◆ The Halcyon ◆ 2017年1月 イギリス
Season1 6：恋のゆくえ
1940年10月 イギリス国内での戦火が激しさを増しています。
エマ・ガーランドもホテルの仕事が終わった後、夜から朝まで婦人義勇隊として戦争の手伝いをしています。
ホテル、出資者の次男トビー・ハミルトンンとバーテンダーのアディル・ジョンとの恋は静かに続いています。
アディルがトビーの部屋を出るところを見てしまう母プリシラの愛人ダーバヴィル…。
戦火で家が焼け落ちた為、娘ドーラを連れてホテルに世話になっている電話交換手のペギー。
砲兵隊に出兵している元ベルボーイをしていたペギーの息子ビリーは、仕事の合間にホテルに戻り客室係のケイトにオレンジを贈ります。
物資の乏しい今、オレンジを貰い喜ぶケイト…明日、ホテルに戻った時に一緒に食べようとビリーに約束します。
長男フレディ・ハミルトンンの空軍での活躍が掲載された新聞を見て、心配する母プリシラ。
プリシラはダーバヴィルに、自分が空軍をフレディに勧めたせいで、こんな事になってしまっていると後悔の悩みを打ち明けます。
娘エマが婦人義勇隊の活動をするのを心配する支配人のリチャードでしたが、心配しながらも義勇隊の制服を買ってエマに贈ります…自分の行動を理解してもらえて喜ぶエマ。
ダーバヴィルに関係が見つかった事で必死にアディルと言い訳を考えるトビー…アディルは全部自分のせいにすればいいとトビーを落ち着かせます。
夜、バーでダーバヴィルに、アディルとの関係を言い訳をするトビー…ですがダーバヴィルはプリシラに話すつもりはない事を告げ、トビーを安心させます。
ショータイムに遅刻してくる歌手のベッツィ・デイ、バンドマスターのソニー・サリヴァンは最近遅刻の多いベッツィに苛立ちます。
そんなソニーに辞めたいと言い出すベッツィ…ベッツィの癇癪に怒ってベッツィなしでバンド演奏を始めるソニー。
そんな時、空襲警報が鳴り響きます…避難するホテルの宿泊客達…。
避難せずピアノを弾き心を落ち着かせているソニー…ベッツィも一緒に残り歌います。
婦人義勇隊の仕事で消防隊のサポートをするエマ…そこにラジオのニュースキャスターのジョー・オハラが取材に現れます。
自分を取材しないでほしいとジョーに苛立ちを見せるエマでしたが、偶然ここに取材に来たと話すジョー。
爆弾が投下された火災現場で救助活動を行う消防隊をサポートするエマ達、サポートを手伝いながら取材をするジョー。
空襲は激しく、撤退命令がでます…逃げ損じた負傷者を見つけるエマ達、遺体を放置すると野犬に荒らされるのが心配で、亡くなった母を残してはいけないと現場を離れる事を拒む負傷した娘。
激しい爆撃の中、エマは負傷した娘の代わりに残る事を告げ、娘を治療に向かわせます。
ホテル、気持ちを落ち着けて、自分の元から去りたがるベッツィを引き留めようとするソニー。
ベッツィは、ソニーが父の形見であるトランペットを売ったお金を、自分の母に貸した事を気に病んでいたのでした。
トランペットは必ず買い戻すとソニーに告げるベッツィ…ソニーはトランペットの事は気にしないでほしいと、ベッツィに愛を告白します。
ですが、あまりにも優しすぎるソニーに、自分はふさわしくないと感じ、ソニーの元から逃げ出したいと感じるベッツィなのでした。
自身の気持ちを落ち着けてソニーの優しさに答える決断をするベッツィ…。
地下避難所、爆撃の音に怯えるドーラに、兄ビリーが大砲を撃ち、みんなを守っていると話しかけ安心させるリチャード。
空襲現場、遺体を見守るエマを心配して、戻ってくるジョー。
自分の母親の死を思いだし悲しむエマ…。
遺体回収が来るまで、エマの側についていてくれるジョー…静かに会話する２人…フレディに対する思いを身分違いだったと諦めかけるエマに、後戻りはするなと励ますジョー。
翌朝、ジョーと共にホテルに戻るエマ…ホテルの前では客室係のケイトがビリーと一緒にオレンジを食べようと戻ってくるのを待っています。
ケイトを誘って、一緒に館内へ戻るエマ…館内では皆が集まり、今日の役割分担をしています。
様子がおかしいと感じたエマがリチャードに声をかけると、ビリーがパラシュート爆弾で被爆し亡くなったと聞かされます。
オレンジを手に独りで悲しむケイト…ドーラや皆の前では気丈に振る舞いますが、独りになり泣き崩れるビリーの母ペギー。
ホテルの仲間達もビリーの死を深く悲しみながらも、仕事をこなすのでした。
バーの準備をしていたアディルに話しかけてくるダーバヴィル…アディルがトビーを好きな事を確認したうえで、イギリス国籍を持たないアディルと家族達を、自身の軽率な行動で国外追放にされたくなければ、トビーの情報を自分に流すようにと交渉してきます。
トビーは情報を話さないと断るアディルですが、さらにトビーとアディルの関係が漏洩すれば、職を失い明るい未来はないと脅します。
窮地に立たされてしまうアディルなのでした…。
【つぶやき】
激しくなってゆくイギリス国内での戦火、エマは愛するフレディが戦っている姿を見て、自分も何かせずにはいられなかったんでしょうね…。
ここでまさかのビリー死亡…せっかくなるべく安全な国内防衛の任務に就いたのに…ケイトやペギーが可哀想すぎます…。
で、そうなの？ってビックリなのがダーバヴィルですね～。 酷い人だ～(>_<)
結局ドイツに情報を売るのか、スパイか何かで、プリシラに近づいてたって事？？？
プリシラが気の毒です…アディルもどうするんだろ…心配です。。。
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