◆ Vikings  ◆ 2013年3月 カナダ・アイルランド

Season1 7:約束と裏切り A King’s Ransom

イングランドのノーサンブリア王国、遠征に来たラグナル達はタイン川を上っています。
ノーサンブリア王国のエラ王は弟エゼルウルフを呼び寄せ、ラグナル達の襲撃に備え軍隊を任すのでした。

岸に降り立ち、陣を構え、ノーサンブリア兵の襲来に備えるラグナル達、エゼルウルフ軍はラグナル達の近くに陣を張り、偵察し様子を伺います。
夜になり、エゼルウルフ軍の野営地を見つけ出し、夜襲を仕掛けるラグナル達、突然の襲撃で不意を突かれたエゼルウルフ軍は壊滅、エゼルウルフはラグナルに捕らえられてしまいます。

エゼルウルフ軍が敗退した知らせを受けたエラ王は怒り、城内はラグナル達の対処について様々の意見が出て混乱します。
翌朝、ノーサンブリア城の門前にエゼルウルフを連れたラグナル達が現れます。
エラ王はエゼルウルフが生きている事を知り、城に招待するとラグナルに告げるのでした。

ラグナル達はエゼルウルフを自陣に残し、ノーサンブリア城を訪れます。
エラ王は、妻エアルウィス、息子エグバートを紹介し、ラグナル達を迎え入れ、会食の席を設けます。
ラグナルにエゼルウルフを返し国から撤退する条件を聞き出すエラ王、ラグナルは金と銀を2000ポンド要求し、あまりの額に驚くエラ王…。
エラ王はラグナル達の交渉を信用する代わりに、誰か一人がキリスト教の洗礼を受ける事を提案します。
それを聞き、ラグナルの兄ロロが名乗りをあげるのでした。

スカンディナビア、カテガットではラグナルの妻ラゲルサがラグナル達が不在の間、民の相談事を受け村を守っています。
前首長ハラルドソンの妻シギーがラゲルサの元を訪れ、ラゲルサの側で仕えたいと希望します。
突然の申し出に驚きながらも、シギーの事を受け入れるラゲルサなのでした。

ノーサンブリア王国、キリストの洗礼を受けるロロ、ロルフとキリスト名を与えられます。
洗礼後、エラ王は金銀の支払いを彼らの陣で待つように伝えるのでした。

自陣でエラ王からの金銀を待つラグナル達、北欧の神への信心深いフロキは、キリストの洗礼を受けたロロに不満をぶつけます。
エラ王の使いが荷物を荷馬車に乗せラグナル達の元にやってきます。
数名に荷の確認をさせますが、中身は空…約束は違われたのでした…すぐに騎馬兵団がラグナル達を襲いに現れ、応戦準備に入るラグナル達。
騎馬兵団を撃退したラグナルは、捕虜であったエゼルウルフを殺し、遺体を馬に引かせエラ王の元へ送るのでした。

その頃カテガットでは、突然ラゲルサが待望の赤ちゃんを流産してしまい悲しみに暮れる事になります。

再びノーサンブリアの城へ現れたラグナル達、弟を殺されたエラ王は、金銀をラグナル達に渡し撤退を要求します。
ラグナル達は船に金銀を積み、川を下りスカンディナビアへと戻るのでした。
川岸からラグナル達を見届けるエラ王は、ラグナルと戦い復讐することを神に誓うのでした。

【つぶやき】
カテガットの首長になったラグナルは、さらに増兵しイングランドの遠征へと向かいます。
エラ王の提案に従いキリストの洗礼を受けるロロ…熱心な北欧の神への信者であるフロキが、ロロにすごい嫌悪感を抱きます。
日本って宗教に関しては自由なので、絶対仏教じゃなきゃ駄目!なんて感覚がないので、フロキが嫌がった気持ちにあまりピンと来ないのですが、きっと宗教を大事にしている国ではこんな感じなんでしょうね。
だから宗教がきっかけで戦争が起こってしまう訳で…このドラマは宗教観についても深く描いてるようなので、そのあたりも興味深く見る事ができますね。

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