◆ スーパーナチュラル SUPERNATURAL  ◆
- シーズン1 - 2005年9月 アメリカ -

Season1 19:呪われた肖像画 Provenance

【要約】
ニューヨークで、古い肖像画を買たテレスカ夫妻が、何者かに首を切られ殺されます。
新聞で事件を知ったサムは、父が古くから追っていた事件だと気づき、兄ディーンと共に調査をはじめます。
テレスカ夫妻の家具はすでに、遺品オークション会場にあり、夫妻の持っていた家具の来歴より、肖像画が怪しい事に気付いた兄弟は、夜、会場に忍び込み肖像画を燃やしてしまいます。
ですが燃やしたはずの肖像画は蘇り…さらに肖像画の家族について調べる兄弟、絵が描かれた時と変化している事に気付き、オークション経営者の娘サラと共に、次の購入者エブリンの元に向かいますが、エブリンは既に死亡…。
肖像画にあった霊廟の絵から父の遺体を探し出し、清めて燃やす3人。
その後、サムとサラが用心の為に再度絵画を確認しますが、そこには描かれていたはずの剃刀と養女の姿がなく…サムとサラに襲い掛かる真犯人である養女の悪霊…。
2人の危険を知ったディーンは再び霊廟に向かい、急ぎ養女の髪で作られたアンティークドールを燃やします。
養女の悪霊は消え、改めて燃やされる肖像画、事件は解決を迎えるのでした。

【詳細】
ニューヨーク、古い家族の肖像画を買って来て、キッチンに飾るテレスカ夫妻。
その夜、夫妻は寝室で何者かに首を切られ殺されてしまいます。

バーで新聞を読んでいたサムは、テレスカ夫妻の密室殺人事件を見つけます。
それは父が古くから追っていた事件でもあった為、兄ディーンと共に事件について調べる事に。

翌日、テレスカ夫妻の家を調べるサム、家には特に異常はなく、家具一式はすでに遺品オークションへと移動されています。
家具の中になにか呪われた物があるのかもしれないと予想した兄弟は、オークション会場であるダニエル・ブレーク・オークション・ハウスに入り込みます。
すぐに社長にブレークに見つかり、追い出されてしまう兄弟、ですが会場でブレークの娘サラと知り合ったサムは、サラを食事に誘い、テレスカ夫妻の家具一式の来歴を入手します。

宿で来歴を調べた兄弟は、絵画マーチャント家の肖像の来歴に、父が調べた事件と同年代の動きを見つけ、この絵画が事件の元凶だと気づきます。
オークション会場に忍び込み、肖像画を額から切り取り、絵を焼く兄弟…ですが、残された額に肖像画が何事もなかったように復元され始めます。

翌朝、財布をオークション会場に落とした事に気付くディーン、兄弟は慌ててオークション会場に向かいます。
ディーンが財布を探す中、サラに挨拶をするサム、すると焼いたはずの肖像画が再び移動されている事に気付きます。

慌てたサムはディーンに報告、呪いが根深い事に気付いた兄弟は肖像画の人物について調べる事に。
肖像画に描かれている父である男は理髪店を経営、子供は男兄弟のみで、女の子を養子としてもらっています。
暴力的な性格の男は、別れたがった妻と子供達の首をナイフで切り惨殺後、自らも自殺、その後は親族が彼らの遺骨を焼き墓に埋葬した事が分かります。
当時の肖像画を見せてもらう兄弟、ですがその肖像画では父の顔が正面に向いており、現在の物と違う事に気付きます。

再度、絵画を確認しようとサラに電話をするサム、ですが肖像画は売られたと聞き驚きます。
慌てて購入先エブリンの元へ向かう兄弟、サラも気になり駆け付けます。
エブリン宅に入り、リビングに座るエブリンに声を掛けるサラ…すでにエブリンは喉を掻き切られ死亡しているのでした…。

サラと共に肖像画を改めて調べる兄弟、よく見ると肖像画にはマーチャント家の霊廟が描かれており、何か手がかりがあるのではと霊廟を探します。
墓地にあった霊廟の中を確認する3人、そこには人数分の骨壺がなければならないのに、父の骨壺が見当たりません。
役所で惨殺した父を墓に入れたくない親族の意向で、父は共同墓地へ埋葬された事実を知るディーン。
共同墓地へ行き、父の遺体を掘り起こし、清め燃やします。

用心の為エブリンの家にある肖像画を燃やしに向かうディーン達、家に入り肖像画を確認するサムとサラ、ですが、そこには描かれていたはずの剃刀と養女の姿がなく…
真犯人が父ではなく養女だと気づくサム、養女の悪霊が剃刀を手にサムとサラに襲い掛かります。
外で待つディーンは、サムからの電話で養女が真犯人で、墓にあったアンティーク人形の髪の毛が養女のものであるかもしれないと聞かされます。
急ぎ霊廟に向かい、人形を取り出し燃やすディーン…同時にサムとサラを襲う養女の悪霊は消え去り、2人は危機から脱するのでした。

翌朝、改めて絵画は燃やされ、事件は解決を迎えます。
新たに旅立とうとする兄弟…サムは、一緒に危機を乗り切ったサラに心を開き、また会う事を約束するのでした…。

【つぶやき】
肖像画のお父さんが、一人だけ右を向いてたのがずっと気になっていたのですが、なるほど、描かれた当初は真直ぐ前を向いていたお父さんだったのが、養女が剃刀を持ち出し悪事を働くので、それを教えるために右を向いたって訳だったんですね~。
悪魔の理髪師スウィーニー・トッドを思わせるストーリー、でも犯人は養女…どっちにしても恐ろしいです(^_^;;;

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