◆ Vikings  ◆ 2013年3月 カナダ・アイルランド

Season1 9:決裂 All Change

ホリック王の依頼でスウェーデン、イェータランドにあるボルグの領土へ土地返還の交渉に向かうラグナル・ロズブローク達。
ボルグはラグナルの名前を聞き歓迎はしてくれるものの、土地返還に関しては、開口一番に自分の土地なので返還はしないと告げるのでした。

ホリック王はボルグより土地を買い取ろうとしていますが、ボルグは土地には鉱石の資源があり、土地を貸すか、鉱石だけを分けるのはどうかと話します。
ラグナルはフロキにその条件をホリック王に伝えに向かわせ、フロキを待つ数日間はボルグの勧めにより、ユグドラシルと呼ばれる立派なトネリコの神木を観に出かける事に…兄ロロは人質としてボルグの元へ置いて行くのでした。

カテガット、ラグナルの妻ラゲルサは預言者の元へ不吉な夢を見たと相談に訪れます。
預言者は、異界より危険な物がラゲルサの大切な物を奪いに来ると話し、さらにラグナルにも危険が迫っていると伝えます。

イェータランド、ボルグはロロに、過去、自らの弟に裏切られ毒を盛られて妻を殺された話をし、ラグナルとの兄弟仲を探ります。

ボルグの仲間にトネリコの木の近くまで案内され、キャンプを張るラグナル達。
食事の魚を釣りに出かけた仲間が、偶然川で水浴びをする女性を覗き見してしまい、女性に謝るも、女性は彼らのリーダーであるラグナル自身が誤りにくるべきだと告げます。
それを聞いたラグナルは、その生意気な女性をキャンプに招こうと話し、条件として服を着ても裸でも駄目、空腹でも満腹でも駄目、集団でも1人でも駄目だと謎かけを交えて伝えさせます。

ラグナルの条件どおり、漁網の服にリンゴをかじり、犬を連れた美しい女性がラグナルのキャンプへ訪れます。
ラグナルは無礼をした事を謝罪し、アスラウグと名乗るその女性を食事に招き入れ、一緒にトネリコを観に行こうと誘うのでした。

カテガット、ラゲルサの元で働くシギーが、熱病で倒れてしまいます。
シギーより熱病に感染し、次々と倒れて行く村人達…ラゲルサはアセルスタン達と共に看病に追われます。

イェータランド、森でひときわ大きなトネリコの木を見て感動するラグナル達。
ラグナルとアスラウグが親密になって行く姿を、不満気に見守るラグナルの息子ビヨルン。
アスラウグは自身は王女であるとラグナルに正体を明かし、さらに親密になり愛し合う2人…見かねたビヨルンはラグナルにアスラウグに構わない事を約束させます。

デンマークのホリック王の元へフロキが交渉内容を伝えに到着します。
ですがホリック王はラグナルが良い判断をしてくれると述べ、交渉に応じようとしません。

カテガット、アセルスタンと娘ギーダまでが熱病に倒れ、疲労するラゲルサ…。
シギーは一命を取り止めるも、娘シアリは病に勝てず、シギーは娘の亡骸を抱きしめ悲しみます。
熱病は村に蔓延し、次々と死体の山が築かれてゆくのでした…。

ラゲルサは熱病の沈静化を願い神に家畜の生贄をささげ祈ります。
祈りの甲斐あって、徐々に熱病は終息を迎え、アセルスタンは意識を取り戻しますが、ギーダは帰らぬ人となってしまうのでした。

イェータランド、ビヨルンとの約束もありアスラウグを避けるラグナルでしたが、アスラウグはラグナルに男の子を身ごもったと予言します。
ホリック王の元からボルグの屋敷にフロキが戻り、ボルグと共に会食をするラグナル達。
ボルグに譲歩はしないとホリック王の返事を伝えるフロキ…ボルグは明日にでもここを立ち去るか、または残るかを選べとラグナルに告げるのでした。

カテガット、深い悲しみの中ギーダの火葬を行うラゲルサ…。

イェータランド、ホリック王のトラブルに巻き込まれ眠れないラグナルは、オーディンと対話します。
ボルグはロロに、自分の元に来ないかと声を掛け、ラグナルに対抗意識を燃やすロロは、ボルグにつく事を決意するのでした…。

【つぶやき】
ラグナルがイェータランドでアスラウグと浮気をしたので、前回9年に1度の生贄の儀式を行ったのにかかわらず、カテガットで熱病が蔓延して娘ギーダが亡くなってしまいます。
と、言いたいところですが(笑)
そんな訳ではないとは思いますが、ラグナルが不在の間、大変な思いをするラゲルサです。
たぶん多くの子供を望んだラグナルの元に、豊穣の女神の計らいでアスラウグが現れたって感じなのかな?
でもギータが亡くなったのはショックだったなぁ。。。

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