ゲーム・オブ・スローンズ Game of Thrones
バラシオン家 紋章：黒い牡鹿 標語：氏神は復讐の女神 領地：ストームランド 王室領
■ロバート・バラシオン 演：マーク・アディ
気は良く明るいが、大酒飲みで女好きの根っからの武人気質。エダード・スタークと共に狂王エイリスとターガリエン家を滅ぼし、その後七王国の統治する王となる。
旧友エダード・スタークを〈王の手〉として迎えるが、狩りの途中で酒に酔い猪に襲われ死亡する。
■サーセイ・バラシオン ⇒ （旧姓：サーセイ・ラニスター）
■ジョフリー・バラシオン 演：ジャック・グリーソン
ロバートの長男。金髪で美しい顔立ち。冷血でわがまま、残酷さを好む性格。母サーセイと伯父ジェミニーの不義の子である。
北部の王エダード・スタークの娘サンサと婚約。父であるロバート王が亡くなった後、母サーセイにより王位に就く。
母サーセイと伯父ジェミニーの不義の子であるとの噂を耳にし、キングズランディングに居る亡き父ロバートの落とし子を皆殺しする。
スタニス・バラシオンからの襲撃を救ったタイレル家の娘マージェリーと婚約するが、オレナ・タイレルとピーター・ベイリッシュの策略により結婚式の鳩のパイに毒を盛られ死んでしまう。
■ミアセラ・バラシオン 演：エイミー・リチャードソン（S1, S2）ネル・タイガー・フリー（S5）
ロバートの長女。金髪で美しい顔立ち。性格は素直で優しい。母サーセイと伯父ジェミニーの不義の子。
〈王の手〉となった伯父ティリオンの判断により、ドーンのトリスタン・マーテルに嫁ぐ。
キングズランディングで行われたティリオンの決闘裁判で代理闘士を務めたオベリン・マーテルの死により、マーテル家との仲が険悪になり、サーセイの願いでジェーミーがキングズランディングに連れ戻そうとする。
大公ドーラン・マーテルの計らいにより、トリスタンと共にキングズランディングへ戻る事になるが、ラニスター家を憎むオベリンの愛人エラリア・サンドにより、毒殺されてしまう。
■トメン・バラシオン 演：ディーン＝チャールズ・チャップマン
ロバートの次男。金髪で美しく、兄と対照的に優しい。気が弱く人の言いなりになりやすい。
兄であるジョフリー王が亡くなった為、〈王の手〉祖父タイウィン・ラニスターにより王位につき、結婚後すぐに未亡人となったマージェリー・タイレルと結婚する。
タイウィンの死後、タイレル家の力をそごうとした母サーセイが、ハイ・スパロー〈雀聖下〉を総司祭として迎え入れた為、妻マージェリーが牢に捕らえられ、救出の為に奔走する。
続いて母サーセイまでもがハイ・スパローに捕らえられ、トメンはハイ・スパローに丸め込まれてしまう。
自力で牢から解放されたサーセイは、ハイ・スパローを排除する為に、ベイラー大聖堂に集まった際に、タイレル家もろとも、ワイルドファイア〈鬼火〉で爆発してしまい、その事により心を痛めたトメンは自室の窓より投身自殺をしてしまう。
■スタニス・バラシオン 演：スティーヴン・ディレイン
ロバートの弟。愛想なく真面目で堅い性格なので近寄りづらい人物。強固な意志で信念を貫く性格。
兄ロバート王が亡くなった後、息子ジョフリー王は不義の子であるとし、ロード・オブ・ライト〈光の王〉を崇める〈紅の女祭司〉メリサンドルを後ろ盾に自ら王に名乗りを上げる。
メリサンドルの魔術により弟レンリーを殺害し、兵を手に入れたスタニスは、キングズランディングを攻撃するが敗退。
ドラゴンストーン城に戻り再起を図ろうと、メリサンドルの魔術で邪魔者を死に向かわせ、ゴールデン・カンパニー〈黄金兵団〉の傭兵を雇い、北部を味方につけるべく動くが、北の天候の悪さに邪魔をされ、ボルトン家に大敗を喫す。
敗北し逃げ込んだ森で、女騎士ブライエニー・タースに出会い、レンリーの仇として処刑される。
■セリース・バラシオン 演：タラ・フィッツジェラルド
スタニスの妻。ロード・オブ・ライト〈光の王〉を崇める。
夫スタニス以上にロード・オブ・ライト〈光の王〉を崇め、〈紅の女祭司〉メリサンドルに傾向してゆく。
〈光の王〉を称えようとしない娘シリーンを疎み、スタニス軍の為にシリーンを〈光の王〉への生贄として、火あぶりにしてしまうが、母を呼ぶ声に正気を取り戻し、娘を殺した事を後悔し、自らも首を吊り自殺してしまう。
■シリーン・バラシオン 演：ケリー・イングラム
スタニスの娘。顔の半分にグレイスケール〈灰鱗病〉の病の跡が残っている。賢く心優しい少女。
父スタニスの騎士ダヴォス・シーワースを慕い、本を読むために文字を教える。
〈黒の城〉で知り合った野人の娘ジリにも、文字を教え仲良くするが、母セリースに注意を受ける。
落ち込む父に、何でもすると話し慰めますが、〈光の王〉への生贄として火あぶりにされてしまう。
■レンリー・バラシオン 演：ゲシン・アンソニー
ロバートとスタニスの弟。長兄であるロバート王に似て愛想よく優しい性格の為、人に愛されるが、男色家で血が苦手、剣術には及び腰である。
キングズランディングで城の高官達と共にロバート王を支えていたが、ロバート王が亡くなりラニスター家の力が増すのを感じると、早々にキングズランディングより逃亡。
巨額の資産を持つタイレル家を後ろ盾に、自ら王になると名乗りを上げるが、兄スタニスに仕える〈紅の女祭司〉メリサンドルに呪い殺されてしまう。
■ジェンドリー 演：ジョー・デンプシー
武具職人の見習い。ロバートの落とし子。真面目で誠実な青年。本人は父親がロバートである事を知らない。
親方にナイツ・ウォッチに売られ、キングズランディングから黒の城へ向かうが、道中ジョフリー王が差し向けた兵士達に囚われ、ハレンの巨城に連れて行かれる。
アリア・スタークと共にハレンの巨城を脱出するが、ブラザーフッドに捕まり、〈紅の女祭司〉メリサンドルに売り飛ばされる。スタニスの元で、ロバートの落とし子だとして、呪いの道具にされ殺されかけるが、ダヴォスにより逃がされる。
キングズランディングの下町で潜伏中に、ダヴォス・シーワースに呼び出され、ジョン達と共に死体兵の生け捕りに参加する。
バラシオン家の関係者
■ダヴォス・シーワース〈玉葱の騎士〉 演：リアム・カニンガム
スタニス・バラシオンに仕える騎士。真面目で雄弁、心優しい。密輸業者だったがスタニスと家族の命を救い騎士となる。
スタニスと共に王座奪還の為、キングズランディングに攻め込むも、ワイルドファイア〈鬼火〉に襲われ敗退する。
スタニスの再起を掛け、ゴールデン・カンパニー〈黄金兵団〉から兵を雇い北部制圧に乗り出すが、ボルトン家に大敗し、スタニスを失ってしまう。
その後、〈黒の城〉で知り合ったジョンの命を助け、ジョンと共に北部に行き、ラニスター家と戦う道を選ぶ。
デナーリス・ターガリエンの呼び出しを受けたジョンと共にドラゴンストーンへ、ジョンの参謀としてホワイト・ウォーカー撃退に向けて尽力する。
■メリサンドル 演：カリス・ファン・ハウテン
ロード・オブ・ライト〈光の王〉を崇めるル=ロールの女祭司。赤の衣装で身を包む〈紅の女祭司〉と呼ばれている。
〈光の王〉の力を元にスタニス・バラシオンの後ろ盾となり、スタニスの弟レンリーを呪い殺し、キングズランディングに攻め込む為の兵士をスタニスに与えるが敗北してしまう。
スタニスの再起を図り、ロバートの落とし子ジェンドリーを使い、ロブ・スターク、ジョフリー・バラシオン、ベイロン・グレイジョイを呪い、死に追いやり、その後、北部制圧にスタニスと共に向うが、スタニスの娘シリーンを火あぶりにした事により、スタニスから怒りを買い〈黒の城〉へ身を寄せる事になる。
〈黒の城〉で仲間に殺されたジョン・スノウの命を助けてほしいとダヴォスに頼まれ、ジョンを蘇生し、ジョンを約束の王子だと感じたメリサンドルは仕える事を望むが、シリーンを殺した罪で追放されてしまう。
デナーリス・ターガリエンの元を訪れ、ジョン・スノウに会う事を助言、助言後はジョン達に会わずに、自らの拠点でもあるエッソス大陸へと旅出つ。
■ブライエニー・タース （タースのブライエニー） 演：グェンドリン・クリスティー
女騎士。恵まれた体格と力があり男性をも凌ぐ強さを持っている。騎士らしくまっすぐな心を持ち主と決めた者に誠実である。
レンリーのキングズガードになるが、メリサンドルの呪いでレンリーが殺された際に側に居た為、暗殺を疑われ、キャトリン・スタークと共に逃げる。
キャトリンの騎士となったブライエニーは、ジェイミー・ラニスターをキングズランディングに届ける事になり、ジェイミーとは長い旅の中、敵ながらもお互いを知り、絆を築く。
キングズランディングに到着後は、サンサとアリアを探す旅に出る。アリアを見つけるも、サンダーに阻まれ逃がしてしまうが、ボルトン家から逃げて来たサンサを保護する。その後、北部を取り戻す為にサンサの指示に従い奔走する事となる。
サーセイ・ラニスターからの呼び出しを受けたサンサの代理としてキングズランディングに向かい、そこで死体兵の生け捕りにしサーセイに停戦交渉に来たジョン達と合流する。
■べリック・ドンダリオン 演：リチャード・ドーマー
ブラザーフッド〈旗印なき兄弟団〉のリーダー。ロード・オブ・ライト〈光の王〉を崇める。
サンダー・クレゲインとの決闘裁判で死ぬがミアのソロスに生き返させられる。サンダーが勝った為に、サンダーを解放する。
その後、仲間が規則を破り、村を襲った為、処刑しようとしていたところ、サンダー・グレゲインと再会し、サンダーをブラザーフッドへ勧誘する。
〈光の王〉の導きに従い北上中に、イーストウォッチ〈東の物見城〉でトアマンド達に拘束されるが、イーストウォッチに現れたジョン達の死体兵の生け捕り作戦に参加する。
■ミアのソロス 演：ポール・ケイ
ブラザーフッド〈旗印なき兄弟団〉。ロード・オブ・ライト〈光の王〉を崇める。過去に幾度もべリック・ドンダリオンを魔術で生き返らせた事がある。
森でアリア・スタークを保護。サンダー・クレゲインとの決闘裁判で死んだべリック・ドンダリオンを魔術で生き返らせる。
〈光の王〉の導きに従い北上中に、イーストウォッチ〈東の物見城〉でトアマンド達に拘束されるが、イーストウォッチに現れたジョン達の死体兵の生け捕り作戦に参加するが、ホワイト・ウォーカーに操られた死熊に襲われ死亡する。
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