◆ GRIMM ◆ 2011年10月 アメリカ

Season1 5:死の舞踏 Danse Macabre

レチッド・キャットの地下ダンスライブで踊り騒ぎ楽しむ人々。

学校で講演会に向けて弦楽四重奏の練習をする4人の生徒達…指導帰りの音楽教師ローソンが車に乗り込んだ際、大量のネズミに襲われます。
朝、出勤したカプラン教頭が遺体を見付け警察に通報、ニック・ブルクハルトとハンク・グリフィンが現場に駆け付けます。

車の中でネズミに食われて亡くなっている教師ローソン…車のドアを開けると、中から大量のネズミが逃げ出します。
近くの植え込みにはガイガー害獣駆除の名前が入ったケージが…。
教師が昨日指導していた、教え子達に聞き取り調査をするニックとハンク…カーター・トレイから、同級生で停学中のロディ・ガイガーが怪しいと聞きます。

ガイガー害獣駆除の事務所を訪れるニックとハンク…捕まえたネズミ達のケージの前でヴァイオリンの練習をしているロディ。
ニック達は、ロディと父親に教師ローソンが亡くなった事を伝えます…疑われて興奮した父親がネズミの姿の怪物ライニゲンに変わるのを目にするニック…ニックがグリムだと気付いた親子は、捕まって殺されると思い逃げ出そうとします。

警察に連行され、事情聴取を受ける親子…ケージは2日前に盗まれたと話す父親。
ロディは、停学になったのは、カーターから手を出してきたからだと話し、昨夜はレチッド・キャットのライブに行っていたと話します。
ドリュー・ウー巡査部長の調べで、DJレチッド・キャット本人がロディである事がわかり、父親はそのまま拘留しますが、ロディは釈放されます。

ハーパーの解剖検査結果から、ネズミの胃袋に現場にはなかった布の切れ端が入っていたと聞かされるニックとハンク…ネズミがかじっていた布は、高級車のシートに使われているものだと判明します。

元恋人だった弦楽四重奏のメンバーであるサラに会いに行くロディ…ですが彼女はカーターと仲良くなっており、ロディの話を聞いてくれません。
サラの母親に見つかり、追い返されるロディ…そんなロディをからかうカーター。

ニックは、ロディに心を開いてもらおうと、同じ怪物〈ヴェッセン〉仲間のモンローに協力を頼みます。
ニックが家に帰ると、壊れた冷蔵庫を修理に来ている男が…ニックと目が合い、グリムだと気づき、修理を放り出して慌てて逃げ帰る男。

ウーを誘って飲みに行くハンク…ウーと別れ帰ろうとした時に、以前助けたアダリンド・シェイドに出会います。
アダリンドに誘われ、食事を一緒にするハンク…店の外では、様子を伺うショーン・レナード警部の姿が…。

家でヴァイオリンの練習をするロディ…そこにモンローが訪ねてきます。
自身がニックの友人でブルットバッドだとあかし、力になれないかとロディに話すモンロー…すぐには心を開こうとしないロディに名刺を手渡し帰ります。
ロディの元に、留置されている父が怪我をしたと連絡が入ります…やり場のない怒りに、部屋で暴れ出すロディ…。

翌朝、ケージのネズミを全て逃がし、火を放ち、ヴァイオリンを持ってどこかへ向かうロディ。

学校、ロディを弦楽四重奏メンバーから、自分達が追い出した事が、サラにばれているとカーターに話すマーヴィン。
カーターは気にするなと話し、メンバーをレチッド・キャットのライブへ誘います。

ネズミを乗せていたと思われる高級車を調べていたニック達は、カーターの車に辿り着きます。
カーターの車を調べたニック達は、トランクからネズミにかじられたシートと、ネズミの糞を見つけ出します。
ロディの家が火事だと通報が来て、急いで駆け付けるニック達…空になったネズミのケージと、荒らされたロディの部屋を確認します。
ロディの行方を追って、サラの家に向かうニック達…そこでサラが友人達とレチッド・キャットのライブに行った事を知ります。

ネズミの大軍を連れレチッド・キャットのライブへ向かい、ライブ会場にネズミ達を引き入れるロディ。

ライブ会場に到着した弦楽四重奏メンバーは、会場である地下へと入ります…ですが会場には他に人がいません。
ネズミを使い教師ローソンを殺したのはお前達だと告げ、4人の前に現れるレチッド・キャット…ロディがレチッド・キャットだと気づく4人…。
ロディはヴァイオリンを奏で、ネズミたちを4人にけしかけます。

サラを追って来たニック達は、地下会場で起きている惨事に気付き、助けに向かいます。
4人に事情を聴くニック…ロディの仕業にしてローソンを驚かそうとしたのに、予想外な事故が起こってしまったと話すマーヴィン達…。
4人に罪を白状させようとして、こんな事をしたとニックに自白するロディ…今回は死人も特に凶器もなかった為、違法ライブの報告のみに収めるニック達。

ニックの家…昨夜、置き忘れて帰った工具を回収にくる修理工…ジュリエットは、修理工がどうして怯えているのか理由が全く分からず、戸惑うのでした…。

【つぶやき】
追い詰められた怪物〈ヴェッセン〉ライニゲンが、陥れられた復讐をしようとするお話です。
どうもヴェッセン界でも弱肉強食の法則は働くようで、ネズミやウサギなど小動物系のヴェッセンは、熊や狼に比べて大人しいようです…なのに今回のライニゲンのロディはかなり反抗的…いじめられて窮鼠猫噛状態って事なんでしょうか。
しかもロディのDJネーム、レチッド・キャット(惨めな猫)って、ロディがネズミだから彼の中のジョーク?

そして今回、またもや同じヴェッセンだからという、よくわからない理由でニックに駆り出されるモンロー…断ればいいのに、律儀にロディを励ましに行くモンローがいいやつすぎて(笑)
だいたい狼がネズミを励ますなんて、そりゃモンローも、励まされたほうのロディも戸惑うよね、「あらしのよるに」じゃないんだからねぇ…(^_^;;;

モチーフになった童話は「ハーメルンの笛吹男」ですね~。
これは流石に解った♪

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