◆ The Halcyon  ◆ 2017年1月 イギリス

Season1 7:裏切り

教会でスパイと待ち合わせをしているルシアン・ダーバヴィル…スパイにハルシオンホテルのバーテンダー アディル・ジョンから取った情報を渡します。

陸軍省に勤めるトビー・ハミルトンンは、急ぎの仕事を持ち帰ります。
ホテルでアディルと秘密のデートを重ねるトビー…アディルはトビーが目を離した隙を見て、持ち帰った機密文書を盗み見します。
バーでアディルから情報を受け取るダーバヴィル。

1940年11月、ホテルの50周年パーティーの企画を任されるエマ。
エマはラジオキャスターのジョー・オハラの部屋を尋ね、パーティについての助言を求めます…喜んで引き受け、エマを食事に誘うジョー。

歌姫ベッツィ・デイが気に入り、バックヤードまで追いかけてくる客のウィルソン…そんなウィルソンを追い払うバンドマスターのソニー・サリヴァン。
ウィルソンは腹いせに、友人達と共にソニーに因縁をつけて来ます…ウィルソンに軽く手を掛けてしまうソニー。

息子ビリーを戦争で亡くした事もあり、娘ドーラを疎開させる交換手のペギー…心配して見守るリチャード。

ホテルに政府保安部のモーティマーが訪れます。
食事中のトビー、母プリシラ、ダーバヴィルの元に、捜索令状が出たと告げ、トビーに同行を求めるモーティマー、突然の事に驚く3人…。

尋問所、トビーの部署から機密情報が漏れ、トビーの父ローレンスがナチ寄りであった事もあり、モーティマーはトビーを疑っています。
さらにトビーの鞄から機密文書が出て来たと、トビーを責め立てるモーティマー。

トビーが連行された事を聞きホテルに戻って来る長男のフレディ…プリシラは強制的にでもトビーを釈放してもらう事を望みますが、それでは疑惑が残り、トビーの将来に影響が出ると心配するフレディ。
悩むフレディに交渉のコツを教えて力を貸すジョー。

教会、スパイと密談するダーバヴィルは雲行きが怪しくなってきたので、安全な脱出経路と必要書類を用意して欲しいと要求します。
それならばと、アメリカの戦争支援情報を手に入れる事を要求してくるスパイ。

ホテル、ウィルソンからソニーに殴られたので解雇して欲しいと言われた事をソニーに話すリチャード。
ですがソニーは殴っていないので、謝る事はできないと訴えます。

フレディはリチャードにトビーを釈放できる力のある人物はいないかと尋ねます。
リチャードは、亡き父ローレンスの友人であったアンブローズ卿を推薦しますが、アンブローズ卿とローレンスは喧嘩別れをしており、対応には注意が必要な事を告げます。

尋問所、モーティマーに女性関係について聞かれるトビー…いないと答えますが、アディルを疑う気持ちが芽生えます。

ジョーとドルシアへ食事に出かけるエマ…トビーが拘束されている状況で誘った事を気にするジョーでしたが、思いのほかデートを楽しみ喜ぶエマ。

ベッツィにウィルソンとの間で問題が起こった事を伝えるソニー…ベッツィはソニーが解雇されるなら自分もここを辞めると告げるのでした。

ホテルで停電が起き、発電機を修理しようとするリチャードとフェルドマン。
修理担当は亡くなったビリーだった事を思い出し、暗くなく2人…ですがビリー流の修理を施し電力供給を再開しだす発電機、2人にも笑顔が浮かびます。

バーでアンブローズ卿との交渉をはじめるフレディ…フレディの気持ちを察して、トビーの釈放を引き受けてくれるアンブローズ卿。

尋問所、解放されるトビー…有力者の口利きで釈放になったトビーに対して、快く思わないモーティマー。

トビーが無事釈放された事をリチャードに報告するフレディ。
リチャードは気になっていたダーバヴィルとプリシラの事について遠回しに注意を呼びかけます。
フレディは、エマの事について、もう一度自分が近づく事を許して欲しいと願います…心配しながらも許可するリチャード。

デートから戻り、仲が深まるジョーとエマ…キスする2人…その様子を目にしてしまうフレディ…。

バーに現れるウィルソン…リチャードはソニーを信じ、自分がウィルソンの事を解決するとソニーに告げます…解雇されるかと思っていたので驚くソニー。
バーでウィルソンに交渉を始めるリチャード…そこに、ソニーが現れウィルソンに丁寧な謝罪を行います…ボトル1本で水に流すと答えるウィルソン。
リチャードはソニーがウィルソンに謝った事を驚きますが、リチャードの為に謝ったと答えるソニー。

フロントでエマに話しかけるフレディ…エマを避けていた事に対して、自分の置かれている状況は過酷なものなので、同じ目にあわせたくなかったと胸のうちを伝えるフレディ。
ですがそこにジョーが現れ、2人の会話に割り込んできます…全ての気持ちを伝えきらないまま、エマとの会話を終えてしまうフレディ。

ホテルに戻ってきたトビーの部屋にコーヒーを運ぶアディル…トビーは自分を裏切ったのではとアディルを疑います。
トビーを愛している気持ちは本当だが、ダーバヴィルに脅されて、仕方なくやったと白状するアディル…怒って部屋を出て行くトビー。

アディルにスパイをさせた事を聞いたと、ダーバヴィルに詰め寄るトビー、ですが途端に開き直るダーバヴィル…既にトビーもアディルも極刑にあたるスパイ行為の共犯である事を告げ、後一つ情報があれば仕事が終わると言って、さらにトビーを巻き込みます。
トビーの帰りを喜ぶプリシラ…家族が揃ったところで、プリシラはダーバヴィルと結婚する事をフレディとトビーに宣言するのでした。

【つぶやき】
なんて人なんだダーバヴィル!!!
親切なフリをして、自分の欲望の為に人を陥れる…ひどすぎる~!
ダーバヴィルとの結婚を宣言するプリシラ…きっと彼女もダーバヴィルを信じ切ってるんですよね…プリシラも可哀想すぎる~(T_T)!
そして急接近するエマとジョー…ハミルトン家はかなりの落ち目だわ…。
でもエマにはどっちにしても幸せになてほしいな…。

そしてサクッと裏で流れるソニーとリチャードのお話…性根の腐ったウィルソンからソニーを守ってくれたリチャード…グッジョブ!

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