◆ Vikings  ◆ 2016年2月 カナダ・アイルランド

Season4 9:死にまみれて Death All ‘Round

フランク王国、パリに向かう為に船を崖から吊るし上げ、ロロの造った砦の向こう側の上流へと大移動を始めるラグナル達。
ハーラルとハルフダンは近くの農村で略奪を行います。

預言者の言葉通り、カルフとの子供を流産してしまうラゲルサ…ラグナルとビヨルンはラゲルサを心配し、共に悲しみを分かち合います。

パリ、オド伯の代わりに部下であったローランドを、伯爵として迎え、パリの防御を任命するシャルル皇帝。
皆には内密でローランドに、妹テレーズを自身の愛人にする事を願います。
ギスラ皇女はロロに、ローランドがパリの防衛を任せられた事の不満を告げます。

ローマ、アルフレッドを連れてローマへ巡礼の旅をしているエセルウルフとプルデンティウス神父はローマに到着します。
アルフレッドはローマ教皇から貴重な宝であるキリストの額にあったいばらの棘を見せてもらい、皆の前でローマ教皇に聖剣を授けられ、ローマの執政官として任命されます。

イングランド ウェセックス王国、マーシアとウェセックスの2つの国の王として即位式を迎えるエグバート王。
ノーサンブリア王国のエラ王は、マーシア国を折半する約束を反故し、ウェセックス王国が国より巨大になってしまった事が面白くありません。

スカンディナヴィア カテガット、雨の中、ハーバードが出て行った事を悲しむアスラウグ。
川で遊んでいたシグルズは、ビヨルンとポルンの娘シギーが川で溺れ死んでいるのを見つけます。
母アスラウグに告げますが、ハーバードが居なった事で酒びたりになり、まともに取り合ってくれません。

フランク王国、森の中、船を反対岸まで運ぶラグナル達…森を抜けた先に、パリへと続く河に上流を見付け歓声を上げる戦士達。
夜、就寝中のビヨルンをクロスボウで狙うエルレンドゥール…トービはそれに気づき、わざとビヨルンの楯になり阻止します。

昨夜、ビヨルンを殺し損なったエルレンドゥールは、トービに息子グズルムを殺されたくなければ、ビヨルンを殺せとクロスボウを持たせ脅します。
エルレンドゥールに監視されながら、ビヨルンの元に向かうトービ…ビヨルンにエルレンドゥールが父の仇で殺せと言ってると伝えます。
受け入れるとトービに答えるビヨルン…トービは意を決して後ろにいたエルレンドゥールをクロスボウで殺してしまいます。
ビヨルンはエルレンドゥールの遺体にホリック王の指輪を返すのでした…。

陸から河に船を降ろし、戦闘準備が整います。
薬に身体を蝕まれてゆくラグナル…酷い幻覚が襲います…そんなラグナルを見て心配するビヨルン。
船に乗りパリへと向かうラグナル達の軍…ラグナルはロロを自身の手で殺す事を固く誓うのでした…。

【つぶやき】
オド伯を蹴落とし、自身がパリの防衛を任される事になるローランド。
なんだかんだ言って、ローランドも妹のテレーズも愛人としてのしあがったって事だったんですね…(-_-)
とうとう船を上流に大移動させるラグナル達…もう執念の一言ですね。
ラグナルの薬の中毒症状が悪化して、出てくる大量の虫の幻覚…怖すぎです~!
そういえば、アスラウグの元を離れたハーバードですが、彼が滞在した事でビヨルンとポルンの娘シギーが亡くなってしまいましたね…フロキの言う通り生と死は共に神によってもたらされているって事なのでしょうね。
なんだか幸が薄かったシギーが気の毒です…。

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