◆ Game Of Thrones ◆ 2014年4月 アメリカ

Season4 10:世継ぎたち The Children

壁の北側、カースル・ブラック〈黒の城〉から〈壁の向こうの王〉マンス・レイダーを暗殺する為に、野人軍へ単独で訪れるナイツ・ウォッチ〈冥夜の守人〉のジョン・スノウ。
マンスは、北の脅威より避難する為に南下しているので、壁の道さえ使わせれば、〈黒の城〉は襲わないとジョンに話します。
野人達を南に入れる事が許可できないジョンは、野人軍の要であるマンスを殺してしまおうと刃に手をかけますが、その時、外で何者かの騎馬軍団が野人軍を襲い始めます。

野人軍を襲っているのが何者なのかが理解できないまま、騎馬軍団に囲まれてしまうジョンとマンス…。
馬を降り、ジョン達の前に姿を現したのは、スタニス・バラシオンと騎士ダヴォス・シーワースなのでした。

キングズランディング、ジョフリー王殺しの罪を問うティリオン・ラニスターの決闘裁判で、ティリオンの代理闘士オベリン・マーテルによって深手を負った摂政太后サーセイの代理闘士グレガー・クレゲイン。
猛毒〈死神の頭〉で瀕死状態のグレガー、グランド・メイスター〈上級学匠〉のパイセルは手の施しようがないと匙を投げますが、元メイスターのクァイバーンは独自の手法でグレガーを助けられるかもしれないとサーセイに話します。
サーセイは、自然に反した違法の療法だとパイセルが止めるのも聞かず、クァイバーンにグレガーの治療を許可します。

〈王の手〉である父タイウィン・ラニスターに自分はロラス・タイレルとは結婚しないと主張するサーセイ、さらに息子トメンはロバート・バラシオンの子ではなく、弟ジェイミー・ラニスターとの子である事を明かし、トメンを自分から取り上げ、タイウィンの好きにする気なら、トメンを殺してでも抵抗すると言い張るのでした。

エッソス大陸、ミーリーン、城に入り統治を始めるデナーリス・ターガリエン。
奴隷として解放されたたのに年寄の奴隷は親方の元に戻りたがり、デナーリスのドラゴンは放牧の世話をする子供を焼き殺してしまうなど、解決しがたい問題が多く頭をなやますデナーリス。
デナーリスは、レイガル、ヴィセーリオンの2頭のドラゴンをこれ以上勝手に動きまわらないように泣く泣く地下墓地に鎖で繋いでしまいます。

〈黒の城〉、野人軍の襲撃で亡くなった仲間の火葬を行うナイツ・ウォッチ達。
捕虜になっているジャイアンツベイン〈巨人殺し〉のトアマンドは、ジョンにイグリットがずっとジョンの事を愛していたと伝えます。
一人、壁の北側でイグリットの火葬を行い、そっと悲しみにくれるジョンなのでした…。

壁の北側、〈三つ目の鴉〉を探すブランドン・スターク達、吹雪の中、道を進み、なんとか〈三つ目の鴉〉が居るウィアウッド〈神木〉に辿り着きます。
しかし、輝くウィアウッドを見つめるブランドン達にホワイト・ウォーカーに操られた骸骨兵士達が襲いかかります。
ブランドンはホーダーに魂を乗せ骸骨兵士達と戦いますが、ジョジェン・リードは姉のミーラが必死で守るも、骸骨兵士に殺されてしまいます。

さらに魂の抜けているブランドンに襲い掛かる骸骨兵士達、危機一髪のその時、ウィアウッドから一人の少女が現れて骸骨兵士達に火の玉を投げつけ蹴散らします。
少女はブランドン達に、ウィアウッドの根本に逃げ込むように指示し、ミーラは泣く泣く弟ジョジェンの遺体を残しウィアウッドへ…ジョジェンの遺体を骸骨兵士が連れ去ろうとしますが、少女が放った火の玉によって焼かれ阻止されます。

自らを〈森の子ら〉と名乗る少女は、ウィアウッドの根が張り巡らされた〈三つ目の鴉〉が待つ洞穴の奥へブランドン達を案内します。
ウィアウッドの根に絡り共存する〈三つ目の鴉〉である老人はここでずっとブランドンが来るのを待っていたのでした。

アリンの谷間、アイリー〈高巣城〉に向かうブライエニーとポドリック、小高い丘で野宿から目覚めた朝、馬が無い事に気付きます。
仕方なく馬を探しながら歩いて先へ進む2人、すると向こうの丘の上で剣の練習をする少女、アリア・スタークの姿が…
女騎士であるブライエニーに興味を持ったアリアは、ブライエニーと親しみを込めた会話を始めますが、アリアの様子を伺いにきたサンダー・グレゲインの存在にポドリックが気付きます。

サンダーと一緒だった事で少女がアリアだと気づくブライエニー。
ブライエニーはアリアに母キャトリンに命令され、アリアを故郷へ戻す為に助けに来たと伝えますが、キャトリンは死んだと言ってブライエニーの事を信用しないアリア。
サンダーはブライエニーがラニスターの鎧を着ていた為に、自分の首を取りに来たのだと思います。

思わず逃げ出すアリア、追いかけようとするブライエニーにサンダーが切りかかります。
もみ合いになる2人、崖からサンダーを突き落としなんとかサンダーを退けたブライエニーでしたが、アリアの姿はすでになく、アリアを探しポドリックと共に立ち去るブライエニー。

2人が去った後、サンダーの様子を伺いに戻るアリア、瀕死のサンダーはアリアに自らにとどめを刺すように指示します。
ですがアリアはしばらく考え込んだ後、サンダーにとどめを刺す事はせず、一人、道の先へ行くのでした…。

キングズランディング、決闘裁判に負け、死刑が決まったティリオン…深夜、牢獄の扉が開き、兄ジェイミーが現れます。
ジェイミーは自由都市へ行く船を諜報長ヴァリスが用意したので、それに乗りここから逃げろと指示します。
ジェイミーを抱きしめ深い感謝の気持ちを伝えるティリオン…。

牢獄から出たティリオンは、父タイウィンの事が気になり、抜け道を使い〈王の手〉の部屋へ…寝室に入るとそこにはタイウィンの姿はなく、元愛人であったシェイの姿が…。
ティリオンに気付いたシェイは、ナイフを持ちティリオンに襲い掛かります。
仕方なく涙ながらにシェイを絞め殺すティリオン…。
さらにティリオンは部屋にあったクロスボウ〈弩弓〉を持ち出し、タイウィンを探し出し、自分の息子に死刑を宣告した無情な父に対し矢を放つのでした…。

ティリオンを待ちわびていたヴァリスは、すぐにティリオンを木箱に隠し、船へ積み込みます。
事が終わり城へ戻ろうとしたヴァリスでしたが、直後、城で鳴り響く鐘の音に不穏な空気を感じ取り、自らも船に乗りキングズランディングを離れる事を決意します。

サンダーと別れたアリアは一人馬に乗り港へ…船を見つけ、北へ向かう事を願いますが、船は自由都市ブレーヴォスへ向かうと聞き、アリアはジャクェン・フ=ガーの言葉を思い出します。
「ヴァラー・モルグリス〈誰でも皆死ぬ〉」ジャクェンに貰ったコインを見せ船長に伝えると、すぐに船室を用意してくる事に…自由都市ブレーヴォスへ旅立つ事となったアリアなのでした…。

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