◆ The Halcyon  ◆ 2017年1月 イギリス

Season1 3:迷惑な宿泊客 

多くの宿泊客で賑わうハルシオンホテルのバー…ベッツィ・デイがステージに立ち歌い始めると鳴り響く警報…ドイツ軍の空襲が酷くなってきています。
ホテルの地下非難所に宿泊客達を案内するスタッフ達…ドリンクと音楽を提供し、少しでも安心できる空間を提供します…しばらくして警報は解除され、客室へと戻る宿泊客達。

1940年6月、ホテルにフランスから非難して来た伯爵が来館します。
伯爵の荷物を部屋に入れるドアマンのビリー…先祖からの家宝である銃を構える伯爵に驚かされます。
伯爵は気難しい人で、食事が気に入らないと2度も皿を下げさせます…料理長は新人のクラインを苦情係として、料理と共に部屋に向かわせます。

副支配人になったのに、フレディが戦地に行っている事が気になり仕事に集中できないエマ。
陸軍省に就職が決まった事を母プリシラに伝える次男トビー。

フレディの居る空軍に取材に向かうラジオニュースキャスターのジョー・オハラ。
撤退の援護出撃の指令が入る空軍…急な出撃に驚くジョー…率先して出撃するフレディ。

ホテル、家宝の銃が無くなったと騒ぎ出す伯爵…従業員が盗んだと疑います。
伯爵の銃を探す事と、従業員の身の潔白を証明する為に、従業員のロッカーを調べる支配人リチャード・ガーランド。
ところが、クラインのロッカーから亡きハミルトン卿のカフスが出てきます…クラインを警察に引き渡すリチャード…家族の為に金が必要だったと弁解するクライン。
事情を知る為に改めてクラインのロッカーを調べたエマは、フランスに居る家族へ宛てた大量の手紙を見つけます。

ジョーに相談するエマ…ジョーは手紙が家族に届かず戻ってきているのは、フランスでもユダヤ人の迫害が起きているからだと説明します。
ジョーはエマにフレディに会ってきた事を話し、フレディが勇敢すぎて心配である事を告げます。

伯爵の付き人ダーバヴィルと仲良くなり、にこやかに会話するプリシラ。
交換手のペギーが息子ビリーの兵役について心配しているのを知り、フェルドマンに軍の知り合いにビリーの任務地を変更するように手を回すように依頼するリチャード。
客室係のケイトに、銃を盗んだのは自分だと告白するビリー…明日の昼食時にこっそり返却する事を計画します。

クラインの家族の事を考慮し、父リチャードに面会に行かせてほしいと話すエマ…規則に反するとリチャードは反対します。

伯爵の部屋へタオルを届けるケイト、銃は出てくると伯爵を励まします…それを聞きケイトにキスをしてくる伯爵…ケイトは驚き慌てて逃げ出します。
ダーバヴィルに伯爵が迷惑をかけた償いとして慰謝料を手渡されるケイト…。

バー、クラインの手紙を読み、なんとかしたいと感じたとジョーに再び相談をるるエマ。
バーに支配人リチャードが現れ、宿泊客にフランスがドイツに停戦要求を出し降伏した事を伝えます…驚く宿泊客。
イギリスが孤立してしまった事を心配するジョー…ジョーはエマにクラインに会いに行こうと誘います。
留置所でクラインに会い、フランスが降伏した事を伝えるエマ…クラインはますます家族を心配し、エマにここから出して欲しいと懇願します。

ビリーに召集令状が届きます。
任務地が戦地ではなくハイドパーク周辺で砲兵隊になっている事を見て、こんな招集はおかしいと母ペギーを疑うビリー…リチャードは余計な事をしたとペギーに謝ります。

ケイトが伯爵に襲われた事を知るビリー…腹を立てたビリーは、銃を持ち伯爵の部屋に行き、伯爵に銃を向けます…口論になり銃の引き金を引いてしまうビリー…銃に弾は入ってはおらず惨事は免れますが、慌てて伯爵の部屋を去るビリー。
ビリーを叱りつけるリチャード…ビリーはケイトが伯爵に襲われた事で腹を立てたと弁解します。

ダーバヴィルにビリーを逮捕し、ホテルに賠償金を請求するように指示する伯爵。
事情をプリシラに話し、伯爵への対応を一任してほしいと願い出るリチャード…プリシラは伯爵を非難しますが、波風は立てないようにと指示します。

ダーバヴィルを呼び、伯爵のした事をアメリカ人ジャーナリストにネタとして売る事を伝えるリチャード…それが困るのであればホテルから静かに退去するように交渉します。
伯爵の次の滞在先の手配をリチャードに依頼し、ホテルからの退去を受け入れるダーバヴィル。

プリシラの元へ向かい、事情を話しクラインへの許しを乞うエマ…許さないと告げたプリシラでしたが、リチャードと同意見だと言われ、仕方なくエマの願いを聞き入れるプリシラ。
釈放されホテルに戻るクライン…リチャードは勝手な事をしたエマに腹を立てながらも、したたかさに感心します。
クラインにフランスの家族を保護する事を約束するリチャード。

厨房に戻ったクラインを拒否する料理長…リチャードに事態の収拾を任せられたエマは、嫌われ者だった料理長をクビにし、副料理長のロビーを料理長に昇格、クラインを副料理長へと据えるのでした。

チェックアウトする伯爵…ケイトは伯爵に慰謝料を付き返します…立腹した伯爵はリチャードに、イギリスが戦争になればホテルも瓦礫の山になると捨て台詞を告げ去って行くのでした。

ホテルに一時帰宅で戻ってくるフレディ、喜ぶエマ…フレディはエマに愛の告白をし、エマは喜んで受け入れるのでした。
フランスが降伏した事でイギリスが戦火に包まれて行く事を悲痛な面持ちで報道するジョー。

【つぶやき】
今回のお話のメインは、人騒がせな伯爵がホテルに来た事と、厨房で雇ったクラインがまさかの泥棒をしていた事です。
盗難事件でてんやわんやのホテル内、伯爵のわがまま話しはありがちですが、トビーが伯爵に銃を向けて、しかも引き金を引くって!…それ、かなりやばいでしょう!…ケイトはトビーの彼女なのかしら?
その辺を考慮すると、トビーの暴走も理解できないでもないけれど…若さ故の暴走が恐ろしすぎます。

そしてクラインの盗難事件…これもどうなのかな?
エマは必死でクラインを庇ってますが、もうちょっと他にあったのでは?!って思ってしまいます…。
時代は戦時下…皆の心も荒く乱れているのかもしれないですね…。

密かにダーバヴィルと仲良くなってゆくプリシラが気になったりもします。
ダーバヴィルは伯爵の付き人を辞めるって宣言したし…この先2人になにか進展があるのかな?

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