに再び子供をつくり生き甲斐としたいと訴えていましたが、それが他国の女の子につながってしまうとは…生活習慣も考え方も違う他国の女の子…しかもある程度分別のある年ごろだし…大丈夫なのかしら?

謎の片目の男が出てきましたね~。
誰じゃ?って思ったけど、オーディン神だったんですね…ラグナルは無事オーディンの元に行ったって意味でもあるのかな?
しかしオーディン神が直々にラグナルの息子達にラグナルの死を伝えに来るって、これまた凄い事だよね(^_^;;;
エグバート王と同じくラグナルロスの今日このごろですが、私もオーディン神と同じく、次の希望はアイヴァーに託したいと考えています(笑)

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